広島県尾道市の駐車場に居ます。
今日はここを宿として、これから食事に出掛けます。

駐車場からトコトコと10分ほど歩いて行くと・・

おお!・・、目的のお店が見えて来ました。

やって来たのは広島名物かき小屋さん・・、松山にもかき小屋はあるのですが本場の牡蠣が食べたくて、わざわざここまでやって来たのです。
実はワタクシ・・、何を隠そう何も隠してないのですが、牡蠣には多少のアレルギー持ちなのですが、広島で食べたり買ったりした牡蠣は何故か過去の事例からしても大丈夫なのですよ・・、ただの偶然でしょうが。

外見もなかなかボロっち・・、い、いや・・、なかなかワイルドな造りなのですが、中もやはりシックな感じのプレハブです・・、冬場にしか出店しないお店なので、時期が終われば解体してしまうのでしょう。

案内されたのはテーブル席かと思いきや、二人だからか窓際の席に並んで座らされました・・、まるでお内裏様とお雛様・・ ←個人の妄想です。
牡蠣が焼けるには時間がかかるだろうと、まずはイカとフランクフルトをツマミに焼いて、おビールなんぞをいただきます・・、モグモグ、グビグビ、プハプハ~~~・・・
こんなのが一番ウマイのかも知れません・・・

それでは松本いよいよ牡蠣の出番・・・
店のオヤジの説明では、まずは殻の平たい方を下にして3分焼いて(ちゃんと砂時計が置いてある)・・

ひっくり返してフタをして、更に3分焼けとの事・・・

各席に置かれた食べ方の説明には裏は6分以上焼けと書いてあるが、良いのかオヤジ・・・

取りあえずオヤジを信じて、持ち込みのハイボールを飲みながらジッとガマンの子で待つのです・・・
ちなみにこのお店・・、600円払えばアルコールの持ち込み自由なのですよ・・、ありがたや、ありがたや、やまがたや・・・

砂時計で3分計っておっしゃーと蓋を開けると・・
こんなん出ましたけど~~~・・・・
カピカピやん・・・

オヤジが言った3分でこれなら説明通り6分焼いたら食えんじゃないか・・・
たぶん食中毒を警戒してしっかり焼けと言う事なのでしょうが、こんなの食っても美味くないので裏は1分くらいでいいだろうと自己責任で焼いてみる・・・
1分経って蓋オープン!・・・
おお!・・、うまそうじゃないですかい!・・、これでも焼き過ぎくらい・・

食ってみたら美味いのなんのってあんた・・、全く臭みも無くてブチうまい!(広島弁でとってもうまいと言う意味です)やっぱ広島の牡蠣は違うのです。
ただ、牡蠣好きの奥様曰く、クセが無さ過ぎて物足りないと・・・、美味しさの感覚って人それぞれのようです。
その後はひたすら牡蠣を焼いて食って呑んでの繰り返しなのですが、牡蠣は直火で焼くと破裂するので、あちこちのテーブルでボンッ!、ボンッ!っと鳴る度に、ヒエーー・・、ヒョエーーと叫び声が聞こえて来るのです・・、殻が飛び散らないように蓋をしてるのですが、開けた途端に破裂したりしてとっても危険・・・

せっかく持ち込みしたアルコールもまだ2本目で、牡蠣を焼いたり、殻を開けたり怯えたりが忙しくて、なかなか落ち着いて呑めないのです・・・

そんなこんなパンナコッタ言いながら・・、何のかんの橋本かんので二人で20個くらい食べたでしょうか・・
店の外に出たらまだこの明るさ・・
でも今日はこのくらいにしとこうと歩いていたら・・

気が付けば近くにあったスシローで、寿司をつまみながら熱燗を呑んでいるではありませんか・・・
全くの無意識なのに・・、本能とは恐ろしい・・・ ←確信犯です。

今度こそ駐車場に向います・・・
もう一生来る事も無いであろう住宅街をトボトボ歩いてカンビンに戻ると・・

気が付けばカップラーメンをアテに呑んでいたのです・・・

どうです・・、つまらん展開でしょう・・・
どうか、そっとしておいて下さい。
・・
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