鹿児島県肝属郡錦江町の道の駅錦江にしきの里に居ます。
2022年〆の旅・九州一周5日目になります。
ここは目の前の道を挟んで海が広がり、遠くに桜島が見える絶景の道の駅です。
今朝の朝食は昨日半額で買っておいたサンドイッチマンです、半額でないと買いません←キッパリ
どっちが伊達さんで、どっちが宮澤さんか分かりませんが、今回の旅では初のパンの朝ご飯です…、メデタ、シメデタシ
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ワタクシ、油断しておりました・・・
こんなに近い対岸に渡るフェリーなんて、何便も走ってるだろうと気にもしていなかったのですが、今調べてみると・・・・・、1日4便しかない・・・・、しかも今9時すぎなので、あと2時間しないと次の便は出ないのである・・・
う~~ん…、どうすべ・・・、
当初案(赤矢印)で行くと最短コースではあるが2時間待たなければならず、フェリー代が高い・・・、桜島まで上って鹿児島に渡れば時間はかかるがフェリー代は安い、でもガソリン代がかかる・・・、う~む・・・・・・・・
ジッと待ってても時間がもったいないので、桜島経由で鹿児島に渡る事にしました。
天気も良くて絶好のドライブ日よりで、とっても気持ちが良いので気分が乗ってきました!
夏 夏 ナツ ナツ ココ 夏 ♫ イエイ! 愛 愛 アイ アイ 愛ランド♪♬ ・・・
季節外れの歌を口ずさみながら、桜島に向って進んで行きます。
途中にあった道の駅たるみずはまびらさんで一休みです。
ここはお店の建物の裏に海が広がって、リゾート気分が味わえる素敵な道の駅です。
ちゃんと桜島も見えます。
これが見えると見えないとでは、鹿児島では景色の値打ちが違うでしょう。
桜島なくして鹿児島県はない・・・、正に県のシンボルです。
店内には地元の特産品が沢山並んでいます。
こ~んな所で見慣れない物を見つけるのが楽しいのですよ・・・
ありました、左が「けせんだんご」で右が「ねったぽ」と書いてあります。
これは何でしょう・・・、餅のなんかと思うのですが、それ以上は不明です・・・、いや~、それで良いのですよ、分からなくても…、何かを見だけでだけで異国に来たって感じで、旅してる実感が湧いてくるのです・・・
ご当地銘菓だと思われる、かるかんさんです。薩摩っ子は子供の頃から慣れ親しんだお菓子なのでしょう。どの土地にも銘菓はありますが、故郷に帰った時に久しぶりに食べると懐かしい味なんですよね…、正に古里の味です。
敷地内には別棟の売り場もあって、生鮮品が売られています。
新鮮なお魚に特化したお店と、
黒豚に特化したお店が並んでいます。
道の駅と言うより、地元のスーパーのような品揃え豊富な道の駅です。
昨日、ここに泊れば良かったな~・・・
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桜島が目の前に見えて来ました。
近くで見ると火山灰が流れた跡なんかが見えて、すごい迫力です。
今にも噴火しそうで、その姿にちょっとビビってしまいそうな、すごい存在感です・・・
桜島に沿って溶岩道路を進んで行きます。
溶岩で繋がった陸地の上を走る道路なんですねー、それでも草木が生い茂っているので、言われないと分かりません。自然の力って本当に凄いですね~ ←水野です・・
タイヤが踏んでない所が白くなっているのが分かるでしょうか・・・、降り積もった灰と思われます。前を走っていた車が側道に入った途端に白煙を上げ始めてビックリしました。それくらい普段から灰が降り積もっているようです…。
止まってた車を見るとこんななってます・・・、昨日の夜一時雨が降ったので、そのせいでしょうか…。学生の頃バイクで来た時に雨が降っていて、マフラーがまっ白になっていて驚いたのを思い出してしまいました・・・、毎日これと付き合いながら生活しているんですね、ここの皆様は・・・、すごいです。
鹿児島行きのフェリー乗り場に到着です。
車を降りずに料金所みたいな所で乗船券を買えるので、とっても便利です。
料金も車1950円、大人1名200円と、とってもリーズナブルで、地域の人々の生活の足となってるのがよく分かります。
いよいよ乗船します。
フェリーが桟橋を離れて行きます・・・、さよなら桜島…、また来る日まで…です。
もう直ぐそこの対岸に、鹿児島市の街が見えます。
たった15分の船旅なのです。
