北海道斜里郡清里街の道の駅パパスランドさっつるにいます。
「500円玉貯金がなくなったので、お餞別を使っちゃおう」の旅5日目、通算22日目です。
夜が明けてきました。
夜明けとは、どうしてこんなに爽やかなのでしょうか。
また、一日が始まります。
皆さん出発準備を始めていますが、
わたしは優雅な朝食の時間を楽しみます。
けさのメニューはミルクをふんだんに使用しております。
一個のパンを二人で食べます。
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い~い天気です。
知床半島に向かってのんびりと走ります。
知床と言えば加藤登紀子の「知床旅情」が定番ですが、わたしは森繁久彌さんが歌ってる方が好きなのです。老人がたどたどしく語るような歌い方に、哀愁を感じるのです。
海岸線になってきました。
オホーツクの海を眺めながら進んでいくと、
オシンコシンの炊きに遭遇します。
優雅に流れ落ちる姿が涼し気です…本当に涼しいんですけど…
オシンコシンと言う響きが、おぼん・こぼんと聞こえてしまうのはワタシだけでしょうか…
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し~れ~とこ~のみ・さ・きに~♪…と口ずさみながら快調に50kmでとばします。
実は今朝まで知床岬まで行けるもんだと思ってたのですが、半島の先端には道がないのですね。だから皆さんクルーズ船で行くのかと、やっと分かった今日この頃…なので、知床横断道路から知床峠に上り、世界遺産の大自然を見下ろしてやりましょう。
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途中にある知床世界遺産センターです。
ここにあるパネルなのですが、こうしてみると知床半島から千島列島に続き、カムチャッカ半島まで繋がっているのがよく分かります。昔、大陸と繋がってたのですね。
どこを中心に地図を描くかで全く違う見え方になるということなのですね…感動…です。
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知床横断道路を登って知床峠を目指します。
どうんな原始林が拝めるのでしょうか、ワクがムネムネします。
ん、なんか急に天気が・・・
は、は、は、うっそー・・・・、ですよね。
到着しました・・・・
記念写真を撮りましょう。
ふむ、ふむ、なるほど。
あそこが、あれで、あっちが、それで・・・
おお、国後島が・・・
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山を下ります。
視界ゼロです。
会話もゼロです。
羅臼まで下りてきました。
こうなったらうに丼でも食ってやりましょう。
満席です。
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車でカップ食います。
会話ゼロです。
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こんな日は早めに寝床に入りましょう。
道の駅おだいとうです。
ここは3階が展望台になっていて、国後島を見渡せます・・・・・
ここもか・・・
管内には北方領土の様々な資料が展示されていて、地元の人たちと私達のような遠方に住んでる人間の思いの違いを、ひしひしと感じさせられます。
古文書です。
屋外には「北方四島返還叫びの像」があります。
人々の思いの宿った像が北方領土に向かって叫んでいるのです。
・・・
・・・・だ、そうです。
…
今夜も寒いので、残り物の餃子とウインナー入り豪華おでんで一杯やりながら反省会です。
なんの反省かわかりませんが。
ごはんが炊けたら、
昨日の残りのほたてに奮発したイクラをのせて、ほたてイクラ丼です。そのまんまのネーミングです。
2杯目おかわりしてやりました。
今日は散々な一日でしたが、これもまた旅の醍醐味です。
明日もいい一日になりますように…閉店ガラガラ…です。
本日の出費
ガソリン代 2,193円
スーパー 2,248円
合計 4,441円
皆さんから頂いたお餞別残高、あと69,853円
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