カテゴリー: 四国八十八ヶ所お遍路の旅

  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)3日目・66番→70番

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)3日目・66番→70番

    香川県観音寺市豊浜町の道の駅とよはまに居ます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)3日目です。

    今朝はどんよりと曇っていて、瀬戸内の海も冴えない表情です。

    今朝はパンの朝食です。

    レンジでチンしたホットドッグ用のパンにからしをたっぷりと塗って、

    98円が2割引になっていたマカロニサラダをはさめば、

    マカロニサラダドッグの朝ご飯の出来上がりです。

    パクッ、モグモグ…、ツーーーン!・・・・、からしを入れすぎたようです?

    実はここ、愛媛県から香川県に入ってすぐの所なのですが、さすが香川県で、道の駅の第2駐車場の中にうどん屋さんがあって、朝の8時にもうやってます。恐るべしうどん県です…。

    ・・

    雨がポツリと落ちる中出発し、一度愛媛県に戻ります。

    四国中央市からどんどん山の方角に登って行って、

    何と徳島県に入ってしまいました。実は今向っている雲辺寺は山頂にある寺なのですが、香川県側からロープウェイで登るルートと、徳島県側から車で登るルートがあるのですが、ロープウェイ代が馬鹿高いので、時間がかかる車ルートを選択したのです。

    国道をそれて登山道に入って行きます。

    山はもう紅葉が進んでいます。

    時折こんな狭い場所もあるのですが、

    これまでの山道と違って比較的整備された道が続きます。

    出発してから1時間半ほどかかって、やっと雲辺寺駐車場に到着です。ここは駐車場が狭いのが心配だったのですが、平日にもかかわらずほぼ満車状態です。昨日の日曜日に来なくて良かった、ふう~・・

    ・・

    ここからは徒歩で500m歩いて行かなければなりません。

    木々がいろんな色に染まって綺麗です。

    こんな高くまで登って来ています。周囲の山の頂が見下ろせるほどの高さなので、空気が冷たくヒンヤリとしています。

    第66番札所、雲辺寺です。

    ここは紅葉の名所なのでロープウェイで沢山の観光客が登って来ています。昨日までとは打って変わって、お遍路さんの姿はほとんどありません。

    最近はお寺も映えを意識しなければならないのでしょうか、う~む、、、ノーコメント…です。

    なんと美しく、見事に染まった境内でしょうか。お遍路で来たのですが何か得したような気がします。まるで一粒で二度おいしい、グリコアーモンドキャラメルのようです。

    今年で4回目のお遍路になりますが、こんな紅葉のシーズンに来るのは始めてで、何故か夏に汗だくになったり、冬にガタガタ震えながら廻ってたように思うのです。ただ単に季節の選択ミスだったのでしょうか・・・う~む…

    ・・

    紅葉もきれいなのですが、掃除がしっかりとされていて、このお寺の品格が感じられます。たまに掃除や手入れの行き届いていないお寺に遭遇すると何だか残念で、そのお寺自体の品が欠けてしまっているように思えてしまいます。

    現役時代はいつも5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)を基本としていましたが、やはり何事も基本はここから始まるのだと思うのです。これなくし成し遂げられるものは何も無い…と思うのです。

    帰り道にこんなのがありました。どこにもよくある夫婦○○ですが、よく見ると一本の幹が二つに分かれています。そもそも元々赤の他人同士が夫婦になるのであって、元は一緒の木が二つに分かれたのであれば一卵性双生児杉ではないのでしょうか・・・、日本語は正しく使わねばなりませぬ・・・、どうでもいいですか…

    登って来た道をギュイーーーーンと一気に下って行きます!

    どうです、まるでワープのシーンのようでしょう。

    昔はワープと言う言葉がよく使われていたと思うのですが、そう言えば今はほとんど聞かれなくなったような・・・、

    こんな宇宙船が時空を超えて瞬間移動する姿にワクワクしていた子供時代だったのですが、今の子供はこんなのに興味がないのでしょうか・・・、夢はないのか、少年よ!…です。

    瞬間移動して愛媛県の下界まで戻って来ました。本当です、ワープしました。訂正しません…

    そしてまた香川県に入ります。

    今朝起きた場所にやっと帰ってきました。

    まだ1ヶ所しか行ってませんが、もう午後の1時前です。

    ・・

    まずはカンビンの腹を満たしてやって、

    香川県に突入後、初の讃岐うどんを賞味します。

    右が温玉ぶっかけで左がシンプルにかけうどんで、全部で840円です、ネギ4杯入れました。四角い麺でコシがあって鰹の出汁とよく合っています。最近はどこに居ても讃岐うどんは食べられますが、やはり本場はひと味違うように感じます。これから毎日うどん食べ比べです。

    うどん食って、やっと2ヶ所目に向います

    第六十七番札所、太興寺です。

    残念ながら本堂は屋根の改修中で、仮本堂での参拝になってしまいました。

    第六十八番札所、神恵院、第六十九番観音寺です。

    ここは山門も一つで同じ境内に二つの寺があるという、珍しいお寺です。

    こんな感じで手前が神恵院、奥が観音寺です。何故こんな事になってるのでしょうか?お遍路さんは楽で良いのですが、同じ真言宗のお寺が同じ境内に並んでいる意味があるのでしょうか・・、檀家さんは困らないのでしょうか?

    しかも神恵院さんの本堂はコンクリート打ちっ放しという斬新さです。お洒落・・・なのですか?、う~む、、、ノーコメント…です。

    ・・

    本日最後の参拝になる第70番札所、本山寺です。

    小さなお寺なのですが立派な五重塔があります。いつも思うのですが、その時代にこんな高層建築の建物を、よく建てられた物だと感心するのです。クレーンも無い時代にどうやってこんな立派で美しい建物を造れたのでしょうか・・・、正に世界に誇る日本建築の美です。

    ・・・

    途中のスーパーで買い物して寝床へ向います。

    赤信号で停まってたら、ネコが一匹たたずんでいます。ジッと何かを見つめて動こうとしません。哀愁漂う背中です・・・

    道の駅ふれあいパークみのに到着です。温泉が併設されていて車中泊車には嬉しい駅です。また、すぐ目の前が次の札所なので、お遍路さんもたくさんいるようです。

    今夜の夕食はスーパーで買って来たお惣菜です。自炊に比べて少々高くつきますが、何か疲れて作る気がしないのですよ、片付けも大変だし・・・。やっぱお遍路さんは疲れるのです。

    残すところあと18ヶ所なのですが、土日を避けて高野山には行きたいので、もう少しペースアップしなくてはなりません。

    一杯やってゆっくり眠って、また明日です。

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)2日目・60番→65番

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)2日目・60番→65番

    【訂正】

     昨日のブログのタイトルと最後の2つのお寺名を間違ってたので訂正しました。初日からハチャメチャです?

    ・・・・・・・・・・・・

    愛媛県西条市の道の駅小松オアシスにいます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)2日目です。

    4時に起きてブログを仕上げてゴロゴロしてたら、夜が明けてきたようです。カンビンの中は生活感いっぱいで、まるでワンルームマンションのようです。心地良い空間です。

    朝日が昇ってきました。一日の始まりです。

    今日は日曜日なのでどこも人で賑わうのでしょう。

    最近は何処に行ってもよく自作の軽キャンを見るようになりました。しかもどれも綺麗に仕上げています。中はどうなっているのか一度見せて頂きたいのですが、家なので見せたくない人もいるでしょう。ドライバーの方と話をしてもなかなか言い出せないのですよ、気を使って・・・

    久しぶりに炊飯器くんの登場です。しゃもじちゃんもいつ見てもいい笑顔です。

    今日も美味しく炊けました。

    昨日ののり弁の残りと漬物なんかで朝ご飯です。洗い物を出さないようにパックのフタにご飯を乗せてます。こう言うのもまた楽しいのですよ、そして何故か美味しいのです。

    ・・

    出発してすぐに山道を進んで行きます。

    今日最初の札所はかなりの山中にある所なのですが、極めて異例な行程で、

    こーんな山の中に有料道路が突如現れるのです。

    いつものこんな離合も大変な道の先にETCが設置された料金所があるはずもないと思いつつ、

    たぶん、これは何かの間違いだろうと疑いながら進んで行くと、

    ありました、まるで検問所のような料金徴収所が・・・、

    これは有料道路と言うよりも、ウチの敷地を通るんなら金を出せ的な、オイハギのような…いや、山賊の山小屋の、、、、?、ただの料金所です。

    こんな道で1850円も取るんかい!、と言いたくなるような道をブツブツ言いながら進むのですが、そもそも山は寺の管理なので入山料や道路管理料として200円~300円の支払いを任意でお願いする所はいくつもあるのですが、強制的にこんな高額な料金を徴収するのは如何なものかと・・・・、しかも寺へ行くにはこの道しかないので、お遍路さんは必ず通らなければならない事を考えると、う~む、納得がいかん、プンプン!

