長野県上田市の道の駅上田道と川の駅にいます。
「500円玉貯金もお餞別なくなったので、退職金使っちゃいました」の旅14目、通算43日目です。
昨夜は冷蔵庫が気になって、よく眠れませんでした。
と、言うのもカンビンには備え付けのエンゲル冷蔵庫の他に、通販で買った車載用冷蔵庫を載せているのですが、
ちょくちょく電源が勝手に切れるようになってしまったのです。昨日の昼間からたまに見ると切れてたりしたので、夜も気にしていたらやっぱり切たりしてたのですよ。この夏に冷蔵庫は必需品なのでなんとかしなくてはなりません。
電源はこの壁から出てる12Vの常時電源からとってるのですが、どうもコイツの接触が悪いようです。また、そもそもソケットの挿入口が上向きであったものが剥がれて下向きになってるのにも原因があるのではないかと・・・
テープを剥がして引っこ抜いてみましょう。
エグイ色してます・・・が、こいつに問題は特になさそうです。
ん、なんじゃこれは・・・
プラグの側面に赤い棒が格納されていて、こいつの頭がソケットにつかえて深くささっていなかったようです。ところでコイツの役割は何なのでしょうか?よく分かりませんがこいつを引き出しておけば深くさせることが出来ます。
ちょっとやそっとでは抜けないように、コードと一緒にテープでグルグル巻きにしてやります。
100均一で買ってきたマジックテープをソケット側と壁に貼ってやって、
おお、すばらしい!ちゃんと上を向いた電源ソケットが復活しました。
たぶんこれで大丈夫でしょう…分かりませんが…
・・
コイツのせいで、すっかり朝飯が遅くなってしまいました。
昨夜のカツ煮の残りをハサミでちょん切って、数を増やして温めます。
玉子でとじて、
炊き立てご飯をよそってかければ、
残り物カツ丼の出来上がり。ああ、おいしい!
・・・
今日は松本城に向かいます。
松本城は3年前にカンビンを買ってすぐに訪れたのですが、ゴールデンウィークだったので天守閣に入るのに2時間待ちで諦め、しかも雨だったので周辺の観光もできず、ほとんど何もしないで帰ったという、涙なくして語れない過去があるのです。今日はそのリベンジに向かうのです。
松本市内に入ってきました。お城付近の景色も何となく覚えていて、前回と同じ駐車場にカンビンを停めます。
駐車場からお城に向かって歩いていると、こんな所でちっこいのが遊んでいます。そこ遊んでいいとこなのですか?…開放的でいいじゃあーりませんか。
お城が見えてきました。
前回と違ってお天気も良く、平日なのでゆっくりと鑑賞できそうです。
松本城の裏側になります。
天守閣が平地にあるうえにお堀が浅いので、攻めやすいような気がしますが、その分城下町がしっかりと城を守っていたという事なのでしょう。何とも美しいお姿です。
時計と反対廻りに進んでいます。個人的にはこの斜めのアングルが最もカッコイイと思います。何と凛々しいお姿なのでしょうか。
真横から見た姿もお美しいのです。
しかし天気が違うとこんなに見え方が違うものなのでしょうか。青空だと何故、平和で和やかな雰囲気に見えてしまうのでしょうか…不思議です。
・・
正面の入口までやってきました。
ここで入場券を買って、いざ入城です。
おお、素晴らしいの一言です。まるでこちらを睨みつけているような風格が漂っています。それにしても青空と青い芝生に映えて美しい…
なんてすごい建築技術なのでしょうか。クレーンもない時代によくこんな高層ビルディングを建てられたものです。当時の職人さんにとっては命がけの仕事だったのではないでしょうか。
いよいよ城内に入って行きます、リベンジにいざ出陣でござる。
私、立て直した城にはあまり興味がないのですが、現存十二城はとっても好きで、当時から残る柱や梁、そしてこんな黒ずんだ床などにを見ると、まるでタイムスリップしたような気分になってしまうのです。
城内には当時の鎧や、
火縄銃など、当時使われていまものがたくさん展示されているのですが、
やっぱり興味を持つのはこちらなのです。
どうですこの梁。今のような力学的な計算が出来ない時代に、梁の太さや位置、数などをどうやって職人さんは決めることができたのでしょう。
柱に至ってもその強さや場所は、経験と先人からの教えに基づいたものだったのでしょうか。
