青森県北津軽郡鶴田町の道の駅つるたに居ます。
500円玉貯金でどこまで行けるのかの旅13日目です。
日が登ってきました。
車中泊の車が数台いたようですが、寂しい駐車場です。
簡単な朝食を食べて出発です。
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今日もいい天気になりました。
たぶんどの地域にもある、○○富士と命名されたと思われる山を正面に見ながら進んで行きます。
今日も絶景の海岸線を走ります。本当にきれいな海岸線です。
今まで日本海は、いつも荒れているもんだと思ってたのですが、まるで瀬戸内のような静かな海に驚きです。
途中の道の駅で休憩しながら竜飛岬を目指します。
岬というくらいなので、平坦な海岸線を走って行くのだろうと思ってたですが、何と峠越えです。
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結構急な上り坂を登り始め、
その角度は益々きつくなっていき、
ひいひいと、ローの時速20kmで何とか登っていくと、霧で真っ白になって、景色もなんにも見えない最悪のロケーションです。
しかし、これだけノロノロと走っていても、全く後続車が来ないのですよ、土曜日なのに。
お利口さんナビくん、この道あってますか?
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…
おお、下り坂です!
自慢じゃありませんが、下りはちょっと得意で速いですぞ。
でも、重くて止まらなくなってしまうので、やっぱいローでエンジンブレーキをきかせながら下っていきます。
乗用車の倍ほど時間をかけて、ひいこら進み、
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ふうー。何とか突飛岬の駐車場に到着です。
すでに、津軽海峡冬景色のメロディが轟いています。
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岬に行ってみると、大勢の人で賑わっています。
来る人来る人がボタンを押すので、ずっと石川さゆりが歌っています。
絶景の津軽海峡です。
海の向こうには北海道があります。 まってろよ北・海・道。
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中国軍とロシア軍の艦船がいないか監視します・・・・・
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食事をするところが、ここしかありません。
他の観光地のようにお土産屋さんや食堂が並んでるのかと思てたのですが、オンリーワンです。
しかも、夫婦2人でやってるので時間がかかると書いてます。
メニューも値段もないのでスルーです。...君子危うきに近寄らず。
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駐車場に戻ろうとすると、名物ばあさんが獲物に目を見つけたごとく、こちらをロックオンしています。
自分で名物と書いてます...
この後の展開はご想像のとおり...
突然、襲ってきました。
手の平に無理やりホタテの珍味を乗せられます。...いやよ、まだ手、洗ってないのに…
出川哲郎や千原ジュニアも食ったんだから死にゃあせん、食え!と、恫喝されます。
恐る恐る口に入れた途端、珍味が4つも入った袋を押し付けられます。…マイバック持ってるのですが...
・・・・・・と、言うのは盛り過ぎた話で、
愛嬌たっぷりで口達者な名物ばあちゃんです。
世間話して、くだらない話して、大いに笑わせていただきました。さすがスター!
ありがと、ばあちゃん。また来る...かも。
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駐車場のすみっこで、珍味をかじりながら、そうめん食って出発します。
来た時とは全く違う、平坦な海岸線の道を進みます。
集落を抜けて、
道路が広くなって行き、
青森市内に入れば、
ねぷた会館に到着です。
今回の無計画の旅で唯一計画していたのがねぷた祭の見学だったのですが、さすがにこのコロナの現状では、人だかりには入れません。
泣く泣く見物は断念することにしたのですが、本物のねぷたを一目見ようとやって来たのです。
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ホールから中に入って行きます。
いよいよねぷたとご対面です。
おお、所狭しとねぷたが並んでいます。
これだけのものを作り上げるのに、どれだけの時間と労力がかかっているのでしょうか。
すごい迫力です。
祭りにはその土地の人々の熱意と魂がこもっているのです。
これらが街を練り歩く姿を本当に見たかった。
この街の祭の熱気を感じたかった。
来年もう一度チャレンジしようと思うのでした。
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寝床へ向かう途中のスーパーで買い物し、
道の駅浅虫温泉に到着です。
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併設の360円の温泉に入って、夕食です。
昨日のの残り物とスーパーで買った、何と550円のお寿司で一杯やって就寝です。
青森県も満喫させていただきました。
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明日はいよいよ北海道に渡ります。
本日の出費
コンビニ 415円
ドラッグストア(目薬) 698円
ダイソー(雑貨) 660円
ほたての珍味 2,100円
ねぷた会館入館料 1,100円
スーパー 805円
合計 4,973円
500円玉貯金枯渇まであと 56,648円
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