四国再発見の旅

ね、寝床がなくなっとる・・

こうこく

 

 


叶岬へ出発の朝です・・、と言っても、もう10時ですが・・・

久しぶりの旅気分にワクのムネムネが止まりません・・・、これまた久しぶりの前方撮影用のデジカメをセットして、準備完了・・

表示は161円なのに入れる時は何故か155円になる、いつものGSで満タンにして出発です・・、高知はバッカみたいにガソリンが高いので、今回は携行缶も積んでます・・、絶対に高知では入れんぜよ!・・

目指す叶岬まで約180km・・、当然高速なんて使いません・・、まあ、無料区間は走りますが・・、ただのケチか?・・、う~ん、まあそうとも言う・・・

今回は奥様は興味ないので行かんそうで・・、全く…、女にゃ男のロマンが分らんのだ・・

それにしてもイイお天気で、絶好のロケット打ち上げ日和では有馬温泉・・、まあ、打ち上げは明日ですが、たぶん明日もこんな天気でしょう・・、気温も上がって20℃近くになる予報です・・

山道に入って峠を越えて中山町から内子町に入ります・・

良く来る河原のキャンプ場を見ると1台だけ車が停まっています・・、タープを張っていますがデイキャンプでしょうか・・、それとも車中泊か・・、余計なお世話でしょうが、何故か気になる年頃なのです・・・

内子町を抜けて大洲市に入りました・・、そろそろお昼なので、ここで食事をしようと思います・・、昔、こちら方面で勤務していた時によく行ったお店に、久しぶりに寄ってみようと思います・・

大介うどんさんです・・、また、うどんかー!・・、お前はうどんしか食わんのか!・・、と言う罵声が聞こえて来そうですが、それがどうした助さんや・・、なのです・・

一見、どこにでもあるセルフうどん店のように見えますが、この店にしかない、素晴らしいシステムがあるのです・・、そのシステムとは・・

ジャ~~ん!!・・・、この小ぶりなザルに入ったうどんや蕎麦・・、何玉食っても同じ値段なのです・・・

うどんや蕎麦をこの湯切りザルの中に好きなだけ入れて、お湯で自分で温めて器にいれるのです・・、欲の固まりで無理矢理入れたうどんがザルから溢れて、よくお湯の中で泳いでいるのを目撃します・・・

ワタクシも若かったので、当時は6~7玉くらい入れて食べてましたが、高校生なんかはマンガ盛り状態で食ってたので12~13玉は押し込んでたのではないでしょうか・・、袋詰めと同じで上手く入れるテクニックがあるようです・・

これで4玉です・・、なかなかの大盛りでしょう・・、それに昔から大好きなゴボウのかき揚げをのっけて食べると、これがまた旨いのですよ・・、讃岐うどんよりも柔らかめですが、これはこれで旨いのです・・、あ~~・・、懐かしの味です・・・

汁が残せるようになりました・・、ひとつ大人になったような気がします・・、わ~はっはっはっはっは~~・・、はが五つ・・、人間は進化する動物なのだ~~~、まっ、塩分が気になるだけですが・・・

うどん食って元気が出て・・、無料区間なので高速に乗ります・・、う~ん、やっぱり高速はつまらん・・、下界の景色を見ながら走るのが楽しいのですよ・・、それにバーストの悪夢が付きまとうのです・・

はい!・・、無料区間終わり~~・・、大洲から南は基本無料区間なのですが、何故か一区間だけ有料区間があるのです・・、何でやねん!・・、知らんがな~・・・

今、宇和町の卯之町を走っているのですが・・、卯之町って卯の町と書くのです・・、そう、兎の町なのです・・卯が付く町は幾つかあれど・・、

卯が付くJRの駅は全国でここだけなのです・・、ピョンピョンピョン・・・、卯年に卯之町とはこりゃめでたい・・、宿場のような駅になってますけど、そもそもここは宿場町だったのですよ・・、以前は宿場として栄えた町も今は無人駅・・、兎さんも過疎化の波は飛び越えられなかったようです・・

ここから無料区間になるので、また高速に上がって・・、

言われても分らんような宇和島城を眺めながら宇和島の街を抜けて・・、

終点の津島からはまた一般道を南下して行きます・・・

愛南町に入るとヤシの木が並んで、南国気分が出て来ます・・、このあたりの海には珊瑚礁もあって、海中を覗ける遊覧船や夏には海中ウォークも楽しめて、まるで沖縄気分?が味わえるのです・・・

途中のスーパーで夕食の買い物をして・・、

ちょっと寄り道して紫電改展示館さんへ・・・

ここには何度も訪れているのですが、日本で唯一現存する戦闘機「紫電改」が保存されているのです・・・、零戦の後継機として開発された紫電改ですが、終戦から34年後に地元のダイバーに海中で発見され、ここに保存されました・・

子供の頃に引き上げ作業をテレビで見ていたら、中継のヘリが海に墜落して・・、祟りだと騒いでいたような記憶があるのです・・、子供だったのでその衝撃は大きくて、今でもその光景をよく覚えているのです・・、ここに来るとあの頃を思い出してしまいます・・

たぶん10代の少年が操縦していたのでしょう・・、操縦席を覗き込むと胸が痛みます・・

直ぐ近くには展望タワーもあって、

宇和海を一望する事が出来ます・・・

以前に撮った写真です

さらに南下して高知県に入ります・・、今日はこの近くの道の駅に泊まって、明日叶岬を目指そうと思ったのですが・・・、

が~~~ん・・・・、ね、寝床が無くなっとる・・・、道の駅が無いではないか・・、そう言えば、去年お遍路で来た時にリニューアル工事中だったような・・、まだ出来とらんのかい!・・、と怒っても焼け石にウォーター・・・、他を探すしかないようです・・

と、言う事は前回のお遍路の時と同じパターンか・・、前回もこの近くで道の駅を探したらボロッチイ所に辿り着いたような記憶が・・・

やっぱり・・・、こんな予感は当ってしまう・・・、ここはトイレも施設も古くてイマイチなのだが仕方が無い・・・、泊めてもらうのに贅沢言っちゃイカン野田クリスタル・・・

おお!…木金太郎・・、室蘭ナンバーのキャンピングカーがいるでは有馬記念・・・、こんな所までよくもまあ・・と、お話をしたかったのだが人影が無い・・、北海道は雪だもんな~・・、暖を求めてコチラに来たのでしょうか・・、是非お聞きしたいものです・・・

スーパーで買って来たお惣菜が今夜のディナーです・・、激安だったのでこんなに買ってしまった・・

明日の打ち上げ成功を祈念して、今夜はエビスで乾杯なのだ~・・、貰い物ですが・・・、テレビも映らんので録画を見ながら一杯やって、夜が更けて行きます・・・

いよいよ明日はH3ロケットの打ち上げです・・

せめてロケットの噴煙だけでも、見る事ができるのでしょうか・・・

ここに来れば見れるだろうと、勝手に思って来ただけなので、何の保証もないのです・・・

果たしてココで良かったのか・・・、不安・・・

・・

↓どれか発射ボタンを押して下され~~~、飛んで下され~~

↓ クリックしてもらえると脱出計画が前進します。

こうこく




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