    ガードレールもない細くてキツい坂道を、金とるんならもっと整備せんかい!などとブツブツ言いながら進んで行くと、

    対向車が来るのですよ、こんな狭いところで…。しかも超ベテランドライバーが多いので離合がとっても大変なのです?

    しかもドンドンやって来ます・・・、もっと小っちゃい車で来てよ ←お前が言うな

    その後も、何でこんな道で金取るんじゃー、っとブツクサ言いながら山頂を目指して進み、

    ふう~、やっと駐車場に到着です。

    ・・

    さすがに山の上は紅葉が進んでいます。

    駐車場から寺までは20分ほど歩くのですが、綺麗な景色でいい気持ちです。

    途中、かなり怖い鳥居の脇を抜けて、

    やっとこさ辿り着きました、第六十番札所、横峰寺です。境内はよく手入れされていて、とっても綺麗なお寺です。

    ・・・

    対向車と老人と闘いながら来た道を戻ります。

    途中、カンビンくんもパシャリと記念写真を撮ってあげて、

    山を下って、やっと下界が見えてきました。

    あ~、疲れた。

    ・・

    第六十一番札所、香園寺です。

    お寺とは思えぬ建物ですが、歴とした真言宗のお寺です。どっかのおばさんが、新興宗教みたい~とか言ってましたが、ワイドショーの見過ぎだと思います。

    中はこんな感じで、お大師様を身近に感じることが出来ます。

    第62番札所、宝寿寺を参拝して、

    途中のセルフうどん店で、またまたまたまたうどんのお昼です。明日から香川県に入るので、これからもずっとお昼はうどんになると思います。ちなみにこのお店はネギやワカメが入れ放題なので何うどんか分からなくなってますが、右がぶっかけ、左が冷やかけです。全部で850円なり。

    うどん屋さんの外でこんな器用な人を見つけてしまいました。

    恐るべし~~、いや、通報した方が良いのでしょうか・・・? たぶん、達人です・・・

    第六十三番札所、吉祥寺です。洒落た名前ではありませんか!

    東京勤務時代によく吉祥寺にあった加賀屋さんと言う焼き鳥屋さんに行っていたのですが、そこは毎日昼12時の開店に長蛇の列が出来るほどの人気店で、席に着くなりオヤジが飲み始めるのです。水中メガネを掛けた店員さんが4~5人で焼き鳥焼くので店の前まで煙りだらけで、それに釣られてまたオヤジが入って来るのです…、とっても幸せなお店でした、まだあるのでしょうか・・・

    ・・

    第六十四番札所、前神寺です。

    枯れ葉を掃除するおばあちゃんの姿がほっとさせてくれます。

    昔はこんな光景がそこら中にあったように思います・・・

    愛媛県最後の札所、第六十五番三角寺です。

    見事な紅葉でとっても美しいのですが、

    桜も咲いています。去年始めて見た時は驚きましたが、最近たまに見るようになった今頃咲く種類のようです。でも紅葉と桜の揃い踏みなんて滅多に見られるものではありません、ありがたや、ありがたや・・

    もうひとつ、ここには名物ばあちゃんがいるのですが・・・、このばあちゃんです。いつも駐車場を見張ってて、車が停まると「入れといてよー!」と料金を入れるよう大声で叫ぶのです。

    それなら、こんな料金箱にしないで自分の所へ持って来させれば良いと思うのですが・・・、しかもこれではちゃんと入れたかどうかも分からんでしょう…、まあ、これがばあちゃんの元気の秘訣なのかもしれません。ガンバレ、ばあちゃん!! でも、もうちょっと頑丈な箱にした方がいいと思うのですが・・・

    本日の巡礼を終えて温泉に浸かり、

    近くの道の駅ことひきでお泊まりしようと思ったのですが、道の駅とは思えぬほど雰囲気が良くないので、

    夕焼けの瀬戸内を見ながら海岸線を走り、

    道の駅とよはまに到着です。もうすっかり暗くなってしまいました。

    ・・

    お惣菜で一杯やって一息つきます。

    ビールを飲んだら久しぶりのお料理の時間が始まります。

    まずはブタさんのを痛めて、

    白菜を投入します。ここで気づいたあなたはエライ!そうです、フライパンが替わりました。まあ、誰も興味ないとは思いますが・・・ 実はずっと使ってたフライパンの取っ手に何度も引っ掛かりそうになってて、これではいつかひっくり返してしまうぞと言う危機感から、取っ手が取り外せるタイプに替えちゃったのですよ。わはは、でもね、その取っ手を忘れて来てしまって熱くて触れないのです?

    続いて長ネギを入れて炒まってきたら、

    オイスターソースを入れて、

    中華スープの素と水溶き片栗粉を一気に投入です。

    八宝菜が出来上がったら、そこにパリパリ麺を投入して、

    ちょっと砕いてマゼマゼしたら、皿うどんの出来上がりじゃあーーーー。麺がちょっとしっとりとした方が好きなタイプです。

    今夜は麦焼酎の炭酸割にゆずを絞って頂きます。一日の一番幸せな時間なり・・・

    今日で愛媛県の札所が終わり、明日から香川県に入ります。

    讃岐うどんが楽しみです・・・

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)初日・52番→59番

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)初日・52番→59番

    旅立ちの日の朝は雲一つ無い秋晴れでした。

    これもひとえに、ワタクシの普段の行いのお陰に他ありません・・・

    荷物の積込みも完了です。

    この素晴らしいアルコール置き場をご覧あれ…。ベンチシートのクッションを少しずらして、その隅間にアルコール類を並べてます。四国再発見の旅くらいからこれをやり始めたのですが、場所もとらずに収納出来て取り出しや片付けも簡単なのです。これでステンレスポットに氷入れておけば何時でも飲めます。我ながらGood idea でしょ。

    それでは出発おしっこうーです。

    まずはカンビンのお腹をいっぱいに満たしてあげて、

    いつも大変お世話になっているマルナカさんにお邪魔して、

    旬の食材の買い物と、

    飲料水を補給させて頂きます。マルナカさんで給水させて頂くようになってから、水に困ったことがなく、とっても感謝しているのですが、実はこの水の使用期限は冷蔵保存で2~3日になっているので、こんなに冷蔵庫を占拠してしまうのです。今は何とかなってますが、電力事情が厳しくなってきたら、また考え直さないといけないかもしれません。

    ・・

    では再び出発おしっこうー、

    と思いきや自宅に帰ってきました。いかんせん、何でそれを忘れるの…っていう物を忘れてしまってます・・・、最近一度でちゃんと出発出来た試しがありません…、年はとりたくないものです・・・

    もうないかーー、忘れてないかーーー、と奥様と声を掛け合いながら今回最初の札所に向います。いつも笑ってやってる加藤茶…、いやヒデキに笑われています。

    第五十二番札所、大山寺です。

    実はここの住職の娘さんが我が家の2軒隣に住んでいるので、初詣もここに来る事にしていてよく来るお寺です。それがどうしたって…以上。

    境内に俳句ポストがあります。俳句の街、松山には至る所に俳句ポストが置かれています。3ヶ月に一度開函され、入選作が表彰されるのです。ワタクシが小学生の頃は俳句の授業があって、外で見てきた風景を俳句にして、その状況を表現しなければならなかったりしたのです。それくらい俳句は身近な存在で、松山には夏井いつきさん以上の大御所がウヨウヨいて、日々獲物を探しながら権力争いを繰り広げているのです。 ←個人の感想です

    第五十三番札所、円明寺を参拝したら、松山市内の札所は終わりです。

    次は今治市まで札所はなく、歩き遍路の方は35キロの道程を1日かけて歩かなければなりません、、、が、ワタクシは車で1時間ほどで着いてしまいます、、、う~む、、これで良いのか…、なんかズルしてるような気になってしまいます…

    ・・

    途中、生まれ故郷の名店、山もりさんでお昼を頂きます。

    温玉ぶっかけうどんにかき揚げを奥様と半分こしました。前にも言いましたが、麺はツルツルシコシコで、いりこ出汁がしっかり出ていて本当に旨いのです、こいつ。奥様も同じ物を食べて二人で900円です! 旨いと安いの揃い踏みだあ!

    海岸線を今治市に向います。

    造船の街に入っていきます。

    象さんの街ではありません・・・

    第五十四番札所、延命寺です。

    団体さんがいらっしゃると、添乗員の方が全員の納経帳を納経所に一度持って来るので、御朱印を頂くのにずっと待たなくてはならないのですよ…。ワタクシは貰わないので別にいいのですが、中には団体さんを見るや、真っ先に納経所に向うお遍路さんもいらっしゃいます。お寺は大繁盛でよいのでしょうが、何か良い方法は無いもんでしょうかねえ~。

    第五十五番札所、南光坊で奇跡のショットです。なんと、山門と本堂の間にカンビンがいるではありませんか。普通は山門の内側は境内なので車は入れないのですが、ここは造りが変わっててこんな感じになってるのです。ん、それがどうした?…、つまらん?…

    では、寺は寺でも寺内貫太郎一家・・・、なんちゃって…、どうでしょう?

