徳島県阿南市の椿自然園にいます。
どうです・・、この絶景!・・と、イカにもタコにもこの宿に着いた時の景色のように前回書いたのですが・・・、
実はこれは翌朝の景色で・・・

本当は着いた日は天気がイマイチでこれが本物・・・
同じ景色でも天気でこんなに違って見えてしまうんですね・・・って、ウソついてたのか。

この日は(いつもかも)風が猛烈に強くて、周りにある自慢の椿の花を見に行こうなんて気分にゃとてもならんくらいすごかったのです・・
もっとも、窓から見える椿の木にはほとんど花がなく、この強風ですでに落ちてしまったよう・・・

そして最悪だったのは、あまりの強風で部屋の障子がカタカタ鳴るのです・・
外側はサッシの窓なのですがどこからか風が入ってくるのか、あるいは微妙に建物が揺れているのか、一晩中カタカタ・・、コシコシ・・、ヒザヒザ・・と鳴り続け、アタクシの安眠を妨害してくれたのですよ・・、この宿唯一の欠点でした。

そんなこんなパンナコッタで・・、
前回告知したようにこの宿の自慢はお料理なのです。
ここのお料理にはスタンダードから「グレードアッププラン」、「さらにグレードアッププラン」そして「プレミアムプラン」とあって、料理の内容とお値段が段々上がって行くのですが、今回は清水の舞台から落っこちるつもりでプレミアムをチョイス・・、でもびっくりするくらいリーズナブルなのです。
今回は奥様のリクエストで伊勢エビがメインなのですが、アタシャどっちかって言うとアワビの方が好きなのです・・、期待に応えて地元産の肉厚アワビの刺身も付いてます・・

さらにアワビのバター焼も・・
柔らかくてこれも好きなのですが、アタシャバターよりもワサビ醤油派かな・・
出来れば蒸しアワビで出して欲しかった。

でっかいカサゴの煮付けにもアワビが付いててオジさん満足・・、先付けにサザエの壺焼きもあったので、貝好きのアタイにゃたまらんメニューなのですよ・・

でもね・・・
ここのオヤジの一番のオススメは、伊勢エビでもアワビでもなくて、プレミアムコースのみに出るというこの前菜の中にある一品・・・

それが、これ!
うげっ!・・、なんか動いとる・・・
アタシャこういうの苦手なのです。

いまじゃ希少なハゼ系の稚魚らしいのですが、元気すぎるくらいビュンビュン泳ぎ回ってるのです・・、ご臨終前ならまだしも、こんなの食ったら動物虐待だろうなんて思ってる隣で、こんな新鮮なのは貴重で滅多に手には入らないんだと店主の熱弁が止まないのです・・
あんまり店主が言うもんだから残すわけにもイカンだろうと、神様、仏様、稲尾様に許しを請いながら箸を伸ばすのですが、元気すぎてまったく捕まらん・・・、それに演出で入れてるの石や昆布が邪魔でその下に逃げ込んちまって、もうどうにもこうにもブルドック・・・←わからん人はスルー

しばらく格闘の末やっと一匹捕獲するも、それでもまだ暴れてる・・、ヒエ~~~・・恐い。
勇気を振り絞ってそのままポン酢にくぐらせて一気にパクリ・・、うぐお~~・・、口の中で暴れてる感触にビビリまくるしゅんめいさん・・、決死の思いでひと思いにブチッ!・・、
ご臨終です。

う~~ん・・・、マンダム・・・
正直言って味なんてポン酢の味しかしないし、こんな食感を楽しむ人の気が知れないのですが、出された物は残さない主義だし、どうせこの子達は死ぬ運命なのだからと、ビビリながらも完食を目指すのですが如何せん・・、元気すぎて捉えるのが至難の業なのです・・・
そんな格闘してる間に次々と運ばれて来る料理はどんどんと冷めていき、料理を運んで来た店主が一言・・、「冷めないうちにどうぞ」・・・
お前がこんなの出すからだろうが・・・

↑ 冷めた天ぷら
ちなみに踊りには最初から全く手を付けなかった奥様に、それを見た店主が「苦手でしたら天ぷらにしてお出ししましょうか」と・・・
それを早く言わんか!・・、お前があんなに熱弁を振るうから頑張って食ったのに・・、アタイの努力は何だったの・・、シクシク・・38。←計算できないくらい落胆
〆の伊勢エビの味噌汁は最高に美味かったのですが、ちょっとお汁が少なくねえ?・・、しかもあの刺身のデッカかった頭は何処行った?
たぶん他のお客の胃袋の中かと思われます・・・、知らんけど。

デザートは奥様に差し上げて夕食は終了。
ブログネタ的に面白おかしく書いたけど、このお値段を考えれば大満足のお食事なのでした・・、稚魚の踊りは要らなかったけど。

障子のガタガタに一晩中耐えて朝が来ました。
今日はいいお天気で風もいくらかおさまったようなのですが、瀬戸内とは違う荒々しい海なのです。

朝食に向かう途中のロビー横で今朝も薪ストーブが焚かれてます・・・
見てるだけで心の中まで温まります・・・
子供の頃を思い出してしまうのは何故でしょう・・・

朝食はショボ・・、い、いや・・、質素です・・・
ここで昨夜残しておいた伊勢エビの味噌汁に登場してほしかったのですが、やっぱり他人の胃袋に収ってしまったのでしょう・・←勝手な推測です
好き勝手書いてますがとっても美味しい朝食でした。

食後は薪ストーブの前でコーヒーを呑みながら、しばし炎を眺めてほっこり気分・・、いやあ~~、炎って本当にいいもんですね・・、水野です。
またキャンプに行きたくなってきました。

それでは荷物を纏めてチェックアウト・・・
玄関を出ようとすると店主が出口まで見送ってくれました・・
また来てワン!!

ゾウなんですよ川崎さん・・、ワン!
彼がここの店主なんです・・、昨日、稚魚の躍り食いを奨めてくれたのも彼。
その仕事熱心な姿に感動だワン!
伊勢エビの頭の残りを食ったのはコイツかもしれません・・、絶対そうだワン!
幻聴だけでなく幻覚も見えて来たようです・・
またあの道を戻らなくてはなりません・・、大丈夫かワン⁉

大丈夫らしいです・・・

よかったワン!

もひとつワン!

ついでにワン!

・・
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