埼玉県比企郡吉見町に道の駅いちごの里よしみにいます。
「500円玉貯金もお餞別なくなったので、退職金使っちゃいました」の旅11日目、通算40日目です。
昨夜も暑い夜だったなあ~。 扇風機朝まで付けっ放しで寝たのですが、北海道や東北が恋しくてなりません。タオルケットに包まってねてたんですもんねえ。お盆も過ぎて8月も下旬なので、そろそろ涼しくなってもらいたいものです…
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今朝も炊き立てご飯で一日が始まります。
やっぱこんなご飯で済ませてしまうのですが、どうせ納豆食うなら水戸で食っときゃ地元に馴染んだご飯と言えたのに… 後片付けが大変なんですよね、納豆は。
出発してすぐにあったガソリンスタンドで給油しておきます。
まだそんなに減ってないのですが、150円という単価を見て思わず入ってしまいました。今回の旅では最安値が149円、最高値が176円での給油だったのですが、北海道から東北にかけては150円前半が多かったので、それが当たり前の感覚になってきていたのですが、関東に入って160円台が多くなってきたように思うのです。出費の大半はガソリン代なので懐が痛むのですが・・・
今日は川越に向かって、蔵造の街並みを散策しようと思っています。
田んぼの中の一本道を進みますが、稲穂がだいぶ頭を垂れてきています。夏が過ぎ秋の向かっている証拠です。季節が移り替わろうとしています。
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コインパーキングにカンビンを停めて散策に出かけましょう。
道筋を入って行くとすぐに鐘つき堂が視界に入ってきます。
まるでこの街を見守っているかのようにそびえ立ち、街を見下ろしています。。今も一日4回鐘を鳴らして時を告げているそうで、情緒漂うこの街のシンボルです。
何という見ごたえのある建物が並んでいるのでしょうか、圧巻の景色です。
よくもまあこのような街並みを保持し続けているものです。感動です。
郵便局までこんな感じで、風景を壊さぬよう配慮されています。
古くもこのどっしりと構える存在感は、威厳さえも感じられます。
何度も修復をされてるのだと思いますが、どの建物もとっても綺麗にしていて、蜘蛛の巣さえも見あたらないのです。
お店の中もごちゃごちゃしてなくて、毅然と商品が並ぶその奥には中庭を見通すことができます。
この重厚で歴史観溢れる存在感に、ただただ圧倒されるばかりです。
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和風建築に混ざって、明治・大正を思わせる洋館もあちこちに残されています。
この立派な建物はなんと現役の歯医者さんです。さぞご年配の歯科医の先生なのでしょう、中を覗いてみたくなってしまいます。
正直、ここに来るまではこの街並みの存在は全くしらなかったのですが、訪れた地域の情報を集めて初めて知る、まさに旅の発見なのでしょう。
一本80円のおだんごをいただきました。たった一本なのにどうぞ中で食べて行ってとおばちゃんに言われ、申し訳なくて外で食べてしまいました。人もやさしい街なのですね。
きっとこの街並みはここの人達の誇りなのだと思います。でなければこんなに綺麗に、自然に街を保存していけないと思うのです。地元の皆さんの心意気がこの街を守っているように思えてならないのです。
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歴史観ある風情の余韻に浸りながら、今朝来た道を戻っていきます。
なぜ逆戻りしてまで何処に行くのかというと、
我が家の大ファンのTV番組によく登場する、
味のイサムがこの近くにあるのですよ。興味ない方は何の事か解らないと思いますが、ここまで来たらご挨拶して帰らねばなりません。
大人気でいつも大行列が出来てるのをTVで見てるので、多分入るのは無理かと思いつつも、今日は平日だからなあと多少の期待にドキをムネムネさせながら進みます。
とっても入り口が分かりにくくて、行ったり来たりを繰り返し、ナビと喧嘩しながら進んで聞くと、おお、空き地の真ん中にポツンと立つ一軒家、テレビで見たのと同じ風景ではありませんか。味のイサム発見です!
が、喜びもつかの間、これ全部味のイサムの駐車場の車たちです・・・ すでに満車で駐車場に入れなくて通路で待ってる車も何台もいて、カンビンを停めることすらできません。予想していたこととは言え、ここまで来てイサムさんのお顔すら拝めないとは…無念。
大渋滞の車の脇を田んぼに落ちそうになりながら無理やり進み、入り口付近に近づいたところで1枚パシャリ!