    浅田美代子が屋根の上で歌う、赤い風船が良かったな~~~  ヒデキも若い

    ・・

    もう少し頑張りましょう、第五十六番札所、泰山寺です。

    皆さん、起きてますかー!

    ではチョット刺激を・・・、これ怖くないですか…

    第五十七番札所、栄福寺をサラッと流して、

    こんな山道をグイグイ登って行きます。

    一度に曲がれず、転回場所で方向転換をしないと曲がれないような坂を登って、

    第五十八番札所、仙遊寺に到着です。

    ここはこんな山の上にあって、見晴らしの良い所なのですが、3年前にここに来た時に一人の外人の男性が階段に座り込んでいたのです。コロナが始まった年だったのですが、住職さんの話では遍路途中にコロナで海外渡航が出来なくなり、帰国出来ずにもう2ヶ月もこのお寺で面倒見てあげてるそうなのです。家族と離れて異国で一人ぼっちの彼を気の毒と思うと同時に、面倒見てあげてるここの住職さんに感心したのです。住職さん、いい人です。

    ・・

    本日最後の札所、第五十九番国分寺です。

    ここには握手をして願い事をすると、一つだけ叶えてくれるという大師像があります。昨年ここで持病の喘息が治りますようにとお願いしたのですが、今年になって飲み薬を飲まなくていいほど改善されました。奥様もアトピー持ちだったのが目に見えて良くなっています。偶然かもしれませんが、お大師様のお力添えと思いたいものです。今年のお願いは…、はは、秘密です。

    ここからまたしばらく札所がないので、今日の寝床に向います。

    道の駅小松オアシスに到着です。

    ここは高速道路の石鎚SAと一緒になってるところで、高速でも一般道からでも来る事ができる道の駅サービスエリアです。

    敷地内に温泉や遊歩道があるのですが、高台にあるので紅葉が進んでいます。落ち葉のある歩道を散歩するのも秋らしくていいものです。紅葉が進み落ち葉が増えて来ると、いよいよ冬の到来です。四季のある日本ってなんて美しいのでしょう…、日本人でよかったと改めて感じる今日この頃なのでした。

    突然、今夜の夕食メニューが変わってしまいました!

    家にあった残り物の野菜を持ってきてたので、それを使ってお料理の時間が始まるはずだったのですが、売店をウロついていたら店員さんが何と半額シールを張り始めたではありませんか!その途端に人だかりが…、お得に弱い我が家はあっさりと夕食メニューを変更して争奪戦に参戦です。 ふふふ、これだけゲッチュしちゃいました。これ全部で671円です…、どうですお得でしょう?

    マルナカさんでで買ってた唐揚げと合わせて夕食の始まりです…、いや、居酒屋の開店と言った方がいいかもです。料理はしなくていいし、片付けも簡単で楽チンなので、今夜は心置きなく飲むことが出来そうです…、いや、今夜も、ですか…

    明日で愛媛の札所は終わってしまい、いよいよ最後の香川県に入ります。

    まだまだ難所が残っているので、飲み過ぎ注意…なのです?

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  • 旅の準備です、明日出発します

    旅の準備です、明日出発します

    娘夫婦に頂いた久保田万寿です。日本酒好きにはたまらないお酒ですが、ワタクシも退職以来このような高級酒は飲んでいません…当然ですが。

    普段飲むにはもったいないので、お正月にありがたく頂くことにします。サンキューケリーマッチョ♡

    高級酒と言えば、実はやらかしてしまった過去があって、一昨年、戸棚の中でウイスキーを見つけたのですが、それは4~5年前に貰った響の17年でした。当時のワタクシは日本酒党でウイスキーにはあまり興味がなかったのですが、このまま置いとくのももったいないと思ってチビチビと家で飲んでしまったのです。

    最近になってその取引相場を知って、ビックリポン!! こ、こんな事になってたとは・・・

    知らないとは恐ろしい事なのです・・・

    ・・・

    ところで、明日、四国八十八ヶ所お遍路の旅(後編)をスタートしようと思ってます。天気予報もず~~~っと晴れなので、絶好のお遍路日和なのです。

    今回は松山の52番札所から香川県の88番まで、37ヶ所を周ります。

    八十八ヶ所を周り終えたらそのまま大鳴門橋、明石海峡大橋を渡って和歌山県の高野山に巡礼を終えたご報告に伺います。高野山では今も弘法大師が修行を続けておられます。

    と言う事は…、おお、これはまさしく「瀬戸内脱出計画」ではありませんか!

    久しぶりに登場した脱出計画表によるとプラン3になります。

    9月の初めに500円玉貯金の旅から帰ってから、ずっと四国に籠もっていたので、「大げさなタイトル付けやがって全然瀬戸内離れねーじゃねえか」なんて苦情が出ないかとビクビクしていたのですよ・・・・、久々の計画遂行です?

    高野山のお参りが終わったら関西から中国地方に抜けて、岡山でえび飯、広島で牡蠣なんぞ食って帰ろうかなんて思ってるのですが、行ってみないと分かりません。特に計画は立てず、その日の気分で進むのがのんびり旅のいいところです。

    ・・

    旅の準備を始めます。

    水道の吸い込み口から塩素系の漂白剤を入れた水を吸い込んで、ホース内部と蛇口の消毒をしておきます。衛生面はしっかりやっておかないと、旅が途中で終わってしまうかもしれません。

    久しぶりに倉庫からコンプレッサーを引っ張り出して、

    命を守るタイヤのエア調整をします、これが一番大事です。

    う~む、少し抜けてますなあ…、やっぱりマメに調整しないといけません。

    お遍路の旅(前編)でひっくり返っていたテーブルは、なくなっていたレールの端のストッパーを探し出して取り付けたので、今回はたぶん大丈夫でしょう。

    グラグラしていたこの背もたれも、内側のボルトが全部吹っ飛んでいたので、しっかりと固定し直して修理完了です。

    サブバッテリーも充電しておきましょう…、どこまで出来るかが問題ですが・・・

    後は明日荷物を積み込んで出発準備完了ですが、一番の心配はPVがまた下がらないかと・・・

    寺ばっかりでは確かにつまらんだろうと思いつつ、名案が浮かぶ訳でもなく…、まあ、旅をしながら考えましょう、はは、行き当たりばったりの人生です?

    しかし旅に出る前って、どうしてこんなにウキウキするのでしょうか、

    子供の頃の遠足前日のようです。

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(10日目 44番→51番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(10日目 44番→51番)

    愛媛県喜多郡内子町の道の駅フレッシュパークからりに居ます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、10日目になります。

    昨夜は寒い夜でした。寝袋に包まっているとホカホカ暖かくて、なかなか出ることができません。数日前まで暑い暑いと言っていたのに、暖かさが気持ちいい季節になってきました。

    今朝の朝食は温まりますぞ~!

    昨夜のキムチ鍋の残りを火に掛けると、カセットコンロの炎が温かくて心地良いです。

    いつものパターンで玉子で閉じます。

    ホカホカご飯が炊けました。

    玉子で閉じたキムチ鍋の残りをご飯にかけただけですが、これは旨い!ピリ辛と玉子のまろやかさが絶妙で、身体がポカポカになってきました。 暑う~…

    鍋を作るといつも汁まで完食してしまいます…、身体に悪いのでしょうか、塩分取り過ぎですか??

    ・・

    今日最初の札所がある久万高原町に向います。ここから1時間くらいかけて山に入って行かねばなりません。歩き遍路さん、ご苦労様です。

    木々が紅葉を始めています。これから寒暖差が大きくなってきて、さらに染まっていくのでしょう。季節が移り変わっています。

    もうすっかり慣れてしまったこんな道を抜けて久万高原町に入り、

    今日最初の札所の駐車場に到着です。ここもなかなか険しい所です。

    駐車場から山に向って歩いて行きます。

    さらに進んで行って前方の二股を石段の方に登って行きます。

    この急な坂を登って行かなければならないのですが、

    とにかく歩きにくいのですよ。木の根っこがボコボコ出ていて、石コロがゴロゴロ転がっているのです。

    こんな歩きにくい坂道をヒイヒイと登って行くと、

    山門に辿り着きます。ここで一礼して門を抜け、

    さらに坂道を登って、

    最後の階段を登り切ると、

    第44番札所、大寶寺に到着です。あ~ヤレヤレ? 息を整えてから今日の安全を祈ってお参りします。

    ・・

    久万高原町自体カが標高の高い所にあるのですが、さらに山に入っているので空気が冷たくてジッとしてると寒くなってきます。暑いと寒いで服装が難しいのです。

    四国八十八ヶ所の巡礼がちょうど半分終わりました。これからまだまだ難所と呼ばれる厳しい札所が待っています。

    次はいよいよ最難関の難所です。

    次の札所の駐車場へ行く道なのですが、ここから先はキャンピングカー禁止のようです。

    なるほど、家の屋根が低く突き出ていて引っかけてしまいそうです。でも軽キャンからバスコンまであるキャンピングカーを一括りにしてしまうのは如何なものか・・・、高さ制限の方が良いと思うのですが…。

