カテゴリー: 2024年日本縦断の旅

  • 旅が終わります

    旅が終わります

    舞鶴若狭自動車道を南に向って走っています。

    朝4時に舞鶴PAを出発したのですが、まだまだ暗くて走るのが恐いのです。
    北海道ならとっくに明るくなってる時間です。

    暗闇の中を走り続けます。

    どのルートで帰ろうかと色々考えてたのですが、とにかく早く四国に渡っておくのが優先だろうと、明石海峡大橋を通って淡路島に渡り、大鳴門橋を通って徳島県の鳴門に向うことにしました。

    5時も過ぎた頃、やっと空が明るくなって来ました。
    明るくなるとさすがに周りの状況が良く見えて来て、緊張も少し解けて来ました。
    やっぱり良く見えるって事は、大事な事なのです。

    1時間半ほど走ったらもう神戸です。
    高速道路って何て早いんでしょう・・・、普段はあまり走らないので、驚き桃の木山椒の木なのですが、スピードは出ないし横風に弱いので、やっぱりあまり走りたくは無いのです。

    明石海峡大橋を渡って淡路島へ・・・

    あと一つ橋を渡れば四国にたどり着く事が出来ます。
    淡路島には何度も来てますが、ここを高速で走るなんて一度も無かった事なのです。
    何とか早く帰らねば・・・、ただその一心で走っています。

    そして、ついに大鳴門橋を渡ります。

    前方に鳴門の町が見えて来ました・・、何とか四国に帰れたようです。

    ちょうど燃料も無くなって来たので、

    鳴門ICを下りて一般道を走り、

    GSを探して給油します。
    モダには負けますが、ほぼ北海道の単価と同じくらいだと思います。

    近くの道の駅に移動してしばらく休憩・・・、3時間くらい走ったでしょうか・・、さすがに疲れてしまいました。

    ここで朝食をいただきます。
    チンしたご飯に冷蔵庫に残ってた最後の一個のレトルトハンバーグを乗せたご飯です。
    これで食材はほぼ食べ尽くしました・・、後はインスタントラーメンが何個か残っているだけです。

    まだ朝の8時なのですが、空気がモワッとして日差しが強くて、とっても暑いのです・・、クーラー無しでは居られません。
    2日前にはあんなに涼しい所に居たなんて・・、まるで夢を見ていたような気がします。

    ここから先はもう何百回も走ってる道なので、リラックスして走れます。
    もう高速を通る必要も無いでしょう・・、ここまで帰れば何があっても家に辿り着くことは出来るはずです。

    道路を走ってるトラクターのデカさが全く違います。
    北海道ではバケモノみたいな大きさだったのに、まるでおもちゃに乗ってるよう・・
    所変われば品変わる・・、なのですね。

    これが同じ日本なのかと思うくらい、田園風景も全く違っています・・、北海道に比べるとネコの額・・、いえいえ、イカのキン○マくらいかも知れません。
    そして建物も・・・、瓦屋根なんて久しぶりに見たように思います。

    朝の9時にもならないのに、もう30度ってか・・・、現実の世界に引き戻されたような気がします。

    峠を登ってトンネルを抜けると、

    愛媛県に帰って来ました・・、約1ヶ月ぶりの帰郷です。

    四国中央市から新居浜市を通って西条市に入り、

    久しぶりにこのお店に立ち寄りました。
    考えて見れば、今回の旅では一度もうどん屋さんに行かなかったので、一月ぶりのうどんって事になります。

    では、その懐かしいうどんを・・・

    最近、当ブログを読み始めた方は、とてもこれがうどんとは思えんでしょうが・・、これ、うどんです・・・、しかもかけうどん330円・・、何て懐かしいワカメとネギの味なのでしょうか・・、なかなかうどんに辿り着きません。

    腹ごしらえが出来たら、もうひと頑張り。

    もうひとつ峠を越えて、

    平地に下りてしばらく走ったら、

    松山に帰って来ました。

    そして我家に到着です。

    出発前に咲き始めたばかりだったひまわりは、

    すっかり枯れてしまっていて、

    葉っぱしかなかったメロンの苗には、

    立派な実が二個も出来ていました。

    1ヶ月とは長いようで短いものです。

    今回の旅でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

    皆様のおかげで素晴らしい思い出がたくさん出来ました。

    そして、今も旅を続けている皆さん・・、台風が次々と来てますよー!!

