旅に出ないおやじの日常

山のキャンプ場、2日目・・

こうこく

 

 


愛媛県久万高原町の千本高原キャンプ場にいます。

5時前にはもうこんなに明るくて、山の向こうの朝焼けが綺麗に空を染めています・・

ああ、なんて菅原洋一な朝なのでしょうか・・・

朝食を作るための調理器具を探しています・・、キャンプ飯と言えばメスティンが目の前にあるではありませんか・・、ご飯も炊けるし味噌汁も作れる・・、なんなら焼物だって出来てしまうキャンプと言えばコレ!と言う、定番アイテムです・・

・・と、さんざんメスティンさんを持ち上げておいて・・、キャンプと言えばホットプレートではありませんか・・、朝から火をおこすなんて面倒くさくて出来ないのです・・、昨日の残りの肉を温め、ジャコ天をこんがり焼いたワイルドブレックファーストです・・

そしてご飯は今日も炊飯器の炊きたてご飯・・、やっぱキャンプ飯は炊飯器でしょう・・、メスティンなんかで炊いた日にゃあ、焦げが付いたりススで真っ黒になったりして、後片付けが大変なのですよ・・、キャンプには家電が一番なのです・・・ 注:人それぞれ価値観が違います・・

一杯やりたいくらいの朝食になってしまいました・・・

・・

他のキャンパー達もゆっくりと朝を過ごしているようです・・、昨日キャッキャッとはしゃいでいた子供をよく見ると髪を金髪に染めているのですよ・・、子供は親のおもちゃじゃ無いぞ!、親の顔が見てみたいもんだとプンプンしてたら親が出て来て親も金髪・・・、ヤンキー親子かと思ったらどうも言葉が違う・・・、YOUの親子でした・・、はは・・、ところでこんな所で何にしてんの・・、学校はどうした・・

食後の散歩に目の前の道を登って、小高い丘の上の集落に行ってみます・・

岡の上に登って振り返ると、真ん中辺りの開けた所がキャンプ場・・、その奥にゴルフ場が見えます・・、もう1年近くもゴルフをしていません・・、退職前には月に5~6回は行ってたのに、あまり行きたいとも思わないのですよ・・、そもそもクラブも息子にやってしまって、行くにも道具がないのですが・・、環境が変ると趣味嗜好も変ってしまうのでしょうか・・

この辺りには小さな別荘まがいの建物が何軒も建っているのですが、人が居るのを見た事がないのです・・、見る度に朽ちていってるようにも思えるのですが、使ってないのなら譲ってもらえんかな~・・、格安で・・・

実は一昨年ここで出会った老人から、土地を借りる話があったたのですが、うまく行かずに破談になってしまったのです・・、じいさんボケてたようで・・・

静かな良い場所なので、ここに秘密基地を造って好き放題してやろうとワクワクしていたのですが、夢が夢と消えてしまったのです・・、でも、また何か良い話が出てこないかと、散歩しながら機会を伺っているのです・・・、この場所はとても気に入ってるのです・・

こんなに土地がいっぱいあるんだから、少しくらいくれてもイイだろうとも思うのですが、このあたりほとんどが農地や山林なんですよね~~・・、借りても畑くらいしか出来ないのですよ・・、それに住民もお年寄りばかりで、面倒な事はしたくないようです・・

昼間はこんなに青い空も夜には星空が広がるのです・・、昨日見忘れたけど・・、標高が高いくて灯りが少ないので、星が綺麗に見えるようです・・、知らんけど・・、もうすぐ蛍も飛びだすようです・・、

・・

キャンプ場に帰って来ました・・、もうテントを片付けて退散しようとしている人もいます・・

このキャンプ場・・、格安のわりにはトイレはウォシュレットになっていて・・、

綺麗な洗い場と炭や灰の捨て場まであるのですよ・・、これ、助かります・・

気温も上がって暑くなって来ました・・、ベースキャンプを片付けて、我々もそろそろ退散です・・

昨日登って来た狭い坂道を下って行きます・・、どうか対向車が来ませんように・・・

坂を下った所にある管理事務所でキャンプ場使用料のお支払いをします・・、ここ、後からの申告で良いのですよ・・、申告なしで帰る人も居るような気が・・・・、一泊600円のお支払いです・・

山村の道を町に向って引き返します・・

こんな標高の高い所なのに、もう田植えが終わっています・・、昔は田植えと言えば梅雨時期だったと思うのですが、温暖化のせいで早くなっているのでしょうか・・・

・・

久万高原町にある道の駅天空の里さんさんです・・、風がないので鯉のぼりがししゃものように干されています・・、ここでチョイと買い物をして帰ります・・

朝どれの新鮮な野菜を買いに来たのです・・、ここは高地なので平地にはない珍しい野菜があるのですよ・・、お値段もお手頃です・・

外をウロウロしていると薪を売っています・・、さすが山です・・、ひと縛りがこんなに大きいのに、値段がなんと600円です・・、安!!

買ってしまった・・、キャンプ帰りに薪を買うとはアホと言われてしまいそうです・・、でもこれはお買い得!!・・、しばらくは薪の心配は要りません・・

久万高原町の町を抜け、ライダー1号にもサヨナラ言って山を下りて行きます・・

キャンプ場から家まで1時間半くらいでしょうか・・、その気になれば何時でも来られる所です・・

やっぱり、キャンプはイイもんです・・、特に山で焚火をしていると、日常から離れて静かに時間を過ごすことが出来ます・・、ぼ~っと、いろんな事を考えます・・、ソロキャンパーはそれを求めてやって来るのでしょうね~~・・・、その気持ち、解ります・・

明日からの土日はあいにくの雨・・、現役の皆さんには恨めしい雨です・・

人事のように言ってますが、毎日が日曜日族は何をすれば良いのでしょう・・

退屈な週末になりそうです・・・

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こうこく




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