    バスコンと言えば、徳島で逢った鹿児島からバスコンで来たお父さんはどうなったのでしょうか。明らかにバスコンでは無理と思われる札所が何カ所もあったのですが、どうされたのでしょうか…心配です。

    カンビンを民家の庭のような有料駐車場の停めさせて貰って、

    最先端の精算機で駐車料金を支払います。

    人件費も電気代もかからない夢のマシンです。領収書は出ません…

    ここから札所まで20分と書いてます。な~んだ、たった20分かと思った皆さん、これから足が震える道のりが待っているのです。

    ・・

    いきなり急な坂道で始まります。

    土産物なんて見る気にもなりません。

    この坂が急でキツくて、もう足が張って来ます。

    次は階段です。坂の後の階段は一段とキツいのです。足に力が入らなくなって、時々立ち止まりながら登らねばなりません。

    階段を登ったら、また坂道です。傾斜がキツすぎです。

    やっと山門まで辿り着きましたが、向こうにもう階段が見えています。

    ご年配の女性が何度も立ち止まりながら、ひたすら登り続けています。何故そんなに頑張って参拝しなければならないのでしょうか…なんて、ふと思ってしまいます。20分なんて若者でしょう…私達で30分、ご年配んの方は40~50分かかるのではないでしょうか、途中で諦める方もたくさんいらっしゃいます。

    階段と坂道の繰り返しが続きます。

    この方はずっと立ち止まったまま動きません。辞めようかと迷ってるのでしょうか、正念場です。

    折り返してまだまだ急な階段が続きます。お地蔵さんも応援してくれてます、ガンバレ!

    果たして何処まで続くのでしょうか、この階段は…、このみち~は~♪いつかきたみ~ち~♫、なのですが、去年の事なんて覚えてる訳ありません。棒が足のようになっています。

    おお、建物が見えたではありませんか!ついに登頂か、

    と、思わせておいてまだ続くのです。さっきの建物は納経所で、本堂はこの折り返しの階段を登った先のようです。

    最後の力をギューーッと振り絞って登りきり、

    やっとこさ、本堂に到着です???。第四十五番札所、岩屋寺です。岸壁の僅かな敷地に建ったいかにも行場らしいたたずまいです。ここに建てる理由は修行以外に無いと思わせるくらい厳しい所にあります。こちらに崩れてこないかと心配なくらい岩肌が迫っていて、怖いくらいです。

    ・・

    途中で追い抜かせてもらったご年配の女性が上がってきません、諦めたのでしょう…でもそれも正しい選択だと思います。精一杯頑張ったら、その場で手を合わせて下山するのも立派な参拝だと思うのです。でないと年取ったらお参り出来なくなってしまいます。

    帰りの坂道もかなり急なので、足を突っ張ってブレーキを掛けながら降りなければなりません。今度は足の違う所が筋肉痛です。

    これで久万高原町の二ヶ所が終わりました。これからは山を下りて松山市内に入って行きます。

    途中、県民が愛するラーメン店で昼食です。

    この夏、北海道や東北でその地域の有名ラーメンを色々食べたのですが、やっぱりこれが一番なのです。大チェーン店の味も今ひとつシックリ来なかったりして…、やはりその地域の人々の好みの味が違うのだと思うのです。その土地の人がその人の口に合った物を食べるのが一番と言う事なのでしょう。

    ず~っと山を下りて行って、

    第四十六番札所、浄瑠璃寺に参拝し、

    第四十七番札所、八坂寺、

    第四十八番札所、西林寺、

    第四十九番札所、浄土寺、

    第五十番札所、繁多寺と廻り、

    今日最後の札所、第51番札所、石手寺に到着です。

    ・・

    名物のやきもちです。やきもちをやくのやきもちです、ややこしい。

    道後温泉に近く、観光コースにも入る有名なお寺ですが、お店がほとんど閉まっています。

    わずかに開いてるお店も暇そうです。昔の賑わいを知ってる者には寂しい限りです…。

    境内に入るとそれなりの参拝者がいらっしゃいます。他県から来られたお遍路さんはここに参拝して、今夜は道後温泉に泊まるのが王道ルートです。お遍路しながら観光地を廻ると四国一周出来てしまうのです。

    松山まで戻って来たので、今日は自宅に帰ります。10日で51ヶ所参拝しましたが、とりあえず四国八十八ヶ所お遍路の旅は前編終了です。来週娘の結婚式が終わったら、また後編の旅に出発します。

    今夜は久し振りにベッドで眠れます。寒くなって来たので布団が恋しいです。

    もうすぐ自宅です。

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(9日目 40番→43番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(9日目 40番→43番)

    高知県幡多群大月町の道の駅大月にいます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、9日目です。

    今朝も炊飯器くんでご飯を炊いて、

    昨日食べられなかった鰹の刺身丼と鰹のタタキ茶漬けの朝食です。昨日紹介しましたが、1パック税込み200円の激安でメッチャ旨いです。中でも茶漬けは絶品です。

    道の駅のお店が開いたので覗いてみると、まるで魚屋さんです。

    さすが高知です、鰹なんて一本売りです!しかも1本250円! ビックリポン!

    ハマチは400円が半額で200円! ビックリポンポン!!

    タイやブリのお刺身なんてこんなに入って230円どえ~す! ビックリポンポンポン!!!

    水槽のお魚もビックリした顔をしています。

    ボクは食べないでねー

    土佐は刃物も有名なのです。こういう店をよく見かけるのですが、近寄りがたいではありませんか、…刃物屋にいかついオヤジ・・・、ヤバいです。

    ・・

    本日1ヶ所目の札所に向けて出発です。昨日と打って変わっていいお天気で、思わず口ずさんでしまいます…、、心から好きだよチャコ♬、抱きしめたいー♬♪、ハイハイハイ♫…

    愛媛県に入ります、徳島、高知の巡礼が終わり3県目に入ります。

    本線から外れて脇道を進んで到着です。

    第四十番札所、観自在寺です。一番札所の霊山寺から一番遠い所にあるので「四国霊場の裏関所」と呼ばれています。39番延光寺から30km、歩きで7~8時間の所にあるお寺です。

    愛媛県最初の札所かつ、本日最初の札所です。愛媛県人としては徳島・高知と廻って来て、やっと帰って来た感いっぱいです。ここまでの無事の感謝を込めてお参りさせて頂きます。

    参拝して帰ろうとすると横浜流星と橋本環奈と見間違えるような二人が話しかけて来ました。老人を狙ったオレオレ詐欺か…、はたまた怪しい宗教の勧誘か…怪しい匂いがプンプンしてます・・・、これまた二人の造り笑いが限りなく怪しいです・・・

    身分証明書を見ようとすると、おっと!、慌てて裏返したではありませんか!!!!こ、これは益々あやしいーーーー?    お前は誰だー!

    あっ、日本放送協会の美男、美女でした… どうりで知性溢れるご容姿です。←コロッと変わります

    ワタクシに声を掛けるとは目が高い…、ついにNHKデビューでしょうか・・・

    …でも、カメラがないし…  ああ、お話だけね。  ちなみに受信料払ってます。

    少しの間、質問に答える程度でしたが親しみやすい人柄のお二人で、良い人感が伝わって来ます。報道に関わるお仕事は時にバッシングを受けたりして大変な仕事と思いますが、若者ならではの思考と行動力で、新しい報道の仕方を造ってくれると期待してます。頑張ってください、横浜流星と橋本環奈のそっくりさん!・・・・・・  このくらい言っとけばよろしいでしょうか?

    ・・・・

    先に進みます。次の札所まで1時間くらいかかります。

    お昼が近づいたので、途中のスーパーに立ち寄って買い物です。

    なんちゅう安さでしょうか…トンカツ100円、コロッケ3個で54円・・・

    こんなので利益が出るのでしょうか?

    一体原価はおいくらなのか??

