四国八十八ヶ所お遍路の旅

旅の出発準備をします

こうこく

 

 


今日の天気は曇りのち雨、時々ミサイルです。

最近毎日のように北朝鮮がミサイルを発射していますが、遺憾や避難ばかりを連発する日本政府の対応で、はたして大丈夫なのでしょうか。こりゃだめだと思ったのは、先日ミサイルが日本を飛び越えてJアラートが鳴り響いた日の党首討論で、野党第一党の党首の質問が統一教会です。国家として最優先されるべき安全保障よりも、個人の失態の追求に躍起になる政治家に、はたしてこの国を守って行けるのでしょうか…。

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明日の出発に備えて準備しなくてはなりません。最近は曇り空が多かったので外部電源でカンビンのサブバッテリーを充電します。

500円玉貯金シリーズの旅から帰ってから、どうもサブバッテリーが劣化してるように感じがしていて、いくら充電しても満充電にならなかったのですが、

アレレレ…、のぞき窓が70%以上を示すグリーンになってます。何故でしょう?今まで何度充電そいても黒色だったので、そろそろ寿命かなと思ってバッテリー屋さんに見積もりをお願いしていたのですが、復活する事なんてあるのでしょうか?まあ、今回の旅で大体分かるでしょうから、復活してたラッキーマンで、見積もりキャンセルしてやりましょう。

復活と言えば40年くらい前に「復活の日」と言う映画を見て感動したのを思い出しました。草刈正雄主演で、ジャニス・イアンの歌う主題歌のユー・アー・ラブが大ヒットしたのですよ イッツ ナッ トウー レーイ ♬♩ スタート アゲーン ♩♬♪・・・心に響いた曲です…

でも今思うとそのストーリーって、感染症が世界中に広がって人類が滅亡し、南極にいた観測隊員だけが生き残るというものだったのですが、今のコロナがもっと毒性が強ければ、この映画のようになっていたかも分かりません。一つ間違えば人類滅亡の危機だったかもしれないと思うと、ゾッとしてしまいます…🐘です。

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実は前から思っていたのですが、カンビンの収納庫の使わない物を卸してあげたら、少しは坂を登るのも、そして燃費も良くなると思うのです。キャンプ道具は今回必要ないので全部置いて行きます。

こちら側にもいっぱい入っていますが、実はコイツが悩み所なのです。

これまで何度もガス欠の危機に見舞われて、それからずっとこの10リットルのガソリン携行缶を載っけているのですが、いままで一度も出番がないのです。8月の北海道でガス欠直前になったものの、何とかGSに辿り着いて事なきを得たのですが、反対にコイツを積んでる安心感でギリギリまで走れたのですよ。ガス欠になっても10リットルあれば60~70kmは走れるので、いざという時の保険なのです。

悩んだあげくに、やっぱ置いていきましょう。四国では北海道みたいに何十キロもGSがないなんてことはないでしょうし、何よりも厳しい坂道が多いので軽量化優先です。携行缶くん、今回はゆっくり休んでいてくれたまえ…なのだ。

余計な物がこんなにありました。ほとんどキャンプ用品です。置き場がないので、とりあえず家の中に置いておきます。と、言う事は帰ったらまた元の位置に戻るのでしょうか・・・、今度倉庫を整理して置き場を作らなければなりません。時間はいっぱいありますからねえ~

続いてタイヤの空気圧チェックです。

なぬ!!標準値4.2kなのに3.8kしか入っていません。2~3週間前に整備工場で調整してもらったっばっかりなのに、こんなに抜ける訳ないでしょう。いくら気温が下がったからと言っても、ここまではならんでしょう。だから他人は信用できんのです! ←怒ってます。

コンプレッサーのコンタくん登場です。 ←今、名前付けました。

おお、さすがコンタくんです、見る見る空気が入っていくではありませんか、当たり前ですが。標準値にキチンと調整しておきます。

後輪のダブルタイヤが面倒なのですよ。特に外側のタイヤはバルブが内に向いているので、Wタイヤ用のゲージでないとうまく入らないのです。面倒ですが通販で買ったバイク用のL字バルブを取り付けて空気を入れるのですが、このバルブを回して外す時に結構空気が抜けるのです。外さないでもずっと付けときゃいいだろうとお思いでしょうが、バイク用だし中国製だし200円くらいだったしで、要するに信用出来んのですよ、コイツ。なので、空気が抜ける事を想定して多めに入れてから外すテクニックが必要なのであります。

