足摺岬から太平洋を臨みながら、日本の夜明けを考えていたとですたい・・・
なに弁?・・・、のり弁・・・?
ここから四万十町にある次の札所に向うため、やや東よりに進路を取りたいのですが・・
いつもバカナビくんが来た道を戻れと言うのです・・・
普通に考えると東側の海岸線を行くのが最短と思うのですが、よっぽどヤバい道なんだろうと思い、過去4回バカナビに従っていたのですが・・・
やっぱり、まだ見ぬ地を見てみたいのが旅人の性・・・
別に急ぐ旅でもないし、後は野となれ山となれ・・・
それにバカナビくんには何度も騙されてるので、行ってみようじゃあーりませんか・・・
どおりゃ~~!!・・・
いきなりヤバそうな道・・・、ずっとこんな道なのか・・・、ちょっと後悔・・
対向車来るなと祈りながら進むも、全然来ません・・・
それだけ敬遠されてる道なのか・・・、八日・・、九日
おお!・・、きなのっぽの古時計・・・
海岸線に出たではありませんか・・・、しかもセンターラインがある・・・
初めて走る半島の東の海岸線・・・、なかなか良い眺めです・・・
しばらく走ると集落に出ました・・・
な~んだ、ちゃんと人が住んでるじゃん・・・
この先も全く普通の道路のようで、問題なく進めそうです・・・
なぜバカナビくんはこの道を避けてたのか・・・
ナゾーです・・・
ワハハハハハハハー…
やっぱり、ただバカなだけなのでしょう・・・
・・・
この辺りは黒潮町・・・、南海トラフの津波の想定が、日本最大の34mとされてる地域なのですが、この高さの避難タワーで大丈夫なのでしょうか・・・
まあ、34mは海岸付近であって、この辺りの高さを想定したうえでの避難タワーなのでしょうが、それにしてもこの高さは心配なのですよ・・・、やっぱ、逃げるなら山だな・・・
大きな川沿いの道を気持ち良く走って半島を脱出・・、幹線道路まで出て来ました・・・
お昼になったので道の駅で休憩・・・
木陰にカンビンを停めてお昼ご飯をいただきます・・・
売店で買ったタコ焼きとオムライス・・・
2つで500円でお釣りが来てしまいました・・・
なんだか得したひらがな・・・、い、いや・・、感じ・・・
このタコ焼きの小ささが伝わるでしょうか・・・
比較対象がないので分らんでしょうが、こんな小さなパックに12個も入ってるので、この小ささを想像して下さい・・・、そして驚くなかれ・・、タコはもっと小さいのです・・・ほぼ分らん・・・
ちなみにオムライスはウマかった・・・、具はな~んにも入ってなくて、ただのケチャップライスを玉子で包んだだけなのですが、ケチャップがとっても美味しくって、子供の時に食べたような味だったのです・・・、昔、母ちゃんが作ってくれたような・・・
きっとおばあちゃんが作ったのでしょう・・・・・・
・・
お腹を満たしたところで、そろそろ出発・・・、と、思ったら・・・
また、道の駅に立ち寄ります・・・
道の駅なぶら土佐佐賀です・・・
ここにある明神水産さん・・・、こちらに来たら必ずここに立ち寄って、買わなきゃならんものがあるのです・・・
これこれ・・、冷凍の鰹やマグロのタレ漬けです・・・
これを解凍してどんぶりやお茶漬けにしたら、まあ、あんた・・、ウマイのなんの南野陽子なのですよ・・・
しかも一袋がこのお値段で、とってもクオリティーが高いのです・・・
今買って冷蔵庫でじっくり解凍すれば、今夜いただけます・・・
ウッシッシ・・、シがふたつなのです・・・
四万十町に向って走り・・・、
第三十七番札所岩本寺に到着です・・・
いつもながら、異端児のような見映え・・・
これ、お寺に要りますか・・・
お寺の門にこんなの書いて良いのでしょうか・・・
仁王様、怒っていませんか・・・
外国人ウケを狙ってるのだと思われますが、外人なんてだ~れも居ません・・・