今日の気温は20度くらいでしょうか、デッキに立ってても風が心地良くて、トレーナー1枚でも暑くて袖を引き上げています。雪で苦労されている地域があるかと思えば、未だにクーラーを入れて車を走らせてる地域がある・・・、いや~、日本って、本当に広いですね。←水野でお願いします…
海の上から見る桜島も雄大で、すごい存在感です。
煙を上げ続けている姿が如何にも火山を思わせて、こんな街の近くに活火山があって良いのかと心配になってきます。
火山と共存する薩摩の皆さん、尊敬です。
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鹿児島市に上陸します。
2年ぶり?の鹿児島市です。
市内のマックスバリュさんで飲料水を補給して食材を買い込み、
地図で見つけた鹿児島湾の人工島に行ってみます。
岸壁にカンビンを止めて、買って来たお昼ご飯をいただく事にします。
桜島を望むこ~んな素敵な緑地があって、沢山の人がお弁当を食べたり、スポーツをしたりしています。
人それぞれに休日を楽しんでいるようです。
市民にこんな憩いの場を提供する鹿児島市、凄いと思うのです。
こんな施設を造る為だけに人工島を造り、橋を架け、どれだけの費用がかかった事か・・・、羨ましい限りの素敵な場所です。
あまりに居心地がいいので、しばらくのんびりして行きます・・・
こんな素敵なロケーションで、トイレや水場も整備されているので、ここ、絶好の車中泊ポイントだと思いますよ。これから来られる方、オススメです。
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今回の旅、唯一の目的の知覧の特攻平和会館に向います。
1時間ほど走って到着です。
多くの若者が意図せず命を落として行った、悲しい場所です。
残念ながら、館内撮影禁止で展示されてる資料をお見せ出来ないのですが、特攻隊員から母への手紙、そして母から子への手紙が沢山展示されていて、お互いの身を案じながらも勇ましく、勇敢な言葉が記せられているのにジーンと来てしまいます。
その勇ましい言葉の裏側に、恐怖に怯え母を愛しむ若者の本当の姿が浮かぶのです。ほとんどが10代20代の若者で、17歳、18歳といった今なら高校生の子供も沢山います。皆、家族を思い、故郷を偲びながら、ここを飛び立って行ったのです。
特攻隊員達が出撃するまでの間寝泊まりしていた兵舎です。
ここで皆、日の丸に寄せ書きをしたり、手紙を書いたりしていたそうですが、夜中に声を殺してすすり泣く者も多くいたそうです。
出撃して行った仲間は二度とここに戻って来ません。
そんな環境下で暮らす毎日は、さぞ怖かったに違いありません。
すぐ隣にグラウンドがあって、野球少年達が大きな声を出して練習をしています…、平和な光景です・・・
彼らがこんな景色を想像できたでしょうか・・・・
あの時代とのギャップがより一層、悲しみを深くさせます・・・
子の帰りを待つ母の姿・・・
「お国のために死んでこい」誰がそんな馬鹿な言葉を作ったのでしょう。
「必ず生きて帰って来い」すべての母親は、そう言って我が子を送り出したはずです。
中高生が沢山訪れていて、真剣な目で資料や映像に見入っていました。
出来るだけ多くの若者に来てもらって、今を考えて欲しい場所です・・・
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車で10分程の所にある、道の駅川辺やすらぎの里です。
ここが今夜の寝床になります。
今夜のメニューは辛麺と味噌を合わせたラーメン鍋です。
旅に出てると、これでも立派な夕食になって、一杯やっていい気分です。
無くなったらまた麺と野菜を追加して、無限に食べられます。
無限食い…、最近ちょっと食べ過ぎかもしれませぬ・・・
今日は海を渡って薩摩半島の対岸まで進んで来ました。
そろそろ北上するべきか、はたまたも少し南下すべきか・・・
また明日考えましょう😁
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P.S ・・・・
昨日のブログで、これをUFOと思う方にバナークリックをお願いしたのですが、
何時もよりポイントが下がっとる・・・・・
否定されたって事ね・・・、いと悲し😭
↓どれかクリックしてもらえるとUFOが…、コホン… まだ未練タラタラ・・・