それにしても美しく、芸術と呼んで相応しいものではないかと思うのです。
歴史があるからこその美しさに感動してしまいます。
まるでその時代に自分がいるかのような気分になってきます。
これを建てた職人さん、そしてここで暮らしていた人々の様子を想像せずにはいられません…
当時の人々は、この城から城下をどう眺め、城下からはこの城をどう見上げていたのでしょうか。タイムスリップして見に行けないでしょうか…ドラえもん…
・・
お城を出て、松本のご城下を散策します。
お城の正面のオフィスビルの通りを進ます。歩道も広くて綺麗に整備されて気持ちよく歩くことができます。
川沿いに出るとこんな楽し気なお店が並ぶ通りがありました。
建物の色も統一されていて、落ち着きがあり洒落た通りです。
まるで昔の城下の街並みを思わせるような、歩いているだけで味わい深い商人街です。
お昼前になったので、やはりここに来たら信州そばを食べなくてはなりません。何件か覗いたのですがどこも満席だったので、比較的空いていたちょっとお高そうなお店に思い切って入ってみます。
お蕎麦屋さんとは思えない落ち着いたレストランの雰囲気の店内です。
通なざる蕎麦と、
鳥チャーシュウが乗った蕎麦に冷たいつゆをかけて食べる鳥蕎麦をいただきました。
そんなに肥えた舌は持っていませんが、これまでで単純においしいの感じた1番の蕎麦です。ひょっとして2番かもしれませんが、それくらい、うん、と唸る蕎麦の味でした。また、鳥チャーシューが予想を裏切る深い和風味で、蕎麦によく合うように仕組まれた一品です。いや~、本当にうまかった、満足、満足…です。
…
蕎麦屋さんを出た通りもこんな感じで、お城に合った趣のある雰囲気があります。
古い建物を残しつつ、皆さんがお城と共に生活をしているのだろうと感じることができます。
3年前のリベンジで訪れましたが、本当にまた来て良かったと思います。いい所です…
・・・
松本でかなりのんびりと時間を過ごしました。
寝床を探しつつ南下して行きます。どうも明日からは全国的に雨模様で、しかもしばらく続くようです。そろそろ帰路につかなくてはならないのでしょうか…
途中の道の駅に立ち寄って思い出したのですが、この道は今年5月に富士山にキャンプに行った帰りに通った道で、2~3kmおきに小さな道の駅が幾つもあるのです。
数はあるのですが、どれも小規模で駐車場狭く、静かに眠れそうにありません。
ちなみに薪がこんなに安く売られてました。
今回の旅で唯一の心残りはキャンプが出来なかった事なのですが、明日からずっと雨予報なので、もう出来そうにありません。でも薪がほしい・・・
そろそろ決めなければまた遅くなってしまうので、もう、次の道の駅に決めましょう。
道の駅日義木曽駒高原です。
駐車場が狭くてトラックの騒音が心配なのですが、トイレが綺麗なのでここで一夜を明かすことにします。
・・
テレビも全く映らないので、早々に夕食の開始です。
スーパーで買ってきたカツオのタタキでまず一杯です。つづいて久しぶりの日本酒で二杯目です。
チビチビやりながらメインディッシュの制作にかかります。
まず、マヨネーズで玉ネギとソーセイジを炒めます。
炒まったら、そこにエビとイカを投入してさらに炒めて、
大量野菜を放り込みます。
うまそうなシーフード野菜炒めが出来上がり、と見せかけておいて、
焼きそば2玉投入です。もうフライパンがパンパンで混ぜると具が飛び出します。
粉末ソースと中濃ソースで味付けしたら、シーフード焼きそばの出来上がりでごんす。
ここから焼酎に移行します…
テレビが映らないのでスマホのデザリングでティーバーのリアルタイム放送を見ながらダラダラ飲んでます。ギャル曽根が大食いやってますが、彼女はいつまでギャルを名乗るのでしょうか?…などと大きなお世話を酔っ払いがウダウダほざいてます…
明日からどこもずー---っと雨予報です。
とりあえず岐阜・愛知方面へ進んでいますが、明日どこで何するかはまた明日考えましょう。時間はたっぷりあるのですから・・・ それでは今日は閉店ガラガラ…です。
本日の出費
コンビニ(缶コーヒー) 210円
松本城駐車場代 300円
ガソリン代 5,100円
スーパー 2,103円
合計 7,713円
使っちゃった退職金合計、131,162円
↓クリックしてもらえると脱出計画が前進します。