伊予灘を右手に眺めながら、海岸線を南下しています。
今日はとっても良いお天気で気温も高くて、絶好のお出かけ日和です。
松山を出発して今、このあたりの海岸線でしょうか・・・・
そう、以前紹介した日本一海に近い駅の下灘駅のあたりです・・
今、このあたりのスイセンの花が見頃と聞いて、目と心の保養にやって来ました・・
天気が良いから・・とか、花が見頃だからと思いつきで出掛けられるのは、自由人の特権なのであります…
スイセン畑には駐車場がないらしいので、近くの運動公園が臨時駐車場になっています・・、ここから歩いてスイセン畑を目指します。
正面の岡の上がうっすらと白くなっているのが、どうもスイセン畑のようです・・何だ近いじゃないか・・、結構しんどいと聞いてたのですが・・
レトロと言うか、昔のまんまの道を進んで行きます・・、何組かの皆さんも同じ場所を目指しているようですが、年寄りばっかです・・、まあ、そうでしょうなあ~…、平日にウロウロ出来る現役世代はそうはおらんでしょうな~・・
なかなか渋い道しるべだが、なんか怖い・・、血の色しとるし、文字が怪談に出てくるような字体に見える・・、大丈夫か・・
やっぱり怪談(階段)ではないか・・・、なかなかキツい上り坂じゃ・・、しかも狭い・・、上から人が下りて来たらすれ違えんではないか・・、なるほど、しんどいとはこう言う事だったのか…
ゲゲ!・・、ゲが二つ・・・、こんなところに出たぞ!…ここ、渡って良いのだろうか・・遮断機も警報器もないが、どうんもここ以外に道がないようだ・・・、しかしこの看板、危険と書いとるが、渡っちゃイカンとも書いとらん・・、どうしろと言う野田義彦・・
おお、なんかスタンドバイミーのシーンみたいだが、線路で遊んじゃイカン・・
右を見て・・
左を見て・・・、もう一度右を見てたらいつまで経っても渡れないので、一気に渡るー!
おお、田裕美・・・、線路を渡った所に手書きの道しるべがあるでは有馬温泉・・・、なかな味がある矢印じゃ・・、と、言う事はこれが正しいルートのようだが・・、こんな線路を渡るルート・・、良いのだろうか・・、危ないぞ・・
相変わらずなんちゅう細い道なのだ・・、これではすれ違う人とダンス状態になってしまうではないか・・、おねえちゃんなら良いが、年寄りしかおらん・・
いったいこの道しるべは誰が書いてくれたのだろうか・・、適当に置いてるようだがとっても分りやすい・・、さっきと同じ人が書いたと思われるが、相変わらず矢印が素晴らしい・・
しかしこの道、結構キツい・・・、前から来た人ともすれ違いにくいが、前の婆さんがバテてしまって追い抜く事ができん・・・、しかも足下がぬかるんでいて、滑ってこけそうである・・
やっと婆さんをかわしたと思ったら、今度は前からおばさんが・・・、いよいよダンスの始まりか・・・、こっちも嫌だがアッチも嫌がっとる・・
などとアホな事を考えてたら、おお、気が付いたらスイセン畑の中にいるではありませんか・・、小さい花がいっぱい咲いてる・・・、とってもキ・レ・イである…
白と黄色の花が独特の形をしていて、青空の下にニョキニョキとたくさん生えています・・
なんでこの花はこんな寒い時期に咲くのでしょうか・・、毎年12月くらいから咲くようなのですが、まるで受験生を応援してるようです…、スイセン入学…なんちって・・
スイセンの花が咲く岡から見下ろす瀬戸内の海と青い空・・、現役世代の皆さん・・、これがゆとりと言うもんですよ・・、こんなほっこりした時間に癒やされるのです・・
よく見ると不思議な形の花です・・、クラゲのようにも見えるし、タコの吸盤にも見えるし、赤ちゃんのおしゃぶりにも見えるし、UFOのようにも・・、なんとも貧素な発想ですが、生き物にも見えてしまう、不思議で綺麗な花なのでした・・
帰り道も慎重に坂を下って行かないと、地面がぬかるんでいて危ないのです・・、おしりを汚したおばさんを2~3人見てしまいました・・、なぜおばさんは、滑ってころぶとギャハハハハハーと笑うのでしょうか・・・・、花も笑ってました🌼
せっかくスイセンに癒やされたのに・・、
最後にこんな恥ずかしい大人を見てしまいました・・
分別のつかない子供ならまだしも・・、同じ大人としてただただ恥ずかしい、恥ずかしい・・
レトロと言う名の昔の道を駐車場に戻って行きます・・
車に乗り込んで、来た道を帰りません・・、これから更に南下して八幡浜に向います・・
八幡浜は独身時代の2年、家族で5年も過ごした所で、思い出深い街なのです・・、これから久しぶり行ってみようと思うのです・・
つづく・・・・
・・
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