奥様のマシンも調整しておきます。あらあらこれもかなり抜けてます。やはり気温差でこんなに違うものなのでしょうか・・・、そんな訳ないと思うのですが、ただの怠慢だったのでしょうか…。

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車の準備が出来たら今度はお遍路グッズの準備です。

お遍路用の白衣です。同行二人とは弘法大師と常にともにあるという意味です。これを着ているといかにもお遍路という感じですが、ワタクシはそのいかにもという感じがあまり好きではないので、ここ2~3年はほとんど着ていません。たぶん今年も着ないと思うのですが、気が変わりやすい年頃なので、一応持って行くことにします。

納経帳です。右が四国八十八ヶ所、左が四国別格二十霊場です。昨年はこれを同時に回ったので百八ヶ所回りました。今回で4回目のお遍路ですが毎回違う回り方をしてるので、変化があって飽きません。

最初の年は普通に一番から88番に回り、二年目は閏年だったので逆打ちと呼ばれる88番から1番へ、そして昨年は別格二十霊場と合わせた百八ヶ所を回りました。その頃は仕事をしていたので休みの度に何回にも分けて回ったのですが、自由人の今年はカンビンで一気に回る計画なのです…諸事情により2回に分ける事になりましたが。

2回目からは御朱印だけを同じページに押してもらうのですが、こんな感じで印だけ増えていって、ちょっと見た目が・・・、と、思ったので、2回目の途中からもらうのをやめたのです。人それぞれですが、ワタクシは納経帳をキレイに持っておきたいので、今は納経所には立ち寄らず、御朱印は頂かないのです。

2年前に逆打ちした年は、醍醐天皇から弘法大師の称号を授与されて1100年の年だったので、それを記念して大師納経が授与されました。一枚ずつビニールに入っているので後から製本しようとしたのですが、ピッタリ合うサイズがなくてこの状態です。何とかしなくては御利益がなくなるかも知れませんが、まだしばらくはこの状態のままでしょう。バチがあたるかも知れません。🐝ハチです。

経本です。本堂と大師堂で読経します。暗記している達人でも読経ですから読まなくてはならないのです…形だけでも。お寺のお坊さんも読むふりしています。般若心経は現代風の曲にもアレンジされていてカッコイイのです。

本堂と太師堂に奉納する納め札です。住所、氏名を書いて納札箱に入れます。これを書くのが結構大変で、十ヶ所回るなら二十枚書かなければなりません。個人情報なので詳しく書かない人もいるくらい、住所、氏名が悪用される時代になってしまいました。学校で名簿も作れない時代なのですからね、悲しい限りです。

納め札の色は回った回数によってこのように変わってきます。

〇白:1~4回

〇緑:5~7回

〇赤:8~24回

〇銀:25~49回

〇金:50~99回

〇錦:100回以上

おお、ワタクシも来年から緑色になるではないですか、ムフフフフ…、皆さんこんなに回れるのかと思われるでしょうが、納札入れを覗くと銀や金は時折見受けられます。さすがに錦は見たことありませんが、数十回回られている方も多いようです。

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線香と蝋燭も忘れてはいけません。本堂でも太師堂でもあげなくてはなりません。作法として他人の火を貰ってはいけません、そして後から立てる人の為に奥から立てるのがマナーなのです。

ワタクシは水場で手や口を清めるヒシャクも持参しています。コロナ禍で水場が閉鎖されたりヒシャクが回収されてしまったので、マイヒシャクを持ち歩くようにしました。変形してしまっているのが愛用してる証です。

お遍路には人それぞれの形があります。歩き遍路から自転車、バイク、車まで…、さらにバスツアーからタクシーまでありますが、どれが正解なんてありません。信教も宗派も関係なく、お大師様はすべてを受け入れてくれるのです。

四国八十八ヶ所お遍路の旅、明日スタートです。

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こうこく




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