四国再発見の旅

仁淀ブルーに感動なのですが…

こうこく

 

 


高知市内のコインパーキングにいます。

四国再発見の旅3日目です。

今日は朝から見事な青空が広がっていて、とても清々しい朝なのですが、

とってもマズイニュースを朝からやっています。かなりヤバい台風が日本列島を縦断しそうな進路予想です。くぼてんきさんの頭が20日の予報円と同じくらいの大きさなので、あっちに行ってくれれば良いのですが…

四国地方は土曜日から大雨・暴風の予想です。ヤバいついでに、くぼてんきさんの頭をリーゼントにしてみました、どうですヤバいでしょ。

今朝は食パンなのですが、昨日の夜は熱くて一晩中サーキュレーターを回していたら、ポータブルバッテリーの残量が1%になってしまいました。カンビンのインバーターでは1000Wのトースターは動かせないので、フライパンで焼いてみます。おお、なかなか焼けるではないですか。フライパン調理法がまた一つ増えてしまいました。

朝のひっそりとした繁華街を出発です。

路面電車が道路の真ん中を走るのは松山も同じなので特に違和感はないのですが、慣れてない方は結構戸惑うようで、

こんな黄色の矢印や、

赤のバッテンを見ると焦ってしまうようです。

ここなんて線路上を車が走っても良いのですよ。

何故ならこんな標識があるからです。ね、おもしろいでしょ。

・・

ガソリンスタンドで給油します。高知は四国の中でも一番高くて、うまく写っていませんがリッター176円です。北海道での最安値が149円だったので、その差27円、40ℓ入れると1000円以上差が出ることになります。ひろめ市場でハイボールが2.5杯飲める計算になるのです。

高いガソリンを入れたので省エネ運転で目的地に向います。今日の行き先は仁淀川上流の絶景ポイント「にこ淵」に仁淀ブルーを見に行きます。以前は清流といえば四万十川と言われていましたが、今は仁淀川の方が有名かもしれません。昨日の雨で濁ってんばければ良いのですが、とにかく行ってみましょう。