通り過ぎながら「イサムさん、儲けてまっか」と激励の一言をかけて店を後にします。
まあ、こんな人気絶頂の時に来るのがそもそも間違いですわな、はは…今度は忘れられた頃に来てみることにしましょう…
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こんなこともあろうかと、実は代替え策を用意していたのです。
オモウマイ店がだめなら秘密のケンミンショーがあります。
埼玉県民が愛してやまないらしい、山田うどん食堂に行ってやろうじゃあーりませんか。
ドキをムネムネさせながら入り口に向かいます。
イサムと違って行列が出来ていません。
注文して待ってる間、やけにこいつに見つめられているような気が…いや、バカにされているような(被害妄想です)・・・このやじろべえ野郎が・・・
大アナゴ天ざると、
冷やし中華なり。
大アナゴ天、サクサクでうまかったです。ざるそばは薬味がたっぷり入ってこれまた美味なりで🐎🐎🐎🐎…でした。
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最近走り過ぎているので、今日は早めに寝床を決めて、風呂入ってくつろごうと思います。
お風呂が併設されている道の駅よしおか温泉に到着です。
お風呂がある道の駅は風呂上りにビールをキュッと飲めるので、とっても幸せ気分になるのです。まだ15時ですがここで風呂入ってのんびりしようと思います。
お店で何にも買わずにぶらぶら商品を眺めたり、
案内所でさほど興味もないのに、この周辺の情報を聞いたりしてのんびり感を演出します。
おお、これは良いではありませんか。道の駅のWi-Fiはセキュリティが甘くて、一度使うと迷惑メールのオンパレードになってしまうのですが、ここのセキュリティは素晴らしいではあーりませんか。これならデザリングと違って快適なブログに執筆でできそうです。ここにしてよかった。
ではそろそろ風呂入ってくつろごうではありませんか。着替えと風呂代を持ってカンビンをおりてお風呂に向かいます。車も少ないので中も空いててゆっくりできそうと奥様と話しながら歩いていくと、はて、何やら看板が…
ガーーーン!!り、臨時休業、うそ・・・・・ちゃんと定休日調べて来たのに…
そう言えば、なんとなく雰囲気が異常に静かなような気が選でもないが……、もっと早く気付くべきだった、まずい!
浪費した時間を取り戻すべく、別の風呂と寝床に急ぎますが、結局いつもの時間になってしまいそうです。
敷島温泉にある日帰り温泉に到着です。
ここは綺麗な公園が隣接されていて、子供も遊べる静かな温泉です。
屋外トイレも数か所あって駐車場もいくつかあるので、車中泊にはもってこいのところです。
とは言いながら、トイレが今いちなのでこの先の道の駅へ…
そしてやっと道の駅こもちに到着です。ただ今の時刻17時30分、結局いつもの時間になってしまいました。
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売店がまだ空いていたので覗いてみます。
ここはコンニャクが名産なのでしょう、すごいコンニャクラインナップです。
ここにも、
そこにも、
あそこにも・・・
こんなにコンニャクに種類があったのかと思うほどのすごい数がならんでます。
こんな見慣れないものもあろます。なに、なに、し・も・に・た…なんでしょう。大粒とか原料大豆と書いてるので、納豆の一種でしょうか…
これはほうとうでもきし麺でもなくおっきりこみだそうです。よくわかりませんが、太さの問題でしょうか…おもしろいものです。
駅の裏はこんな感じで、
昔の宿場町をイメージした落ち着いた雰囲気の道の駅です。
トラックの駐車場は乗用車とは別になってるので、騒音に悩まされることはありません。
テーブル・ベンチもたくさんあって、皆さんソフトクリーム食べてます。
落ち着いて静かな良いところです。
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こちらはソフトクリームよりは、枝豆に(第3の)ビールです。
最近、プライベートブランドのいろんなのを飲んでますが、違いがよく分からなくなってきました。要するに、何でも良いのです。
ビール飲みながら調理開始です。
白菜、キノコ、ゴボウ、厚揚げを炒めて行きます。
お肉を投入して砂糖、しょうゆと酒で味付けしたら、
今夜はすき焼きです。
さらに我が家恒例の白ネギ一本を投入したら出来上がりです。
ネギのシャキシャキがお肉によく合うのですよ、焼酎が進んでしまいます。
うどんと思ってかったのですが、たぶん先ほどのおっきりこみを投入して、
ほぐれないので具で蓋をして大五郎のようにじっと我慢の子で待ちます。
解らない方はスルーしてください。
待ってる間にまたお代わりをしてしまいます。
やっとほぐれてきました。何と固そうなお肉なのでしょうか。
おっきりこみはうどんのようにズルズルとすすれず、もぐもぐ嚙まないといけないので満腹感が出てしまいます。
まるで炒め物のような食べ残しがこれだけ出来てしまいました。また明日アレンジして食べなくてはなりません。まあ、このままでもいいですけど…
旅も40日になりましたが、特に疲れもありません。
毎日好きな事して酒飲んで…これでいいのだ…です。
閉店ガラガラ…です。
本日の出費
ガソリン代 3,071円
駐車場代 300円
山田うどん食堂 1,480円
薬局(水虫かもしれない薬) 2,266円
コンビニ(缶コーヒー) 200円
スーパー 2,696円
合計 10,013円
使っちゃった退職金合計、109,066円 10万円超えてしまったー
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