    お寿司9貫、サン・キュ・パッ…、驚き、桃の木、山椒の木…デス。

    お昼ご飯、買っちゃいました。このお値段で、

    このクオリティーは凄いです。 恐るべしA・MAXさん。

    ・・

    宇和島市内に入って来ました。山の上にわずかに宇和島城が見えます。

    車内で洗い物をすると大量の水を消費してしまうので、毎日のようにマルナカさんにお邪魔しています。

    今日は4往復しました。本当に助かります。お礼に夕食の買い物をさせて頂きました、ありがとうございます。

    寄り道ばかりしてたので、今日はまだ1ヶ所しか参拝できていません。予定ではあと3ヶ所行っておかなくては明日の予定に支障をきたします。

    本線を外れて脇道に入って札所の近くまで来ましたが、

    この突き当たりに駐車場があるようですが、これ以上カンビンでは無理です。前のワゴン車がブロック塀スレスレに進んでいますが、見てる方がドキドキしてしまいます。

    路肩の広い場所にちょっと停めさせて頂きます。

    これまでに比べれば、こんな石段屁でもありません。

    第四十一番札所、龍光寺です。本堂の中に庄屋の刀がひとりでに龍の目玉をくり抜いて、それが石となったとされる「龍の目玉」があるそうです。あなたは信じますか・・・

    第四十二番札所、佛木寺です。龍光寺から車で数分の所にあります。弘法大師が唐から投げた宝珠が、ここの楠の枝に引っ掛かって光を放っていたそうです・・・ギネス世界記録です…

    今日最後の札所に向いますが、また1時間ほど走らねばなりません。高知市を過ぎたあたりからこの辺までは、札所と札所の間が離れた所が多くて、移動に時間がかかります。当然、1日に参拝出来る数も限られてきます。

    ・・

    第四十三番札所、明石寺です。前の佛木寺から85kmくらいの距離にあり、歩き遍路では20数時間かかる所です。歴史を感じる古い本堂で国の登録有形文化財にもなってるそうです。今日一日の安全の感謝を込めてお参りさせて頂きます。

    寝床を求めて移動します。このあたりには道の駅がないので西予市から大洲市を抜けて内子町に向います。

    1時間ほど走って、道の駅フレッシュパークからりに到着です。

    すぐ下に川が流れて小鳥の囀りが聞こえる場所にカンビンを停めます。

    激安の揚げ物で一杯やりながら、今日もお料理の時間の始まりです。パチパチパチパチ…

    キムチ鍋の素を入れたお湯にキムチと豆板醤を入れて火にかけます。

    沸騰してきたら、大量のエリンギを投入して、

    餃子を入れます。 何故ギョウザなのかって?… それは肉より安いからです。 ←キッパリ

    モヤシ一袋全部入れたら、

    大量のキャベツを覆い被せます。うう…もう入らん・・・

    ・・

    キャベツに火が入ってカサが減ったところに、最後の仕上げで長ネギ1本押し込みます。もうフライパンからスープが溢れそうになってきました。

    ここで最大のミスを犯してしまいました。完成品の写真を撮るのを忘れてしまいました、、、適当に想像して下さいませ…

    アルコールの力を借りながら、ほとんど野菜ばかりのキムチ鍋を食べ続け、かなり具が減ったところでチャンポン玉投入です。まだ食うのか…と思ってる皆さん、年寄りは食わにゃならんのです。 ←意味が分かりません

    ふう~、今夜はこれ位にしておいてやろうではありませんか…、残りはもちろん明日の朝ご飯です。

    もうここまで帰って来ました。10日ほど前に松山を出発して、ほぼ四国一周して来ました。しかし明日は久万高原町の最難関の札所が待ち構えています。たぶん八十八ヶ所の中で最もキツい所です。キムチパワーでアタックしなくてはなりません。

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(8日目 38番→39番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(8日目 38番→39番)

    高知県四万十町の道の駅あぐり窪川に居ます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、8日目です。

    昨日の夜からバラバラと雨がカンビンの屋根に打ち付ける音がしています。まとまった雨が降るのは久し振りのような気がします。今日は一日中雨の予報で、お遍路さんには迷惑な雨です。せめてこの雨を機会に気温が下がってくれれば良いのですが・・・

    ・・・

    今朝もホカホカご飯が炊けました。今朝はしゃもちゃんも出演してくれました。おはよーと言ってます…。

    昨日のカツが一切れだけしか残ってなかったので、四つに切って残りの汁とグツグツして玉子で閉じて、

    カツ丼??、いや、玉子丼の出来上がりです。モグモグ…予想通りの美味しさです?

    前日の夜にフライパンが登場すると、翌朝は必ずその残り物のアレンジご飯なのですが、カレーに代表されるように翌日の方が味が深くて旨いのです。鍋の残りを捨ててはいけません。

    ・・

    雨が降る中出発します。次の札所は足摺岬にあって、ここから真っ直ぐ行っても2時間半くらいかかる距離です。高知では室戸岬にも札所があり、有名な両岬に札所があると言う事は観光客を狙っているようにも思えるのですが、お大師様がそんな事を考えるはずありません。わざわざ厳しい環境の下に寺を置いていると言う事なのでしょう。

    先ずは足摺岬に向う前に、その途中にある四万十市に立ち寄って、物資の調達をしようと思ってます。昨日泊まった道の駅があったのは四万十町で、これから行くのは四万十市…、両方で四万十ブランドを取り合ってるようですが、紛らわしいのです…。

    途中にある、道の駅なぶら土佐佐賀に到着です。

    実は最初からここに立ち寄って買い物をしようと思ってたのですが、この看板の通り鰹が売りの道の駅なのです。

    店内に入るといきなり藁で鰹を焼いています。爺さんが赤ん坊を焼こうとしてるように見えてしまいます・・・・・

    焼きたてをタタキにしてここで食べられるのですが、まだ10時なのでお腹に入りません。でももう何組かの人達が鰹をほうばっています、旨そうです。でもこう言うのは夜にしないと酒が飲めません…タタキを食べながら一杯やるのが最高なのですよ・・・

    ここには冷凍加工された鰹が沢山売られていて、しかもこの安さです。去年ここで買った茶漬け用の鰹がバツグンに旨くて、これをもう一度買おうとやってきたのです。

    一食分づつ冷凍されているので、食べたい分だけ解凍して食べられます。いくつか買って今夜たべようと思います。税込み200円と侮ることなかれ、中身は今夜の夕食で・・・

    ・・

    買い物を終えて店を出ると、およよ・・・、、、カンビンが分裂してる・・・・

    タイプは違いますが、紛れもなく同じカービィ号です。カービィ号に出会うのはこれで3度目です。1度目は4年位前に能登半島の道の駅で遭遇したのですが、2度目は衝撃で、

    今年の夏に北海道の商業施設で遭遇したタイプも全く同じのそっくりさん、

    しかもシートカバーまで同じ物を買って付けてると言う、信じられない出会いだったのです。

    乗ってる方が何方か分からず、お会い出来なくて残念だったのですが、嬉しい出会いでした。どうぞお達者で・・・

    だいぶ時間を食ってしまいました。

    海岸線を走って四万十市を目指します。

    市内に入ってきました。まずは水の補給をしようと、街で唯一のマルナカさんに向います。

    げげ!こんな小っちゃなお店で、悪い予感的中です。給水器がないのです。全くこんなとこまでワザワザやって来たのに・・・プンプン

    ならばと、ツルハドラッグさんのボトルもあるので、こっちで頂こうと思いきや、が~~~ん・・・、ここも給水器がない・・・・   なんですか、四万十市では給水器を置いてはいかんのですか!、四万十川の水でも飲めと言うのですか、全く!! ←怒ってます

    落ち着きを取り戻してよくよく調べてみると、もう一件マルナカさんがあることが判明したので行ってみると、

    やっと見つけました、一安心です。最初からここに来れば良かったのに・・・

    4往復して給水タンクも一杯になり、飲料水も確保できました。マルナカさま様…です。

    ついでに買い物してお昼を買って食べていたら、もう13時近くになっています。まだここから1時間半くらいかかります・・・

    ・・

    急がねばなりません。今日はまだ一件も行ってないのに時間だけが経ってしまってます。

    雨足が強くなって来ました。さっきまで小雨になっていたのにイヤミな雨です…シェー!…イヤミデス

    歩きのお遍路さん大変そうです。次の札所は足摺岬の先っぽに一件だけポツンとあるので、行ったら同じ道をまた戻らなければならないのです。一つ前の岩本寺から約100km、歩いて30時間くらいかかる距離です。どうしてそこまで頑張れるのでしょうか、頭が下がります。

    雨の中をひたすら走って、海が見えてきました。

    足摺岬までもう直ぐです。

    やっとお寺の駐車場に到着しました。ここに来て雨が一段と強くなってきました。傘をさして行くしかありません。

    第三十八番札所、金剛福寺です、やっと今日一件目の札所です。

    強い雨の中、皆さん真剣に読経されています。この雨の中でも次々にお遍路さんがやって来て参拝されています。何がそんなに人を引きつけるのでしょうか。

    境内の池に雨が降り注ぐなか、またお遍路さんがやって来て池の脇を参拝に向っています。こんな雨の日でも参拝者が絶えることがありません。

    晴れていればこんな絶景なのですが、この雨では行く気にもならないので、また来年です。観光地にはお天気のいい日に行きましょう。

    来た道を戻っていきます。一度四万十市まで戻らなければならないのです。来た道を戻るというのは無駄に時間を浪費してるようで、もったいない気がします。

    相変わらず雨が降りしきる中、ひたすら走って、

    四万十市に戻って来て給油です。高知のガソリンの高さにはいつも驚かされます。ここは178円表示なのですが180円のところもありました。高知には製油所がないので運搬費が高くついてるようです。

