2024年の旅ブログ

何故か銀座にいます

こうこく

 

 


愛媛県八幡浜市の道の駅みなっとの朝です。

隣接する公園で6時半からラジオ体操が始まったのですが、それを待ちきれない老人達が5時くらいから一人二人と集まり始め、最初はペチャクチャくらいだったのが6時前にはもうワイワイガヤガヤに・・・、たぶん、この人達の6時は我々の10時くらいの感覚だと思われます。

ここ八幡浜は全国屈指のトロール船の出漁基地・・(過去の話です)

港町の朝は早いのです(特に年寄り)。

せっかく港に来てるので隣の市場を除いてみると、

おお!・・、屋政子・・・

朝から大勢の買い物客で賑わっています・・、子供まで・・・、無理矢理起こされて連れて来られたのでしょう、大人の都合です。

せっかくなので新鮮な魚で朝飯といきたいものなのです。

ヒラメ一枚390円、トビウオ1パック250円ってか・・、こりゃ安いわ、知らんけど。

好物の貝類もたくさんあるのです。

朝から岩牡蠣なんて最高です・・、しかも一個500円・・、朝早くから子供を起こして買い物に来るのが分かるような気がします。

市場から帰って、

炊きたてご飯でいただく、港町の市場飯はこれだー!

・・・・・

あのね・・・

そもそも車の中で魚なんか捌けんのですよ・・、焼くのも無理。

刺身や焼いたのがあるかと思ったのですが、丸ごと一匹売りばかりだったのよ・・、まあ、市場なのでそうなのでしょうが、せめて干物でもあれば良かったのですが・・・

ここ八幡浜は足掛け7年暮らした思い出の町なので、近くを散策してみることに・・・

道の駅から歩いて銀座にやって来ました・・・、なぬ!・・、

い、いや・・、こっちの銀座・・・、銀座商店街です。

同じ名前でもえらい違い・・、なぜ田舎者は銀座という名に憧れるのでしょう・・・

でも看板にはしっかりと郷土が生んだヒーローの名が刻まれているのです。

しかも、ときめきショッピングの文字より上です。

二宮忠八はここではヒーロー・・、い、いや、英雄なのですよ(同じです)

それにしても石岡のみっちゃんのコメントにはいつもビックらこいてしまうのです・・

飛んでる人なので忠八はよく知ってるだろうと思いながら昨日のブログを書いたのですが、まさか忠八の子孫と知り合いだったなんて・・、あんた、何者でんねん・・・、赤影?

二郎さんよりぶっ飛んでます・・、トビマス、トビマス…

そのぶっ飛びのコメントをご覧あれ ↓

キャンプの後は懐かしの八幡浜へ、車中泊の旅へ移ります - 瀬戸内脱出計画 (syunmay.com)

ちなみに第39代横綱前田山もここのヒーローです。

こりゃあ、さすがに誰も知らんでしょう・・・

そんなこんな橋本こんなで、商店街に話は戻って、

実は八幡浜市が誇るこの銀座商店街・・、今は橋本こんな姿になってるものの、数年前には「黒い商店街」としてプチブレークした事があるのです。

市内で掘ってた温泉から黒いお湯(何となくですが)が湧き出た事から、この際この商店街を黒で盛り上げようとした企画で、

黒いポストや

黒い自販機、

バチ当たりな黒い神棚まで造ってしまい、

なんと、黒い学ランまで・・、ヒエ~~・・・

食べ物に至っては黒いナポリタンに

黒いチャンポン、

これはやっちまったと思われる、黒いお寿司などなどなど・・・

こ~んないっぱい、やらかしてしまった結果、

元々シャッター街だった暗いイメージと合致して、ブームに火が点いてしまったのです。

これにはあんた、商店街一同、いやいや八幡浜市民一同大盛り上がりで、こりゃあ本物の銀座に追いついてしまうんじゃないかと、誰もが浮かれていたもんなのですが、

現在・・・

・・・・・・・

まあ、ブームなんてこんなもんでしょう・・・

想像通りの商店街を見た後は、懐かしいお店へ向います。

そこでどうしても食べたいものがあったのです・・が、

残念・・、閉店してしまってます(涙)

時は流れているのです・・・

当時は毎日のようにここで呑んだくれてたのですが、このお店で出されていた八幡浜鯛めしがバツのグンに美味かったのですよ・・、宇和島鯛めしはよく聞きますが、松山辺りでも八幡浜鯛めしってあまり聞かなくて、この地域でしか食べられない地元飯なのです。

これが八幡浜鯛めし(写真は道の駅みなっとさんのメニュー)

そしてこれは宇和島鯛めし。

どうです・・、違いは一目瞭然でしょう・・・

なぬ!・・、同じじゃねえかって・・・

馬鹿を言っちゃあカバに失礼なのです・・、宇和島は鯛の刺身なのに対して、八幡浜は鯛を漬けにしてるのですよ・・、ヒエ~~

どうです・・、どうでもイイ話でしょう。

そんな懐かしの味をあのお店で食べたかったのですが夢かなわず・・・

ならばと、これも当時よく行った懐かしのうどん屋さんへ・・・

何と当時と全く変ってないおんぼ・・い、いや・・、味のある店構えなのですよ。

ここは同一料金でザルのうどんや蕎麦をどんぶりに入れられるだけ入れていい、セルフのお店・・、学生がマンガ盛りのうどんを食ってた姿が懐かしいのです。

当時はそれでも6~7つ位は入れて食ってたのですが、さすがに今日は4つにしておいてやりました。うどんもウマいがこのゴボウのかき揚げが美味いのですよ。これをうどんに乗っけて汁に浸しながらうどんと一緒に食う・・、うまかー!、あの頃を思い出してしまう味なのでした。

そんな懐かしの八幡浜を午後になっても徘徊して、そろそろ次の目的地に向う事に。

山を越えて海岸線に出て、なにげに南下して行くと、

小高い丘にお城が見える町に入って来ました。

宇和島城です。

すぐそばにある道の駅きさいや広場・・・

今日はここが寝床です。

しばらくゴロゴロくつろいだ後は、もう楽しみはイッパイやるだけなのですが・・・

開いたー!・・、い、いや・・、しまったー!!!冷蔵庫にあると思ってたビールがないのです・・・、拙者としたことがこんなミスをするなんて・・、切腹・・・、仕方ないのでハイボールをグビグビと・・、やっぱ最初はビールが欲しいのです・・・

こんな事ならあそこに行けば良かったのです。

この駅のすぐ隣にある回転寿司屋さん・・、地元の人気店でウマいんです。

寿司屋の看板を眺めながら、夜は更けて行きます・・・

明日はビールを買わなきゃなりません・・・

・・

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こうこく




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