北海道稚内市の道の駅わっかないに居ます。
「500円玉貯金がなくなったので、お餞別を使っちゃいました」の旅3日目、通算20日目になります。
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今朝も上手にホカホカごはんが炊けました。
昨日のカレーうどん鍋の残りを温めて、
ご飯にかけて、朝からカレー丼をいただきます。
これがあんた、うまかったのなんのって……、また作ろ。
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ノシャップ岬を目指します。
カタカナの地名が出てくると、北の果て感が増してきます。
もっと半島の先っぽかと思ってたら意外と街に近いようなのですが、
普通にシカがいます。
しかも民家の裏庭で草食ってます・・・・
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ノシャップ岬です。
最果ての地感が漂う、なんとなく寂しい海です。
晴れていればこの先にある、利尻島や礼文島が見えるのでしょう。
礼文島は学生時代の夏休みにバイクで渡って、1日1200円の日当で民宿住み込みのアルバイトをする予定だったのですが、ギャンブルに溺れて旅費も使い果たして行けなくなり、バイクまで売り飛ばして貧乏生活に陥ってしまったという悲しい過去が・・・
地元の中学生でしょう。先生が引率して課外授業をしているようです。
蝦夷地を開拓した先人の歴史を教えているのでしょうか。平和な光景です。
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すぐ脇の丘にたくさんのレーダーサイトがあります。
こういうのを見ると、ここが日本防衛の最前線だと再認識します。
当たり前のように私たちが平和に暮らせている裏で、こうした方々の日々の努力がある事を忘れてはならないのです。
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もう一つの岬に向かいます。
そうです。日本再最北端、宗谷岬です。
ワクを胸胸させながら半島の先っぽを目指して一気に走り抜け、
ついに来ました、宗谷岬です!
お天気がイマイチですが、これぞまさしく最果ての地なのです。
この海の向こうは樺太です。もう日本ではありません。
なんか曲が流れています。
明らかに竜飛岬の石川さゆりに対抗していると思われますが、聞いたことのない曲です。
やっちまったなあ~・・
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今日は長ズボンを履いてますが、風が吹いてさむいくらいです。
さすが最北端です。まいりました。
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紋別方面へ向かいます。
猿払はほたての街なのだそうなので、この道の駅で昼食にします。
お約束の無駄に広い緑地が広がってます。 ←無駄ではありません。
ど~~んん!
ほたて刺身定食~。
今まで食べてたのは何だったのでしょう?
噛むと歯ごたえがあって、貝柱の繊維が感じられます。
そして甘い!!
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どどど~~~~ん!
ほたてフライ丼~。
これまた貝柱がギュッとしまって噛み応えがあります。
そしてさらに甘みが増してます。これは🐎🐎🐎🐎!!!……です。
今日も贅沢してしまった・・・
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天気が良くなってきました。
すかせた窓から入る風が冷たくて、走っているだけでいい気持ちです。
途中、食っちゃろか…ではない湖でたたずんだ後、
さらに南下して、
クマが出たので閉鎖中だというキャンプ場の駐車場で一休みします。
駐車場の隅っこを見るとあやしい車と、おやじの姿が・・・顔を洗濯物で隠してます。
しかも地面の上になんか並べてるではありませんか。
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正義感の強いわたくしは、大麻でも乾燥させているのかと、恐る恐る近づいてみると…
んっ、こっこれは・・・と、思った次の瞬間!
「なんじゃいっ!!」っと、強面のおやじが恫喝!!!!
ひえーーーーーー!!!!!!!!!!!すみません、すみません、、、、
…
と、いう事にはならないで、
川崎からご夫婦で旅する達人で、ずっと年に何度も旅してるそうです。
海で拾ってきたこんぶを干してたそうで、タブレットを持ち出して来て旅の写真をたくさん見せていただきました。
こういう方にお会いすると、70台になってもまだまだ旅やれるんだと、うれしくなってしまいます。
今日はここにお泊りなのだそうなので(クマ気を付けてください)お別れします。
どうぞお元気で。
紋別に向かって南下します。
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ひたすら走って進んで行って、
道の駅オホーツク紋別に到着です。
この道の駅も多分に漏れず、広大な敷地なのですが、目の前にオホーツク海が広がって、とっても解放感のある、きれいなところなんです。
何故かカニ爪が・・・
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今夜のディナーは謎の鍋料理です。
あえて制作過程を割愛しましたので、お味はご想像を・・・
本日の出費
昼食 2,530円
スーパー 1,243円
ガソリン代 4,508円
合計 8,281円
皆さんから頂いたお餞別残高、あと81,424円
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