    ポンタカードを入れたら172円になりました。ポイントカードで6円も安くなるというミステリーGSです・・・

    意外ですが、次の札所までは無料の自動車道で行けるようです。それでもあと30分くらいは走らねばなりません。

    ・・

    第三十九番札所、延光寺です。

    ここは小さなお寺なのですが、境内の手入れがよくされていて、キチンとした印象を強く受けます。綺麗に掃除もされていて、見ている方も心地良いです。

    ここで湧く水は眼洗い井戸と呼ばれ、眼の病気に御利益があるとされていて、今もこの水で眼を洗う人が絶えないそうです。どうりでキチンと清潔に保たれています。

    今夜の寝床の宿毛市に向います。今日は距離があったので結局二ヶ所しか参拝できませんでした。

    道の駅近くの温泉で疲れを癒やします。ここは宿泊施設があるのですが、平日にも係わらず沢山の宿泊客がいるようです。旅行支援、恐るべしです。

    お風呂入っていい気持ちで、すぐ近くの道の駅すくもに向います。ここには去年も泊まっていて、海が近くて静かないい車中泊場所です。

    が~~~ん・・・、な、なにいいいいいいいいい!、リニューアル工事中・・・・・だと・・

    この先のの道の駅まではまだ50分くらいかかるようなので、20分くらい戻った所にある駅に向う事にします。逆戻りですが、もうあまり走る気力が残ってないので仕方ありません。

    また足摺岬方面へ進んでいます。とっても嫌な感じです。

    道の駅大月に到着です。あ~疲れた…

    ・・・

    今日、道の駅なぶら土佐佐賀で買った鰹の漬けです。一個税込み200円とバカにする事なかれ、

    一袋にこんなに入っているのですよ、小ぶりですが10切れくらいあります。これをご飯にかけるだけで鰹丼が出来るのですが、まずは酒の肴にして一杯やります。

    プハ~~~、うまかですたい!

    おでん食べて、中華そばも入れたらお腹が一杯になってしまったので、鰹丼はまた明日です。でも本当に美味しくて安いので、絶対におすすめです。

    今日はこんな走り方になってしまいました。四万十市から足摺岬を往復して、寝床もさらに後退してます。無駄と言うと叱られそうですが、時間を浪費したように思ってしまいます。

    今日の三十九番札所で高知県の巡礼は終わりです。

    明日からは愛媛県に入ります。

    まだまだ厳しい難所が待っています・・・

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(7日目 34番→37番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(7日目 34番→37番)

    高知県高知市のコインパーキングに居ます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、7日目です。

    朝食です、何故かセブンのパンと牛乳です。何ででしょう???

    実は今朝の2時頃に奥様がお腹が痛くなって、通りの向こう側にあるセブンイレブンさんにトイレを借りにいったのです。深夜なので当然ワタクシもたたき起こされて一緒に行ったのですが、何も買わない訳にもいかず・・・、と言う訳でこの朝食になりました。

    しようと思えばカンビンのトイレで出来るのですが、自分で始末しなくてはならないので、緊急事態以外は小のみの使用にしているのです。ん、これって緊急事態ではなかったのでしょうか・・・

    ・・・・・

    出発です。今日も青空が広がっていて暑くなりそうです。

    第三十四番札所、種間寺です。

    変わった名前のお寺ですが、弘法大師が唐の国から持ち帰った五穀の種を蒔いたことから種間寺と呼ばれているようです。

    今日一日の安全を祈願して、心してお参りします。

    朝からグングン気温が上がってて、すでにクーラー全開で走っています。実はもう半袖の服がなくなってしまったので仕方なく長袖を着ているのですが、今日はこれでは無理でしょう、何とかしなくては…

    おお、あれに見えるは、庶民の味方のしまむら様ではありませんか、レッツら・ゴーです。

    しまむら様・前

    しまむら様・後です。

    な、なんと涼しいのでしょうか、袖が無いだけでこんなに違うとは…ビックリポンです。それにしても10月半ばによく半袖シャツを売ってたものです、しかも赤札で…ラッキーマンです。

    ・・

    次の札所に向いますが、カンビンでは途中までしか登れない所なのです。道幅の狭い場所がたくさんあって、皆さんに迷惑かけてしまうのと、何よりも木や枝が道路に出ていて屋根に当ってしまうのです。途中から歩いて登るしかありません、去年もそうしたのです。

    山に入る前からこんな道です。前からバイクが来ても離合が大変な道です。

    いよいよ山に入って行きます。見通しが悪いので対向車が来てるかどうかも分からないのが困ります。それと高齢の方の運転が多いのも・・・

    横から出ている木の枝がカンビンに当っています。このまま進むと傷だらけになってしまいます。こんなに低く枝が出ているのは、乗用車しか通ってないと言う事でしょう、窮屈な道です。

    コンコンゴンゴン枝が当って、道幅もより狭くなってきました。お願いだから対向車来ないでと祈りつつ、ゴゾゴゾ進んでいって、

    カンビンくんはここまでです。この道唯一の広い路肩がある場所なのですが、他にも車が停まっています。これ以上無理と判断したのでしょう、賢明な選択だと思います。

    ・・

    水筒持って登山スタートです。日が当るととっても暑いのですが、日陰はヒンヤリして涼しく感じます。しまむらさんで半袖買って本当に良かったとつくづく思いながら地道に登ります。

    今まで長い石段や坂道をたくさん登ってきたので、少々鍛えられてるのかもしれませんが、いいペースで登って行けてます。奥様、速いです。

    坂がキツくなってきました。ふくらはぎと太ももが筋肉痛で悲鳴をあげてます。ちょっと休んで水筒の冷たい水飲んで、また登ります。

    3年くらい前に軽自動車で来た時に、こんな所でお婆さんの車と遭遇してしまって、とっても大変だったのです。ワタクシ下りだったのですがお婆さん何にも出来なくて、仕方なくバックで延々と坂を登ったのですが、また後ろから車が来て前にも後ろにも行けなくなってしまって、こんな所で大渋滞に巻き込まれてしまったのですよ・・・、この道は年齢制限を設けたらいいと思うのですが、どうでしょう…それに引っ掛かったりして・・・

    この道~は~♪いつか来たみ~ち~~♬…  歌うと余計疲れます…。ヒイヒイ?、暑さと筋肉痛でだいぶ息も上がって来ました。何でこんな山の上に寺を建てるのでしょう、参拝する人の身にもなって欲しいものです、ブツブツブツブツ… ←全く精進出来ていません

    ヒイ、ハア?…、おお、前方に見えるのは境内に入る階段ではありませんか。もう少しで黄金バットのようになってしまうところでした・・・分かるかな~、コウモリだけが知っている。とにかくあと一息です。

    観音様が微笑んで出迎えてくれています、よく頑張ったと褒めてくれてるに違いありません。←違うと思います

    登頂成功です、あ~疲れた。さぞ御利益があることでしょう。

    息が上がってお経が読めません。水筒の水飲んで休憩してから心して参拝します。

    木の枝の隙間から下界を見下ろす事ができます。高いところまで登ってきたものです。上から下を見下ろすと、何故か偉くなったような気になります。←あなただけです

    帰り道は下坂なので楽チンです。行きと違って気持ち良く山歩きを楽しむ事ができて、いい気持ちです。

    続々と車が登ってきます。たぶんここまで車で来た事を後悔しながら、ビクビクと進んでいる事でしょう。お遍路をやってると必ず来なければならない場所なのですから、もう少し何とかならんもんでしょうか…この道。せめて離合出来る場所を何カ所か造って欲しいものです。

    ・・

    カンビンに戻って、クーラーで身体を冷やしながら来た道を戻って行きます。対向車よ来るな!と念じながら進んでいると何やらゴトゴトと音がしています。

    ん、タイヤのあたりが振動とともにゴトゴト音を立ててます、まっ、まずいパンクか!!とにかく広い所まで進んでカンビンを止めます。

    カンビンを止めてグルッと一周したのですが、特にパンクはしてません、はて…と思ってるとこの人が近づいて来て、後ろのタイヤに石が挟まってますよと教えてくれました。

    しゃがんで後ろから覗いてみると、おお、Wタイヤの間にでっかい石がガッチリ挟まってます。お前が犯人だったのか、この野郎!

    手袋はめて奮闘すること15分、やっと犯人確保です。判決は、お前を百叩きの刑に処する!

