500円玉貯金でどこまで行けるのかの旅

青春の1ページが今蘇る

こうこく

 

 


北海道河東軍音更町のガーデンスパ十勝川温泉にいます。

「500円玉貯金がなくなったので、お餞別を使っちゃおう」の旅9日目、通算26日目です。

昨夜は結構な雨が降っていて、雨粒が屋根に叩きつける音で目が覚めるくらいでしたが、7時くらいにはあがってくれたようです。

やらかしてしまいました。

今朝はご飯を炊く予定だったのですが、すっかり忘れてしまっていて、何かないかと探して出てきたのがのがこの羊羹パン。3日ほど前に買って忘れてしまい、賞味期限過ぎてますけど冷蔵庫に入れてたので大丈夫でしょう。

でも、2つに切って奥様と半分こしたらこれだけになって……

今日もガマンで始まった1日がスタートです。

すぐ側の橋を渡って帯広市内に向かいます。

出発早々ですが、所要のため市内のイオンに立ち寄って、しばしの時間を費やします。内容はヒミツです。←大した内容ではありませんが。

しかし、午前中にもかかわらず駐車場が満杯で、駐車できない車が待ってるくらいです。そう、世間はお盆休みに入ったのでしょう、人が溢れかえっています。

用事を済ませて出発したら、もう11時になっています。

お昼は何食べようと話していたらラーメン山岡家の話になって、こっちにいる間に一度は食べようと話していたら、

目の前に出現したので思わず入ります。

まだ11時ですが朝食が少なかったので、お腹コペコペなのですよ。

店内に入るといかにもラーメン店といった雰囲気です。いいじゃあーりませんか。

さっそく注文します。

来ました!ラーメンしょうゆ味です。

大きな海苔が3枚入ってインパクトがあります。

奥様のネギラーメンみそ味です。白髪ねぎがたっぷり入ってこっちの方が高いです…

太めの麺に豚骨ベースのスープがよく絡みます。麺は短く固めで一気にすすることが出来ませんが🐎🐎🐎🐎です!

・・

ソウルフードを堪能したら西へ向かって走ります。

青春時代に憧れた場所に行くのです。

走ること20分、おお、前方に見えるのはもしかして・・・

憧れの愛国駅ではありませんか!!

当時は「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで、愛国駅から幸福駅までのこのキップがバズってしまい、ここに大勢の人が押し寄せたのです。このキップを持ってるだけで皆から尊敬の眼差しで見られ(尊敬はされません)、誰でも好きな子と付き合えるという(個人の感想です)スーパーアイテムだったのです。

これさえあったら今頃は・・・・ブツブツ

今や駐車場に数台の車しか留まっていません・・・

当時はこの看板の前で何組のアベック…いや、カップルが「写ルンです」片手にハイ、チーズした事でしょう。

幸福駅は隣じゃなかったのね。

今は懐かしの館みたいになっていて、昔の思い出がたくさん展示されています。

ホームには蒸気機関車が置かれています。

子供の頃はこれに乗ってましたよ。

愛の国から幸福へ向かわなければなりません。

今更何かを求めてる訳ではありませんが、行かねばならんのです…ナゼ?

到着です。うおー!!何と言うことでしょう、すごい車です。

愛国駅とはえらい違いです。

皆さん、愛なんてのはどうでも良く、とりあえず幸福だけ頂いとこうと言う魂胆でしょうか。

こら、こら。

駅舎もえらい違いです。

なんかいっぱいヒラヒラがついて、いかにもみんなに慕われている感を演出しています。

お土産物屋さんも何件かあって、廃線したにもかかわらずキップを売ってます。

駅舎の中です。

売店でこの紙を買ってメモって貼ってるみたいですが、当時は皆さんの手紙をぎっしり貼ってたような気がするのですが・・・

こんなのまで出来てます。

我が青春の幸福駅は古い駅舎とこの看板だけでいいのです。

下のキップはいりません。

ここはホームに電車が止めてあります。

ほのぼのとのんびりした昔のような風景に癒されます。

やっぱりここは幸福駅なのです…

・・・・・

南に向かいます。

最近は天候がコロコロ変わるので、天気のいい今日中に襟裳岬に行ってしまう作戦です。

森進一の襟裳岬という曲が大ヒットしたころ僕は中学生だったのですが、吉田拓郎の歌う襟裳岬が大好きで、ギターでコピーしてよく歌っていたのです。正に青春の思い出の地に向かいます。

うっそー-!なんちゅう雲が出てくんねん!!

いつものパターンが・・・

おー、怒りが通じたのか晴れてきた。

幸福駅様のご利益でしょうか。

駐車場に到着しました。

たくさんの車が停まってます。

ついにやってきました。襟裳岬です。

えり~もの~はるうわ~ああ~♪なにもないはるですう~~♪♬

海に向かって中学生に戻って歌います。わが青春の日よ…

歌詞を聞くと、寒風吹き荒れる北国の寂しい地のイメージですが、夏のこの天気では全く印象が違います。冬は本当に厳しい地なのでしょう、観光客は気楽なもんです。

日本の端っこの海を太陽が照らします。もうすぐ沈んでいくのでしょう。

遠くまで来たものです。

・・

今夜の寝床に向かわねば、日が暮れてしまいます。

襟裳の周辺のイメージは、もっと寂しい閑散としたイメージだったのですが意外と街で、

お洒落な建物ばかりが並ぶ通りもあって、結構賑やかなのに驚きです。

緯度が高いので日暮れが早いんですね、その分夜明けも早いのですが・・・

やっとこさ、道の駅みついしに到着しました。

・・

隣接する温泉でよ~く温ったまって夕食です。

昨日のカレー鍋の残りを水とめん梅雨で嵩増しして、ガンモを投入します。

さらに秋田で買ったきりたんぽの丸っこいのを入れてグツグツすれば、

どれがガンモで、まんまるきりたんぽで、じゃがいもなのか分からない鍋というか、煮っころがしみたいなのの出来上がり…です。

しかし、8月にクーラーもかけていない車内で鍋ができるとは、驚き、桃ノ木、山椒の木です。こんな過ごしやすい夏は初めてなので、夏の間は北海道にいようかな~などと思いつつ明日の行動を考えます。このへんで今日は閉店ガラガラ…です。

本日の出費

ラーメン山岡家  1500円

コンビニ(飲み物)  123円

ガソリン代  3,983円    

合計  5,606円

皆さんから頂いたお餞別残高、あと38,409円

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こうこく




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