昨日のキャンプの帰り道・・・
あたかも真っ直ぐ帰ってテントを干したかのように思わせておいて、
自他共に認める卑しいワタクシは、実はこんな所に寄り道をしていたのです。
ここは久万高原町にある「まんなか」という小さな食堂。
それこそまん中に中華そばと書いてる通り、中華そばが売りのお店なのですが、その下に小さくうどんの文字も・・・
・・・って事は、うどんはイチオシではないのでしょうね。
実はこのお店・・、以前にも書いたのですが、数年前に訪れた時に食べた中華そばがすごく懐かしい味がして、まさしく昔ながらの中華そばの味に感動したのですよ。
その味を求めて昨年の10月初めにまた訪れたのですが、入口にこんな張り紙が・・・
十月末まで休業ですって・・・
実はここには以前にも何度も訪れていて、8月に来た時には、
「八月末まで休業させていただきます」と・・・
ならばと、9月になって再度来てみると、
「九月末まで休業させていただきます」と・・・
そして今回もまた伸びて10月末までってか・・・、こりゃあもうダメかも知れんと、諦めていたのです。
そんなこんなパンナコッタで、キャンプの帰り道・・・
ちょっくら覗いてみっかとお店に立ち寄ってみたら、
おお!・・、貞治・・・、やってるじゃん。
いそいそと中に入ってみると、おお!・・、ちゃんと営業している・・、客もいる・・、オヤジも生きてる・・・
いつのまにか復活してたのですよ、パチパチパチパチ…
さっそく空いてる席に座ってみると、
なぬ!・・、テーブルの上に何やら置いてあるではないですか・・・
よ~く見てみると、
う~~ん・・・、マンダム・・・、やっぱご主人の体調が思わしくないのでしょうか・・・
どうも今日は運が良かったようです。
そんな幻のようなお店のメニューはたったこれだけ・・
なぜ、「肉うどん」が出来て「かけうどん」が出来んのか・・・
ここはやっぱり、自身で大好評とアピールしている中華そば一択・・
せっかくなので大にしてみました。
ジッとガマンの子で待つこと10分。
🕰 🕰 🕰
ど、ど~~~ん~~・・、何年ぶりの再会でしょうか・・
大にすると麺は2玉になるようです。
チミに逢うために何度も何度も足を運んで来たんだよ。
どうです・・・、ナルトがあるのにカマボコも入ってるという、この拘り(たぶん)・・・
各具材の盛り付けのセンスが・・・、昔ながらを感じさせます。
スープを一口レンゲですくってズズッと啜れば、おお!・・、この味、この味・・、だったっかな? ←時が経ち過ぎて思い出せない
続いて麺を箸で掴んで持ち上げると・・・、うぬぬ・・、麺がほぐれてない・・、くっついて束になっている・・・
昔ながらを感じさせます。
チャーシュー、薄!!
これも、む・・、昔ながら・・・
玉子食ったら殻が入ってました・・・
究極の昔ながらあるあるです。
う~~ん、恐るべし・・、これぞまさしく昔ながらの中華そば。
細かい事は気にしない、この適当感がたまらんのですよ。
でも、決してバカにしてるんじゃありません。
ご主人が一生懸命作った中華そばを、割烹着を着た奥さんがニコニコと運んでくれるこのお店の、昭和な雰囲気と今時流行のこってりしたラーメンとは全く異なる、シンプルだけど何か懐かしい味わいの中華そばに、思わずほっとしてしまうのです。
昔は母ちゃんがイリコから出しを取って、よく作ってくれたもんですよ。
歳を取ると昔を懐かしんでいけません。
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