    コンコンコンコン・・・・・・  100回叩いてやりました

    しかし、あの人は誰だったのでしょうか。ガード下に立ってて、石を取り除いている間にいなくなってしまったのですが、あの位置からよくタイヤの石が見えたもんです。しゃがまないと見えないと思うのですが・・・、とにかくありがとうございました、人の親切が身に染みるのです。

    ・・・・

    石との戦いに勝利したお祝いに、今日のお昼はスペシャルご飯です。

    ・・・・・・・

    ・・

    次の札所に向います。

    第三十六番札所、青竜寺です。

    が~~~ん・・・、、、今日もなかなかハードです?仏様は何故こんな試練を与えるのでしょうか。

    なんと桜が咲いてます・・・こんなに暑いので狂い咲きかと思いきや、実は桜にも種類があって、今の時期に開花するのがあるんですね。淡いピンクが綺麗です…。

    ここから次の札所まで1時間半もかかります。青い空と青い海を見ながらひた走り、四万十町に向います。

    第三十七番札所、岩本寺です。このお寺、見ての通り…やっちゃってます。

    境内の敷石がこんなカラフルに・・・

    ひょっとして、ここで写真撮れとでも・・・・、カメヤマローソクが渋い。

    さ、山門がこんな事に・・・・

    明らかに観光客狙いのようです・・・ インスタ映えしそうですか・・・

    ・・

    ナウいお寺を参拝したら、近くの道の駅に向います。

    道の駅あぐり窪川に到着です。今日はここが寝床です。

    ところで「あぐり」とは何のことでしょうか・・・

    F1好きのワタクシとしては鈴木亜久里しか思い付かないのですが・・・、実はワタクシ、鈴木亜久里と一杯のうどんを共にした仲なのです。17~18年前に香川県の小さなセルフうどん店でうどん食ってたら、隣で彼もうどん食ってたのです…、ただそれだけです・・・

    素敵な軽キャンを見つけました。手作り感満載なのですが凄い完成度の高さです。強者の匂いがプンプンするので「写真撮っていいですか~」とお声がけしてみました。

    確認を取ってないのでお顔は隠しましたが、笑顔の素敵なお父さんです。今年仕事を辞めて秋田から四国・中国地方の旅の途中だそうです。私も今年仕事辞めて夏に秋田行きましたよっと話が盛り上がってしまい、しばらく話し込んでしまいました。これから近くの温泉に行くようです。お気を付けて旅を続けてください。

    ・・・

    今夜もお料理の時間がやってまいりました。

    麺汁を水で薄めてタマネギを煮ていきます。

    スーパーで買ったヒレカツとエビフライを入れて少し煮てから、

    玉子で閉じます…はい、おいしい!

    カツ煮の出来上り~~~…です。超簡単でお酒もご飯も進みます。栄養取って疲れを落として、また明日に備えなくてはなりません。

    今日はこんなに走ってしまいました。高知市から四万十町まで移動してきましたが、札所は4ヶ所しかありませんでした。次の札所は足摺岬なので、これまた遠いのですが、高知の札所も残すところあと2ヶ所です。

    明日は一日中雨の予報です。

    雨の降り方にとって、また明日の行動を考えましょう、急ぐ旅ではないのですから。

    今夜はこれで、閉店ガラガラ…です。  ← 久し振り!

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(6日目 28番→33番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(6日目 28番→33番)

    高知県香南市の道の駅やすにいます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、6日目です。

    昨夜は暴走族がやって来るわ、大声で会話する連中が集まるわで、ここは車中泊場所としては避けた方が良い所かもしれません。金曜の夜と言う事もあったのかもしれませんが、海辺の施設で若者が集まりやすい場所なのかもしれません。

    駅の裏の海岸に行ってみると、若者がもうビーチバレーをやってます。若者は元気です。飛行機にも観光客がたくさん乗ってるに違いありません。

    今朝も炊きたてご飯の朝食です。最近は朝晩炊いているので、本当に働き者の炊飯器くんです。実はこの炊飯器くんにはパートナーがいるのです、お紹介しましょう、

    しゃもちゃんです。どうです、キュートな美人でしょう。

    しゃもちゃんでよそったご飯を納豆玉子かけご飯にして、今日は味付けにごはんですよとジャコ醤醢を乗せてみました。醤油よりも味が深くて?4つです。

    ・・

    出発の準備をしながら外を見てみると、はて、どこかで見たような車が停まってます。あれは確か7月の500円玉貯金の旅で東北を北上している時に、どっかの道の駅で見かけた車です。有名ユーチューバーの名前も書いています。あれからずっと旅してるのでしょうか、それともまた新たな旅の途中なのでしょうか、以前出会った車にまた出合うのは何だか嬉しいものです。

    今日もいい天気です。今日も最高気温の予報は28度で、暑い一日になりそうです。

    途中マルナカさんを見つけたので、立ち寄って水を補給させていただきます。四国や広島、岡山あたりではどこにでもあるので、水の心配を全くしなくて済みます。

    ボトルが4リットルと大きいので、使い勝手はあまり良くありませんが、カンビンの冷蔵庫にはピッタリと収まってくれます。

    何回か往復すればタンクの水も補給も出来るので、とっても重宝させて頂いています。

    ・・・

    離合出来ない、ガードレールがない、坂がキツいの三拍子揃った道ももう慣れたもんです。対向車なんて来た時に考えればいいのです。心配ばかりしていては先に進めません。

    対向車に会う事もなく駐車場に到着です。

    ・・

    第二十八番札所、大日寺です。ご本尊よりも弘法大師が楠に爪で刻んだと言い伝えられている爪彫薬師が信仰を集めています。弘法大師の爪、恐るべしです。

    それにしても暑くてたまりません。半袖がなくなってしまったので、長袖をまくっていますが汗だくです。まったく、秋は何処に行ってしまったのでしょうか。

    青空が広がって秋晴れなのですが、気温は夏のようです。いつも思うのですが、高知の日差しはジリジリと照りつけて、痛さを感じるような暑さです。クーラーがんがんで走ります。

    第二十九番札所、国分寺です。ここには酒断地蔵という、断酒を叶えてくれるお地蔵様があります。その昔、ある女性が夫の酒をやめさせてほしいと願ったら叶ったと言われている、酒好きには恐ろしい地蔵なのです…、勝手にお願いしないでよ。

    まわりには静かな田舎の景色が広がっています。こんな景色を見ると子供の頃を思い出して、ほっこりした気持ちになってきます。

    しかしこのお利口さんナビは何故このような道を走らせようとするのでしょうか。他に広い道があるはずなのですが、好んでこのような道を案内してくれます。先が分からないだけに、とってもドキドキしてしまうのですよ。

    ある意味、山道よりも怖いのですが・・・

    第三十番札所、善楽寺です。土佐で最も古く開けた寺で、弘法大師がこの地を訪れた際に高鴨大明神の別当寺として開創して霊場と定めたそうです。

    お腹が空いたのでランチタイムにします。

    ・・

    毎日毎日よくうどんばっかり食べられるなあ~、とか思ってる皆さん!…実は自分でもそう思ってるのです。やっぱ暑いとうどんが食べやすいんですよね、ツルツルと。ちなみにこれは「冷やかけ」と言って冷たい麺に冷たい出汁をかけたヒヤヒヤうどんなのです。ついでにワカメとネギも入れ放題です。

    ・・・

    お腹いっぱいで出発して、すっかり慣れてしまった3拍子の道を入って行ってたら、

    第三十一番札所、竹林寺に到着です。

    ここはとっても綺麗に手入れされた立派なお庭が広がっていて、庭園のような境内です。

    結婚式の前撮りにも使われる程の綺麗なお寺です。

    よく思う事ですが、よく手入れをしているお寺とそうでない寺では、寺の格式の違いを伺えるような気がします。小さなお寺でもよく手入れされているとすごく立派に見えるのです。整理、整頓、清潔、清掃、そして躾…大事な事のように思います。

    慣れた道を次に進みます。

    第三十二番札所、禅師峰寺です。本日初の石段が現れました。

    今日は初なのでまだ元気です。少々足に来ますが元気ハツラツ、リポビタンDです。

    本堂まで上がってきました。足がプルプルしています。

    太平洋が広がっています。いつも登っている時は必死で分からないのですが、降りる際には絶景を見る事が出来ます。疲れが癒やされます。

    桂浜の近くを通って、今日最後の札所に向います。

    第三十三番札所、雪蹊寺です。ここの大師像は弘法大師自らが刻んだと言われています。

    今日一日の無事のお礼をします。

    この近くには車中泊場所がないので、高知市内に向ってコインパーキングに泊まろうと思います。

    砂利の駐車場に到着です。ここは9月の四国再発見の旅で来た時に泊まったところで、街繁華街に近くて安いのです。

    高知に来たらここに来なければなりません、と思って来たのですが、土曜日だし旅行支援も始まっているので心配です。

    やっぱり!、まだ4時半ですが予想通り賑わっています。

    屋内にたくさん席がありますが、どこにも空いてる席はなくて今回は無理なようです。これだけ混んでるとコロナも心配だし・・・、やめときましょう。 お父さん冷酒2本やっていい調子のようです。

    仕方なく商店街を歩いて別のお店を探して入ります。

    今宵はお高いお酒を頂こうと思ってたのですが、四国88ヶ所にちなんだ888円飲み放題があるではありませんか。ワタクシもお遍路さんの端くれ、お高いお酒は諦めて、泣く泣く飲み放題にしてあげようではありませんか。

    飲み放題はドンドン行けます、ハイボールなんて10杯飲めます。いや~いい店見つけたなあ♡

    飲んで食って帰ろうとしたのですが、まだ飲み足りなくてついついもう一軒…

    ・・

    寿司屋に入って寿司食って、

    今宵、ダラダラと飲み続けるのでした・・・・・

    フラフラと戻ってきたら、カンビンがグルグル回っています・・・ どうしたカンビンくん、何があった・・・  回っているのはワタクシの方でした…   撃沈です。

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  • 四国八十八ヶ所お遍路の旅(5日目 23番→27番)

