香川県丸亀市の畦田キャンプ場に居ます。
場所は香川県のこの辺り・・、今朝徳島市を出発して、ここまでやって来ました。
現在、13時を過ぎたところです・・
このキャンプ場は坂を登る途中にテントサイトが幾つかありるので、車の乗り入れは出来ないのですが、
このとってもフレンドリーな管理人のお父さんに、ダメ元で「乗り入れ出来る所なんて無いですよね~~、やっぱり・・」なんてとぼけて言ったところ、
今日は二組だけなので、サイトの下の平地に車入れて使ってイイよと言ってくれました。
しかも、サイトに入るとお金がかかるので、あそこならいらないからって・・
なんていい人なんでしょう・・
そしてこのキャンプ場の歴史なんかをいろいろ教えてくれて、最後にここは山の中だから野ウサギやキツネは出ますよ・・、イノシシは・・・
(しばらく沈黙の時間)
まあ、柵を張ってあるから大丈夫でしょう・・・と。
一瞬の間が気になるものの、まあ熊は居ないから大丈夫でしょうと笑って別れて戻ったのですが、しばらくして辺りを見回してみたら・・・
ひょっとして、柵ってこれかしら・・・、ただ細いロープが一本あるだけ・・・
・・・・・
う~~ん・・・、マンダム・・、
これに何の意味があるのだ・・・
一抹の不安が脳裏をよぎるのでした。
このキャンプ場は格安のうえに設備もなかなかのもんで、立派な炊事場には、
各種洗剤、ブラシ、スポンジ完備・・・
釜戸の奥には炭捨て場があって、
なんと冷蔵庫まで・・・
ちゃんと電源も入って動いてますが、このまま使うにはちょいと勇気が必要です・・
これは使っていいのかしら・・・
こんなん出ましたけど~~・・・
バーベキューグリルか燻製機でしょうか・・、本格的です。
さすがにトイレはちょっと古いか・・・と、思ったら、
隣にウォシュレット付のトイレが増設されてました・・、完璧です。
取りあえず遅い昼食にします・・
キャンプ場で車内で弁当・・、最高じゃないですか。←何が?
遠慮無くハイボールと一緒にいただいて・・・
お仕事中の皆さん・・、すんませんな~~・・、やっぱ自由人、最高!・・・
なんて、優越感に浸っていたら、とってもマズイ事態に気が付いたのです・・・
スマホのアンテナが1本しか立っとらんぞっ!・・・
そっとGoogleを開いてみたら・・、ひ・・、ひらかん・・・
う・・、ウマイ・・・
い、いや・・、
ま・・、マズイ・・・
実は明日アップするブログをこれから書こうと思ってたのですが、これじゃあ書けんじゃねえか・・・
ハイボール飲んじまったので、チョイと下界に下りて来ようなんて出来ないし、このキャンプ場内、何処に行ってもアンテナ立たないし・・・、完全に電波難民になってしまったようです。
こればっかりは、いくら考えても仕方ないので、人間諦めが肝心と、翌日のブログはこれ↓で勘弁していただいたと言う訳なのでした。
ブログを書かなくてイイとなると、本音は自由な時間が増えてウッシッシ・・
イソイソとベースキャンプを設営します。
せっかく持って来たテントやタープも、乗り入れ出来たので出番なし・・、これなら片付けも楽チンなのです。
実はここのキャンプ場を選んだ理由のひとつは、薪を無料で提供してくれると口コミに書いてあった事なのですが、管理人さんに聞いてみたら1キャリー500円とのこと・・
なぬ・・、だから口コミはアテにならんのだ・・・
でも、まっ、イイか・・・、これだけあって500円は安いのですよ・・、今日は存分に焚火を楽しみたいと思ってたのですから。
さっそく薪を小さく割って、
木の皮を剥いで着火剤代わりにして・・
今回も登場したファイヤースターター。
こんなので火が着いちゃうんですよね~~・・、快感。
だんだん薪を大きくして火を育ててやると、やがて立派な炎になって・・・
これが、あのファイヤースターターの小さな火花から始まったと思うと、何か一仕事やり遂げたような満足感に浸ってしまうのはワタクシだけでしょうか・・ ←アンタだけ
それではお仕事中の皆様に失礼こかせて頂いて・・、
自由人バンザイ!・・、なのでございます・・・
パチパチと燃える焚火を眺めながら、ゆっくりとビールを呑む・・
なんて贅沢な時間なんでしょう・・・
ただ炎を見つめてるだけなのに、気持ちが安らいで来るのは何故でしょう・・
人はこの時間を求めて、日常から逃れて来るんでしょうね・・・
そんな感傷に浸りながらも何かツマミが欲しくなって来たので・・、
おもむろに取り出した親鳥を、
直火で焼いて、
味付けは塩コショウ・・、はい、もう美味しい。
硬い肉をガシガシ噛みながら、
お仕事中の皆様、おつかれ生です。
自由人、バンザイ!
・・・・と、勤労者を敵に回す今日この頃なのです・・・
管理人さんはこの薪は針葉樹と広葉樹を半々に入れていると言ってたのですが、どうもほとんど針葉樹のようでガンガン燃えてしまいます・・、しかもよく乾燥してるらしく、すぐに燃え尽きてしまうのです・・、これでは1キャリーの薪なんてアッと言う間かもしれません。
そこいらじゅうから鳥の鳴き声が聞こえて、ああ気持ちイイ・・・
何かすべての事から解放されたような気がして、まさに自由って感じがするのです・・、ただ焚火して酒呑んでるだけなのですが、山の中じゃなきゃこうは行きません・・・
ぼちぼちツマミを焼ながら・・
お次はハイボールをチビチビと・・・
コゲの苦みもおつなものです・・・
時々裏山の方からガザガザと音がするのです・・
ウサギやキツネならイイのですが、イノシシだけはイケません・・、あのロープが守ってくれる訳はないのです。
ダラダラ~~・・、ぼう~~・・・っと過ごしていたら夕刻も近づいて来て、だいぶ寒くなって来ました・・・
防寒対策が必要です。
寒い時にこれに勝るものは無いでしょう・・、心底温まるとはこれの事。
日本人に生まれて良かったと思う瞬間なのでございます・・・
でも、やっぱり寒い!!
日も暮れかけて来たので最後の食材を焼いて、
お昼の弁当の残りを焼おにぎりにしてメインの完成・・・
お次はお湯を沸かせて芋焼酎のお湯割りで身体を温めます・・
だんだん暗くなって来ました・・・
薄暗い中で燃える焚火を眺めながら呑むお湯割りは最高・・、おむすびが焼けてません・・・
すっかり暗くなってしまって、寒さも増して・・、より焚火の温かさを心地良く感じるのです・・
ただ木が燃えているだけなのに、いつまでも見てられるのは何故でしょう・・・
空を見上げたらこんなに星が出ていました・・・
こんなにたくさんの星を見たのはいつ以来でしょうか・・・
静かな山の中で焚火をしながらチビチビと・・・
いつまでも、いつまでも・・、こうして居られるのでした・・・
やっぱ、焚火って最高です。
・・
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