四国再発見の旅

のんびり行こうぜ俺たちは…なのです

こうこく

 

 


愛媛県久万高原町の千本高原キャンプ場に居ます。

四国再発見の旅PART2、2日目です。

高原と言う名のとおり、昨夜は寒くてタオルケットにくるまって眠りました。日中との気温差が大きくなってきて、季節は秋へと移り変わっているようです。

周りの木々も、しばらくすると色づいてくるのでしょう、その頃にまたやって来ようと思います。

昨日寒さに耐えながら見張りをしていた焼き芋が枯れ木のようになっています。昨夜あれからずっと焚き火台の中に放置していたら、こんな哀れな姿になっていました。中の方を少しかじってみましたが、とても食べられた代物ではありません。お百姓さんごめんなさい…です。

今日はのんびりとしようと思うので、朝から火を起こしてジャコ天と昨日の残りの肉を焼きます。ジャコ天は安いのから高いのまで色々ありますが、焼いて直ぐ食べるととにかく旨いのですよ。酒の肴にもご飯のおかずにもなります。

アツアツのジャコ天に醤油をつけて、

ご飯オンザライスで、あらおいしい!どうです、この存在感、うな重ならぬジャコ重とでも名付けておきましょうか…。ところでご飯は今朝も昨夜も電気の炊飯器で炊きました。キャンプ場に来てまで炊飯器かい!と思われてる皆さん、ワタクシもそう思います。でもね、メスティンで炊くと後片付けが大変なのですよ…、真っ黒になるしコゲが付くとなかなか取れないし…、だから炊飯器なのですよ、失敗しないし・・・

平日の静かな朝のキャンプ場の様子です。皆さん失業者でしょうか(そんな訳はありません)、やっぱりこういう閑散としたキャンプ場が落ち着いていいですね。所狭しとテントが並んでいると息が詰まりそうになってきます。平日の特権…です。

ジャコ重の豪華朝食を食べ終えたら、周辺の散策に出かけみましょう、小高い丘の方に登って行きます。

丘から見下ろしてみると、周囲を山々が取り囲んでいるのが分かります。愛媛では珍しく冬には雪が積もる所なので、さぞ標高の高いところにあるのでしょう。

道で出会った老人が言うには、この方向に西日本最高峰の石鎚山が見えるのだそうです。どうれがそうなのか、今見えてるのかどうかも分かりませんが、適当に話を合わせてお年寄りを大事にしておいて別れます。

もう少し奥に歩いて行くとキレイに整備された一角に辿り着きました。

ブドウ狩りができる農園のようです。ビニールハウスの中には沢山のブドウがなっています。一つ一つ袋がかけられて、大事に育てられているのがよく分かります。こういうのって、凄く手間がかかるんでしょうね、感心してしまいます。

リンゴ狩りも出来るようです。こちらも袋掛けがされて大事に育てられているようですが、青森や長野で見たリンゴ畑と比べると全く規模が違います、当たり前ですが。この地域では標高の高い一部でしか栽培できないので、さぞや苦労されて作っておられるのだろうと頭が下がる思いです。

こんなすてきな林もあって、休日は家族連れでさぞ賑わっているのでしょう。孫でも出来たら一緒に来てみたいものです。

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丘を下りてキャンプ場に戻ってる途中に、こんな無残な姿の大根畑があります。引っこ抜いてそのまま放置されたのでしょうが、ヨレヨレになってしまってます。それなりの理由があるのでしょうが、何とかならんもんでしょうか。

その隣には新しい大根が無数に植えられています。また同じ運命を辿るのでしょうか、世界不思議発見です。

キャンプ場に戻って片付けをして、そろそろ出発準備です。静かでキレイなキャンプ場でした、また来たいものです。

キャンプ場から下界へと続く道を下って行き、

どこか懐かしげな山村の田んぼ道を通って下りて行きます。

管理事務所で600円のキャンプ場使用料を支払って、仮面ライダ1号の生まれ故郷の町ともこれでおさらばです。とうとうショッカーは現れませんでした。

山間の道を進んでいると樹木が少し紅葉し始めているのを見つけました。道路の左側ですよ、ちなみに右の赤いのは彼岸花です。

しばらく走って、道の駅小田の郷せせらぎに到着です。そろそろお昼なので、ここで何か食べましょう。

道の駅の建物の脇の、小洒落た通路を入って行くと、うどん屋さんがありました。ここでお昼を頂くことにします。

綺麗なお見せです。ここは、たらいうどんの専門店らしいので、ならばと大(500g)を注文です。

ジャ~~ん!!たらいうどんなり~!!! と、言っても、これを2人で食べたのでOKらしいので、つゆだけ追加して貰っていただきました。柔らかいうどんですがモチモチしてて美味しかったのです。〆て880円なり、いいのかしら・・・

余談ですが、つゆついでに、以前の職場につゆと言う名字の人がいたのですが、漢字にすると栗花落と書くのです。栗の花が梅雨時期に落ちるので、その当て字らしいのですが、漢字3文字で2文字の読みがなとは何とも粋ではないですか。

・・

お店の横には川が流れてこんな綺麗な景色が広がって、

こんな所でもうどんを食べることが出来るのです。

ここで食べたかった…後で気づいたのです。

内子町から大洲市に入ってお風呂でくつろぎ、

再び走って幾つものトンネルを抜けて行くと、

宇和海が見えてきます。

宇和海に沿って進むと宇和島市に入って、

道の駅きさいや広場に到着です。ここが今夜の寝床になります。

店内には農産品から魚介類まで、沢山の特産品が売られているのですが、

さすが県内有数のミカンの産地です、もうミカンがたくさん並んでいます。極早生と言う早く出荷する種類ですが、青々として、どうです酸っぱそうでしょう。見ているだけで唾が出てきそうです。

・・・・・

夕食はこの直ぐ裏にある、回転しない寿司やさんで一杯やるのです。回転しないとは、注文する度にレーンで運ばれて来るので、握りたてが食べられるって事なのです。ここなら飲んでもすぐ隣で寝る事が出来ます。

食べるのに夢中で、写真を撮ってないのに途中で気づいて慌てて取りました。地元の魚介中心で何れを食べてもとっても美味しくて、

ついついお酒も進んでしまいます。

どうですこのプリプリ感、鮮度の良さが一目で分かります。お魚の宝石箱や~~

出汁がとっても美味しいので、〆に赤だしと茶碗蒸しを2つも食べてしまいました。失業者がこんな贅沢をして良いのでしょうか・・・、ほとんど自覚がないと思われます。

食って飲んでいい気分でカンビンに戻りました。

レモンサワーをチビチビ飲みながらテレビを見ていると明日、明後日は雨のようです。う~む、どうしよ。明日はもう少し南に下がって魚介を仕入れ、キャンプ場で焼いて食おうと思ってたのですが雨ではなあ~・・・

明日は明日の風が吹く、のんびり行こうぜ俺たちは…です。

今夜は寝てまた明日考えましょう…、、、まだ7時ですが・・・

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こうこく




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