    四国八十八ヶ所お遍路の旅(5日目 23番→27番)

    徳島県阿南市の道の駅公方の郷なかがわにいます。

    四国八十八ヶ所お遍路の旅、5日目になります。

    昨日のカレー鍋の残りを火にかけてグツグツします。

    今朝もほかほかご飯が炊き上がりました。

    はあい、残り物カレー鍋ご飯の出来上がりです。どうして前の日の鍋の残りはこんなに旨いのでしょうか、????です。

    ・・

    今日もいい天気です。昨日は日中暑かったのですが、今日も同じくらいの気温になるのではないでしょうか。例年10月ってこんなに気温でしたっけ?…昨日の事さえよく覚えてないのに、去年の事など覚えてるはずもありません。

    これから向う薬王寺が徳島県最後の札所になります。今日で徳島ともお別れです。

    1時間近く走って、第23番札所、薬王寺に到着です。ここは厄除けで全国的にも有名なお寺で、お遍路さんだけでなく多くの参拝客や観光客が訪れます。

    この本堂に向う石段毎に1円玉を置いていくのですが、今日は全くありません。はて、何故でしょう?よくよく考えれば、年も終わりに近づいた今頃に厄除けなんかしませんよね、あと2月半しかありません。ちなみにワタクシ、今まで厄払いなるもの人生一度もした事がありません。あまり気にしないタイプなので、そもそも最初は厄年を忘れていて、気がついたら終わってたみたいな…はは、病は気から…なのです。

    ちなみに、ワタクシ今日も半袖です、階段登って暑くてたまりません。

    高知県の室戸岬に向って走ります。ここから次の札所がある室戸岬までは約80kmあり、車でも1時間半~2時間、歩きだと20時間以上かかる距離です。

    歩き遍路をされている方々をたくさんお見受けするのですが、若い方から年配の方、女性から外国の方まで様々な人がひたすら歩いています。

    山中から海岸線まで、黙々と歩いている姿に感服します。体力以上に強い志がなければ成し遂げられない事でしょう、いつかは挑戦してみたいと思ってるのです、はたして…。

    ・・

    途中、やっと見つけたスーパーに立ち寄って買い物をしておきます。

    ゲゲッ、お刺身が300円程で売られてるではありませんか!いくら海のそばと言えども激安ではありませんか。

    ウオー!こちらはでっかいオムライスが300円、赤飯が100円台で売られてます。どうなってるんでしょうか、どれも驚きのお値段です。

    はいはい、おでん200円に玉子焼137円ね、だんだん慣れてきました。今日のご飯はこれで決まりです。

    再び室戸岬に向って走り出します。80kmは走りがいが有りますが、平坦な道路を太平洋を臨みながら進むので気分爽快です。

    青い~♪ 水平線を~♬  今駆け抜けてく~~♩♬  山下の達ちゃんです。

    夫婦岩と看板が出てる所でカンビンを停めて昼食にします。

    さっき買ったオムライスですが、ズッシリ重くてボリューミーなので、奥様と半分こします。

    両側から食べます。奥様の方がスプーンが大きいので劣勢です…。

    ・・

    食事が終わったら夫婦岩に行ってみます。何処にでもよくあるやつですが、岩にボコボコ穴が空いていて軽石のように見えます。このあたりの岩肌や海岸は黒っぽく見えますが、何故なのでしょうか・・・

    波がザッパーーンと打ち付けています。瀬戸内では嵐でも来ないとこんな波は出来ません。さすが太平洋、同じ海でも違うものです。

    カンビンに戻って、窓から海を眺めながらゆっくりします。急ぐ必要もない、のんびり旅です。

    同じようにのんびりと走る軽トラに先導されて、室戸岬を目指してトロトロ走って行くと、

    巨大なお大師様が迎えてくれます。そろそろ到着のようです。

    国道を外れて急な坂道をギュイーンと登って行くと、

    札所の駐車場にやっと到着です。買い物したり、飯程食ったりで3時間程かかってしまいました。

    駐車場からお寺までは、右側の坂道をしばらく歩かなければなりません。左の階段を登っていくと室戸岬灯台に行けます。

    薬王寺でも階段を上ってきたので、坂道が足に応えます。去年に比べて身体がなまっているのがよく分かります。

    第24番札所、最御崎寺です。ほつみさきじと読みます。高知県最初の札所で、歩き遍路で来られた方は1日以上歩いて辿り着く、遠い遠い札所です。弘法大師が室戸岬の洞窟で修行していたら、空に輝く明星が口に飛び込んできたと伝えられているのですが、庶民には分かりにくい表現です・・・

    帰り道は高台から下るので、正面に太平洋が一望できます。水平線が丸みを帯びていて地球が丸いのが分かります。この夏に行った北海道の地球岬を思い出してしまいました。

    室戸の町が見えます。立地的に台風などの災害にさらされる事が多く、何よりも津波の被害が想定される場所です。いつもは静かで穏やかな海も、時に恐ろしい顔に豹変してしまいます。備えを怠ってはいけません。

    第25番札所、津照寺です。が~ん、の光景です。

    長い長い石段を上らなければなりません。石段って登り辛いんですよね、平らでなくて幅が狭くて歩幅も合わなくて、ブツブツブツブツ…

    愚痴は見苦しいので、中島みゆきを歌いながら上ります、ファイト!闘う君の唄を~♬♪

    息が切れて唄なんか歌ってられません ←怒ってます

    何度も立ち止まりながら最後の折り返しを上りきり、

    登頂です。パチパチパチパチ…

    振り返ると青い海と静かな町並みが見えます。まるで登山者になったかのような気分です。←登山した事ありませんが…

    太ももと、ふくらはぎがパンパンです。たぶん四国4県の札所の中では高知が一番厳しい立地が多いと思います。これからまだまだ続きます。

    ・・

    こんな狭い山道をバスの後に付いて行くと、

    第26番札所、金剛頂寺の駐車場です。ここから、

    はい、お約束の石段です・・・、もう驚きません。

    山門を抜けてもまだ続きます。

    これが修行なのでしょうか…、別に修行などしたくもないのですが・・・

    でも、そう言う事なのでしょうね、こんな厳しい場所ばかりに寺を建てるのは…、よく分かりませんが。

    歩き遍路さんの背中を尊敬の眼差しで眺めながら、本日最難関の札所に向います。

    実はここ、昨年もカンビンで来たのですが坂が急すぎて、途中で止まりそうになってしまったのです。なので今年は途中でカンビンを置いて、歩いて登ろうと思っていたのですが、足に疲労が溜まってとても歩く気になりません。余計な荷物も卸してカンビンも軽量化されてるはずなので、一か八かのチャレンジです。

    ・・

    離合出来ない、ガードレールがない、坂がキツいの三拍子揃った道に入り、

    ローギアでノロノロとこんな急な坂道を登って行きますが、

    エンジンが吹き上がりません、まっまずい。こんなとこで止まってしまっては引き返す事も出来ず、皆さんに大変なご迷惑をお掛けしてしまいます。ガンバレ、カンビン!

    上から見るとこんなキツい坂です。やっぱりやめときゃよかった、カンビン息絶え絶え…とっ、止まるう~~

    突然後光が差して、気がついたらここに居ました。なな、なんとか登頂出来たようです。お大師様が手を貸してくれたのでしょうか。それにしてもよく頑張ったカンビンくん、手に汗びっしょりです? ←個人の妄想です。

    この先はワタクシ達が頑張らねばなりません。寺に続くこれまた急な坂道を登って行かねばなりません。あっ、足が・・・

    やっと山門まで辿り着きましたが、試練はまだまだ続きます。

    本堂に続く階段が待ち構えているのです。

    途中小休止を繰り返しながらヨタヨタと登り続け、

    最後の力を振り絞って、折り返しの階段を登りきり、

    ハアハア…足を引きずって、やっと本堂に登頂です。

    ・・

    お参りを終えて来た道を帰ろうとすると、こんなキレイに手入れされた立派なお庭が見えます。登っている時には見る余裕さえなかったのでしょう、今頃気づいた美しさです。

    今日はここで終了です。

    歩き遍路さんを申し訳なさそうに追い越して、寝床に向います。

    安芸市に向います。左に見える建造物は津波の際の避難塔です。大津波が想定される高知県には至る所に同じ塔が建設されています。これを使う日が来なければ良いのですが。

    道の駅やすに到着です。

    ここは駅のすぐ裏に海が広がっていて、ちょうど綺麗な夕陽が見えています。

    高知に入った途端に、一気に南国気分になってきました。夏にはさぞ賑わう事でしょう、季節はもう秋です。

    夕食はあの激安スーパーデ買って来た、お買い得食材デス。一杯やって今日の身体の疲れを解してあげましょう。

    今日は沢山走りました。徳島県の阿南市から室戸岬を回って高知県安芸市まで来てしまいました。人も車もお疲れです。明日に備えて寝るとしましょう…zzzzzzzz

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