青空の下、快調に走り・・、第三十五番札所清滝寺に向っています・・
そう・・、未だかつてカンビンで登り切った事のない・・・、と、言うか・・・
登る事の出来ない山道です・・・
・・・と、その前に腹ごしらえを・・・
ここは清滝寺の山道の麓にあるうどん屋さんです・・
一昨年初めてここに立ち寄り、高知にこんなウマイうどんがあったのかとヒデキ還暦してしまい、昨年も立ち寄り、今年も来てしまいました・・・、たぶん来年も再来年もその翌年もその次の年も・・・、生きてれば立ち寄りたいお店なのです・・・
温玉ぶっかけうどんの冷です・・・
ぶっかけなのに、まるでかけうどんのようにだし汁で満たされています・・・
当然、濃い出汁なのですが、それでも全部飲んでしまうほどウマイのですよ・・・
そしてそれ以上に凄いのがこの麺・・・
コシも強いのですが、麺が信じられないくらいツルッツルなのですよ・・・
このツルツル麺がツルルっと喉を抜けてゆく喉ごしが、たまらんのです・・・
ワタクシの知る限り、ツルッツル具合はアタックNo.1だと思うのです・・・
うどん博士が言うんだから間違いないと自負しておりますが・・、
まあ、味覚には個人差があるので、話半分に聞いといてください・・・
うどん食って元気100倍でいざ出陣・・・
山道に入る前からもう、離合も出来ない道です・・・
山道に入るとさらに厳しい道幅に・・・
対向車さん来ないでよと、お願いするしかありません・・・
坂も急なうえに山肌から木々が覆い被さってきているので、キャンピングカーだと枝にあたって傷だらけのローラになってしまうのです・・・
キスだらけのローラ・・・
金です・・・、い、いや・・、
どうです・・・、
こんな所をキャンピングカーで登ろうとする人なんて、この世に存在しないと思うでしょ・・・
まるでビッグウェーブのようではありませんか・・・
でもね・・、
世の中には我々の想像を遙かに超える人がいるもので・・・
去年、徳島の札所で出会った鹿児島から来たお父さん・・・
こ~んなデッカいバスコンで四国八十八ヶ所制覇したのです・・・
当然、この坂も登ったらしいのですが・・、想像するに、枝をバキバキとへし折り、対向車をボコボコと蹴散らしながら登ったのではないかと・・・
お・・、恐ろしい・・・、まるで装甲車のようです・・・←個人の想像です
・・
そんなこんなパンナコッタで、本堂の駐車場まで辿り着きました・・・
なんて楽チンなのでしょうか・・・
昨年まではあんなに大汗かいてヒイヒイ言いながら登ったのに・・・
第三十五番札所清滝寺です・・
心して旅の安全を祈願しておきます・・・
お天気の良い日に高台から見る景色は、やはり気持ちがイイものです・・・
高知県土佐市の何気ない風景です・・・
いよいよ今回の旅、最後の札所に向います・・・
次の札所は海を越えた半島にあるので、海峡に掛けられた橋を渡って進みます・・・
とうもろこしな・・・、い、いや・・、
こ~んな感じ・・・
リゾート地のような海岸線を気持ち良く走って・・・、
目的の寺の駐車場に到着です・・・
最新の精算システムに駐車料金を投入して寺に向って歩いて行くと・・・
何故かもうひとつ駐車場が・・・
ゲゲゲッ!!!・・・、ゲが三っつ・・・
やっちまったーー!!!
ゾウなんですよ川崎さん・・、パオ~~🐘・・・
去年も一昨年も、その前の年も・・、そしてその前も引っ掛かってしまったのです・・・
実はこの駐車場・・、地主が勝手?に造った有料駐車場で、その奥には寺の無料駐車場がちゃんとあるのですよ・・
道路から寺に向って入って行くと先にこの駐車場が見えてしまうので、自然に入ってしまうという巧妙さ・・・
寺の前でこんな事してバチは当らんのかと憤慨しつつも、5年連続で同じ手に引っ掛かってしまった進歩のなさに、落胆してしまうのでした・・・シクシク…36
第三十六番札所清龍寺です・・・
いつもより階段が重く感じるのは何故でしょうか・・・
帰りにもう一度、睨みつけておきました・・・
たかが100円ですが・・・
何のかんの橋本かんので、高知県内十三霊場を参拝して、今回の巡礼旅は終了です・・・
松山を出発して室戸岬に向い、土佐市まで移動して来ました・・・
すでに400km以上走行しているのですが・・・
ここから松山の自宅まで約140km・・・
まだ3時間ほど走らばなりません・・・
グビグビグビッっとノンアルを飲み干して・・・
64歳・・、もうひと頑張りです・・・
・・
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