地元の子供が課外授業で来ているようですが、間違った理解をせねば良いのですが・・・
このお寺で高知の札所も全部参拝し終えたので、道の駅あぐり窪川に移動して休憩・・・
ここにもウマイもんがあるのですよ・・・
きびコンニャク・・・
これを刺身で食べるとキビとコンニャクの味が相まって(当たり前ですが・・)、お酒のお供に最高です・・・
・・
今夜は道の駅なかとさに泊まろうと思ってます・・
ここには浜焼きが食べられるお店があって、去年ここを見つけて、ここで一杯やってそのまま泊まれるなんて最高じゃないかなんて思ってたら、なんとラストオーダーが午後の15時・・・、商売っ気ないな~・・・
なので、今回も寝るだけなのです・・・
正面に見えるのが道の駅なかとさ・・・、そして高台の上にあるのが温泉施設なので、まずはひとっ風呂浴びることにします・・・
なんと立派な温泉施設・・・
宿泊も出来る所のようですが、高台から太平洋を見下ろす最高のロケーションです・・・
入口にある看板・・・
もう少し上手な人は居なかったのでしょうか・・・
中に入ってもご立派な造り・・・
いらっしゃいませー!・・、と、威勢良く出迎えていただいたのですが、我々以外には誰もいないような・・・、ちょびっと不安・・・
めっちゃ高いのか・・と、ビビってたらなんと700円・・・フウ~~・・・なのでした・・・
なんか格式の高そうな階段を下って浴場へ・・・
相変わらず誰もおらんぞ・・・
浴場へ続く廊下・・・
ここは料亭かと思わせる雰囲気なのですが・・・、やっぱ、看板がいけませんぜ~・・・
浴場の入口の奥に休憩所があります・・・、造りも景色もご立派で高級旅館のようなのですが・・・、やっぱり、だ~れも居ません・・・
平日とは言え、フ・シ・ギ・・・、罠が待って居るのでしょうか・・・
脱衣場からの景色・・・、向こうからも見えるのでは?、とも思いますが特に気にせず・・・、それよりも、先客が一人居るようなのですよ・・・
浴室は壁がガラス張りで海が臨め、露天風呂に至っては、眼下に太平洋が広がっています・・・、写真を撮ってやろうと思ったのですが、オヤジが一人露天風呂で寝転んで居るもんで、盗撮犯と思われるのも不本意なので断念・・・
浴室を出た直ぐ横からの景色がこんな感じ・・・、露天風呂からも見えるこの景色は、今まで入った風呂のなかで最高だと思うのです・・・、しかも700円・・・、余は満足じゃ・・・
結局、後から3人ほど入って来たので、全部で5~6人でしょうか・・・
こんな豪華な絶景風呂に、なんでこんなに人が居ないのか・・・、不思議の国のアリスなのですよ・・・
身体がポッカポッカに温まったので、ドアを網戸にして、しばらくここで涼みます・・・
窓も開けてサーキュレーターを回すと、冷たい風が入って来てとっても気持ちが良いのです・・・
風呂上がりにのんびりと過ごす時間・・・、なんて贅沢なのでしょう・・・
・・
道の駅に移動して、寝床を確保・・・と、言っても数台しか居ません・・・
結局、夜には2台だけになってしまいました・・・
今夜の夕食は、道の駅で買って来たカツオ丼の素・・・、2つで400円です・・・
ちょうど良く解凍されていて食べ頃です・・
値段の割にはたくさん入ってるでしょ・・・
行き場を失ったホタテの購買にも協力して夕食の始まりはじまり・・・
なかなか豪華な夕食になりました・・・
飲んだ最後の〆はご飯にカツオを乗せてパクリ・・・
やっぱ、もう一杯飲もう・・・
旨い肴に旨い酒・・・
一日の疲れなんか・・、布団が吹っ飛んだー・・・
なのでした・・・
今夜もよく眠れそうです・・・
・・
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