道の駅斜里の車中泊者用駐車場に居ます。
とても車中泊とは思えない車ばかりが停まっていますが、実はこれGoogleマップさんから画像をお借りしました。
そうなんです・・←もう川崎さんは言わない。
この頃はもうブログの復活はほぼ諦めてたので、マメに写真を撮ってないのです・・・

朝食です・・、適当に絵を借りて来ました。
写真を撮ってないので何を食べたかも思い出せず認知症状態・・
やる気の無さが伺えます。

朝の8時、出発します。
今日は10時15分発の知床観光船に乗るためにウトロ港に向かいます。
ちなみにこれは実際の写真です。

知床半島の綺麗な景色を見ながらウトロを目指してトロトロ走ります・・、ウトウトしてはいけません・・
今日の予報は晴れで最高気温は27度・・、どうやら天候には恵まれたようです・・、きっと普段の行いのおかげでしょう・・、何にもしてないけど。

観光船のキップ売り場に到着しました・・、ボロ・・、い、いや・・、レトロです。
乗り場に行く前にここでチケットを買わねばならないのですが、何と驚くなかれ駐車場が無いのですよ・・(もしかしたら離れた所にあったのかも)
シーズン前の平日で空いいて、駐禁の看板も無いので路上駐車してチケットを買ったのですが、これからの観光シーズンこれでいいのかと、人事ながら心配になるのです・・

↑ Googleマップより

うぐっ!・・、・・・だ、そうです。
チケットを買ったら前の道を進んでトンネルを抜けた所が乗船場です・・

↑ Googleマップより
するとトンネルを抜けたところのプレハブの前にオヤジが二人立ってて、駐車料金500円ちょうだいですって・・・、お・ちゃ・め・・・、な訳ねえだろ!
高い船賃取ってさらに駐車料金取るだなんてあんた・・、さすが観光地だわ。
それでもワンサカ客がやって来るのですから、やっぱ北海道、スゴイのです。

↑ Googleマップより
駐車場でしばらく待機してたら、やっと観光船が入って来ました。
せっかくこの船に乗るためにここまで来たのに船の写真はこの一枚のみ・・・
どうです・・、やる気の無さがよく分るでしょう・・・
これから往復4時間・・、この船の上から知床半島を臨みます・・

船内はエアコンが効いててとっても快適なのですが、平日で空いているにも係わらず、すぐ後ろの席に中国人グループが来てうるさくてうるさくて・・・、特に子供がやりたい放題やってるのですが親は注意どころか一緒になって騒いでて・・・

これじゃあ世界遺産が台無しだとデッキに出てみたら・・
おお!・・、貞治・・・
目前に知床の大自然が広がっていて絶景なのですよ!
知床の風も肌で感じられて断然こっちの方がいい。

圧巻の大自然の造形美に見入ってしまって言葉を忘れてしまいそう・・・
車であちこちいろんな景色を見てきたけれど、船からしか見られないこんな景色があるんだなと、65歳にして(もうすぐ66です)やっと気付いたのでした。

船は可能な所は岸まで近づいてくれたり、観光スポットでは減速してくれたりしてたっぷりと景色を堪能させてくれるのです・・
船内放送ではずっと観光ガイドを流してくれているので、知床の歴史や自然についてよく分ります・・
正直言って、奥様に付き合ってこの船に乗ったのであまり期待はしていなかったのですが、これはいい!
乗船料の9800円なんて安いもんだと思えてしまうのです。

ただ・・、出港してからずっと思ってたのですが、海の色が何だか恐いんです・・・
これは深い海の色なんでしょうか・・、海が黒く見えてしまって、波もないのがよけい不気味に感じてしまうのです・・・
今日はたまたま穏やかなのでしょうが、普段はもっと荒々しくて厳しい北の海なのでしょう。

カムイワッカの滝が見えます・・、たぶん。
Googleマップを見るとこのあたりまでは道があるように見えるので車で来られるのかも知れませんが、この景色は船からでないと見られません・・
でも陸には陸からの絶景があるのでしょうから、可能であれば是非一度陸路で来てみたいものなのです・・・

船に揺られながら約2時間・・
退屈なんてすることもなく、雄大な景色に魅せられながら船は進み・・・

ついに知床半島の先端付近までやって来ました・・・

ずっと見たいと思っていた、これが知床岬。
船内に森繁久弥の知床旅情が流れています・・、日替わりで加藤登紀子も登場するのでしょうか・・、それとも落選したのか女性差別か・・・
そんなことより岬の灯台が微かにしか見えないのが残念ですが、これ以上は規則で近づけないのだそうです・・・

この岬のすぐ向こうは国後島・・・
まさに今、日本の北の果てに居るのです。
日本最北端は宗谷岬ですが車で簡単に行けてしまうので、果てまで来たって感じがしないのですが、海の上から見る知床半島って本当に果てって感じがするのです・・・

2年半位前に波照間島の最南端に立った時に、ここが日本の南の果てかと涙するくらい感激したのですが、その時と同じような感覚を今感じています。
「果て」って哀愁を感じてしまうのはワタクシだけでしょうか・・・

↑ その旅がこれ
岬まで到達した船はまた2時間かけて同じ航路を引き返します・・・
同じ景色なので客を退屈させないよう、「あの岡の上にヒグマが見えます!」なんて船内放送があるのですが・・・、一度も見えんぞ・・・、そもそもこんな離れてて見えるのか?

双眼鏡をずっと覗き込んでる客もいれば、あそこで何か動いたなんて騒いでるおばちゃんも・・・
そんな様子もまた、いとおかし・・・
名物のちくわパンをかじりながら、帰りの船旅をのんびり楽しむしゅんめいさんなのでした・・・

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