左手に仁淀川が見えてきました。この川沿いをどんどん上流に登って行きます。

途中の道の駅土佐和紙工芸村で休憩です。ここは以前車中泊をした事があるのですが、

すぐ前の仁淀川まで歩いて行くことが出来て、川沿いを散歩したり、川の水に触れてパシャパシャすることも出来るのです。静かな良いところです。

ピオーネもシャインマスカットも600円とかで売ってます。良いのでしょうか…、もちろん両方購入しました。

仁淀川を眺めながら、さらに上流に上って行きます。

だんだん川幅も狭くなってきて、川の様子も変わってきました。

道路脇にカンビンを止めて川を覗いてみます。

いかにも山から水が流れ出してきているという感じがして、ここから見ても川底がハッキリと透き通って見えます。

全く濁りのない、正に清流です。

・・

もうこれで良いのではと思いつつも、さらに上流へ進んで行きます。

脇道に入って、いよいよ絶景ポイントの「にこ淵」に近づいて行きます。

狭い道を進んで、

駐車場に到着です。さすが平日です、カンビンともう1台だけしか停まっていません。シメシメです。

ここから200mくらい歩いて行くようです。上り坂で疲れますが、その分感動も大きいはずです。

この下の谷に「にこ淵」があるようです。こんなに登ってるのにまた下りるのかと思いつつ、大汗かいて進んでいくと、

にこ淵の入り口にたどり着来ました…のは良いのですが、奥に見えるのは……ん!……ひょっとして車では・・・

何じゃい、車で来れたんかい!!全くもう…下に書いとけ! ブツブツ、ブツブツ…ブツブツブツブツ…

気を取り直して、協力金200円をちゃんと入れて、

坂を下っていきます。

途中から金属製の階段に変わるのですが、急なうえに濡れていて危険な階段です。

滑らないように慎重に下りて行きます。駐車場まではサンダルだったのですが、靴に履き替えて本当に本当に良かった。転ばぬ先のスニーカーです。

・・

おお、谷底が見えてきました。何やら綺麗な水たまりが見えます。

仁淀ブルーの絶景ポイント「にこ淵」に到達です。滝が流れ落ちて滝壺を作り、そこに溜まった水が太陽光に照らされて輝いています。

足場の悪い狭い所に入れ替わりに人が入って来て、写真を撮っています。平日なのに意外な人の多さです。

滝壺は水深が深いので光が届かず、水の緑色が濃いのでしょうか、神秘的な色です。全くワタクシの想像ですが、神がお造りになったのに違いありません。

光が届くところは綺麗に透き通った水色?に輝いています。ブルー…、グリーン…??何色と言えば良いのか分かりませんが、心静まる清く澄んだ水の色です。

ところで、観光地では誰もが綺麗な風景をカメラに納めたいと思っているので、周囲へ配慮することが大切なマナーです。譲り合って皆が満足して帰れるよう心掛けたいものです。

いい大人なのですから…

当たり前ですが帰りは登り坂です。女性や年配者には結構キツい坂なので、途中で休憩してる方もいらっしゃいました。あと一息です、頑張って登りましょう。

・・

駐車場に戻ってカンビンに乗っけてもらって、再び走ります。

かなりの山中に入って来てるので、とにかく山から出なくてはなりません。下界へ下りましょう。

トンネルが幾つも続く道路なのですが、中でもコイツは別格です。

寒風山トンネル、なんと全長5432mもあります。しかも工事中で片側通行になっています。

未来へワープしそうでワクワクします。昔は未来や過去にワープする映画やドラマがたくさんあって、ワクをムネムネさせながら見ていたものですが、そう言えば最近目にしないような・・・、現代人は現実主義で夢を抱かなくなったのではないでしょうか…

走って、走って、暗闇を走って、

やっと出口が見えました。トンネルを走るのは疲れるのです。

やっと下界まで下りてきたので、

遅いお昼ご飯にします。

・・

たぶん一週間のうち6回は麺を食ってるのではないでしょうか…しかもそのうち4~5回はうどん食ってるような気が……。サラリーマン時代もお昼はうどんが多かったのです。香川に限らず四国にはセルフのうどん店がそこら中にあるので、必然的にそうなるのかも分かりません。まあ、何よりも安いんですわな、これで二人で800円です。ちなみにワカメはタダで入れ放題です。

食後のアイスは格別です。

さあ、これから何処に向おうか。

松山の自宅へ帰ります。

今朝の台風情報を見てこりゃダメだと思いました。過去最強の台風がこちらに向ってきています。こんな時に車中泊なんかしてたらアンポンタンと呼ばれてしまいます。決して弱虫ではありません、立派な大人の判断なのです。

実は「にこ淵」を出てから帰路にについてたので、もうそこまで帰って来てます。

今回の旅は最初から何かうまく行きませんでした。出発早々奥様の大量忘れ物が発覚して緊急帰宅、続いてワタクシの財布忘れ事件でまたまた帰宅、四国カルストでは天の川どころか深い霧で足止めをくらい、微弱な電波でブログ更新出来ず、ひろめ市場では安兵衛餃子がお休みで、にこ淵では迷惑観光客でクリアショットが撮れず、最後は台風にトドメを刺さされ…

たぶん今回は行くなと言う事だったのでしょう。そう思います。

近所まで帰ってきました。もうすぐ自宅に到着です。

家に着くなりキャンプ道具を引っ張り出して天日干しです。霧で湿っていて、放っておくとカビが生えてしまいます。

なんちゃってオーニングも洗って干しました。また次の旅に備えます。

四国再発見の旅は一時中断になってしまったので、とりあえずPART1としておきましょう。台風をやりすごしてからPART2を考えます。

危険な台風が日本列島を縦断するようです。皆さんお気を付けください。

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こうこく




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