2025年の旅ブログ

22時間フェリーで耐えて、松本いよいよ北海道上陸です

こうこく

 

 


舞鶴港で小樽行きのフェリーを待っています。

出港予定は23時50分・・、到着は明日の20時45分予定なので約22時間を船中で過ごさなくてはいけないのですが、考え方を変えればたった一日で北海道に行けるのです。

昨年は家を出発してから函館に上陸するのに12日もかかったので、バカ高いフェリー代を払ったとしても十分にその利用価値はあると思うのですよ・・、何てったって陸走りの燃料代とこのフェリー代が同じくらいなので、大間~函館のフェリー代や食費を考えるとこっちの方が断然経済的なのです・・
でも、のんびり陸走りの方が楽しいんですけどね・・、時間が無いので仕方ありません。

フェリーが入って来てトラックの積込みを始めました。

我々も松本いよいよ乗船のようです・・・

船室に入ってやっとひと息・・・

今回はパックツアーで申し込んだので部屋はツーリストAという一番安い相部屋で少々心配だったのですが、こんな二段ベッドで2階の人とは顔を合わさない工夫がされていて、奥様と向かい合わせで半個室って感じ・・、大声で喋る人も居なかったのでとっても快適で朝までぐっすり眠る事が出来ました。

コケコッコーーー!!!!🐓・・・

が、居るはずもなく・・・

んもううお~~~!!!🐄・・・

が居たら笑えるのですが・・・

波の音しか聞こえない静かな朝です・・・

・・と、言いたいところジョージなのですが、

出航が夜中の0時前だったので、皆さん眠りについたのは1時や2時だったはずなのですが、朝8時になると「レストランの準備が出来たので飯食いに来なさーい!(本当はもっと丁寧です)」っていう船内放送でたたき起こされるのです・・

どうせ船内で22時間も過ごさにゃあならんのなら昼前まで寝ていたいという人もいるでしょうに(年寄りはそうはいかない!)、こりゃあイケませんぜ新日本海フェリーさん・・・

案の定、この船内放送をきっかけに同室の皆さんがゴソゴソとゴキブリのように動き始め、会話が始まってしまうので結局みんな起きてしまうのです・・・

下船まであと13時間近くあるんですけど、どうしてくれるの・・、新日本海フェリーさん・・・

↑ ふぇりー・ぱみゅぱみゅ

そんなこんなパンナコッタで・・・、

取りあえず持ち込んだパンと缶コーヒーで朝食を済ませたら・・・、さて、何しよ?

最悪なのはこの船・・、陸からかなり離れて航行してるので、スマホもテレビも見られないのです。

幸い、去年苫小牧~敦賀のフェリーに乗ってこの事は解ってたので、あらかじめ持ち込んでた本を読んで時間つぶしをしようとするのですが・・・、時間がありすぎると何故か本を読む気にならないんですよね・・・

結局、風呂に入ったりゴロゴロしたりで時間を潰して待ちに待った昼飯時です。

「昼飯の準備が出来たぞー!(本当はもっと丁寧です)」という船内放送と共にレストランへ行くもすでに満席・・・

う~~ん・・・、マンダム・・・

皆、考える事は一緒なのです。

しばらく待って席についてやっと昼飯にありつけたのですが・・・

奥様何を血迷ったかこんなのを注文してる!

カニさんの上にイクラさんがのってるう~~・・・

あの~・・、今から北海道いくんですけど。

何故、ここでこれを食う⁉

アホちゃう??

・・・と、カツカレーをほうばりながら、心の中で小さく囁くのでした・・・

楽しみにしていた昼飯も終わってしまい、次の楽しみの夕食まではまだ5~6時間もあります・・、さて、何をする。

こんな時にすぐに眠れる人は本当に羨ましいのです。

アタシャ乗り物に乗ったり眠ろうとすると寝れないタチで、昔っから移動中の飛行機や新幹線で眠れたらどんなに幸せだろうと思ってたのです(注:酔っ払ってると眠れます)。

同室でずっと寝てるバイクの若者が羨ましい・・・

そんなこんなでジタバタしながら時間を潰し、待ちに待った夕食の時間を迎えたのですが・・・

動いてないので腹が減らんのですよ・・、まだカツが腹に残ってる。

う~~ん・・・、マンダム・・・と言っても腹は減らないので、では下船してからコンビニで弁当買ってビールでも飲もうかと、取りあえずはカップヌードルで腹を繋いで下船を待つ事に。

そしてついに下船の時間がやって来たのです・・、ヒュー、ヒュー・・、松本いよいよ北海道に上陸です。

1年ぶりの北海道ですが、やっぱり旅は最初が肝心・・、下船と同時に北海道の爽やかな空気を感じて走り出したいものなのです。

終わりました。

去年、函館に上陸したときは快晴だったのに、たしか3年前にコイツ(奥様です)と来た時も雨だった・・・、やっぱりお前が雨女・・、置いてくるべきだった・・・

と、日記には書いておこう。

↑ 3年前の函館上陸時

コンビニに立ち寄って弁当とビールを買い込んで今夜の寝床に到着。

ここは知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない小樽温泉オスパさん・・、24時間営業で入浴料850円を支払ってフロントで申し込めば、駐車場で車中泊させてもらえるのです・・、もちろん館内のトイレも使えます・・、こんな素敵な入浴施設がもっとあればいいのになんて、思ってしまうのはワタクシだけでしょうか・・・

そんな訳で北海道初夜はここの駐車場で弁当をビールで流し込んで眠りました。

船の中ではなかなか眠れなかったのに、ここではぐっすり眠れました。

やっぱり何処よりも車中泊が落ち着くようです・・・

・・

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こうこく




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