    この先もお気を付けて旅を続けられてください。

    また次の旅でご縁がありますように。

    ・・

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  • 長距離フェリーは退屈との闘いなのです

    長距離フェリーは退屈との闘いなのです

    苫小牧港から乗船した敦賀行きのフェリーに乗っています。
    昨夜は23時過ぎに乗船したので1時くらいに寝たのですが、5時には目覚めてしまいました・・、歳を取ると眠りたくても眠れません。

    昨日買っておいたパンをかじって朝食を取り、

    映ったりフリーズしたり真っ暗になったりを繰り返すテレビを見ながら、何とか地震情報を得ようとするのですが、昨日ほど騒いでない様子・・・、もう飽きたのか。

    スマホの電波は圏外で使えず、船内のWi-Fiも全く使えない・・

    う~~ん・・・、マンダム・・、いったい何の為のWi-Fiなのか。
    退屈な船内ではブログを書いて時間を潰そうと思ってたのに、ブログどころか情報も得られないのです。

    ちなみに今居る部屋は下から2番目に安いツーリストSというグレードで、こんな通路にある指定の部屋に入ると、

    こんな牢獄のようなドアが並んでいるのです。
    ドアの上部には大きな隙間があって廊下と完全に仕切られていないので、周辺の音が丸聞こえなのですよ。
    これ、完全に仕切ってしまうと夫々が個室になってしまって、火災報知器や煙探知機の設置義務が出来てしまうんですね~(現役時代の知識なので違っていたらゴメンです)・・、なので、ここはあくまで一つの空間で繋がった大部屋という建前なのですよ。

    でも、ドアにはちゃんとバーコード式の鍵が付いてて、セキュリティは万全です。

    実は航路的には小樽ー舞鶴の方が良かったのですが、そっちのフェリーになるとドアではなくてカーテンになってしまうのです・・、ほれ、こんな感じ。
    綺麗なのですがセキュリティが今ひとつなので、少し遠い苫小牧ー敦賀航路にしたのです。

    ↓ 舞鶴航路の船室

    部屋の中はこんな感じでベッドの足下にはテレビがあってなかなか快適なのですが、唯一の欠点は机が高すぎてパソコン作業には向きません・・、中には救命胴衣が入ってます。
    まあ、パソコン使えないので特に支障は無いのですけど。

    退屈なのでデッキに出て日本海を眺めようとしたら・・・

    う~~ん・・・、マンダム・・・

    海さえも見られません・・・

    窓から覗くと天気はイマイチで、これでは何処の海かも分りません。

    船内に映画館があると思ってたのですが、どうもあれは舞鶴航路だったよう・・、ロビィーをウロつくも、特にヒマ潰し出来る施設は無いようです。

    PCコーナーなんて書いてありますが、Wi-Fiも使えないのにここで何をする・・・

    こんな所で筋トレするのは北海道を放浪しているあの人くらいでしょう。

    唯一の時間潰しはここくらいか・・・
    広くて綺麗で浴槽の広い窓から日本海が見えて、なかなかイイお風呂です。
    サウナもあるのですが、喘息持ちのワタクシは入る事が出来ません。

    風呂から上がるとそろそろお昼です。
    立派なレストランがあるのですが、ゴルフ場よりもお高そうなので、

    必然的に庶民の味方のこちらになりました。

    午後からは昼寝を試みてみたり(寝ようと思うとあまり眠れない)、ほとんどフリーズしている高校野球を眺めてみたり・・

    ジッとガマンの子で到着を待つのでした。

    夜の8時15分・・、予定よりも少し早く到着したようです。

    下船を待っていると苫小牧港で合った奈良ナンバーのマッシュの親爺がワザワザやって来てくれて、気を付けて帰ってねって・・、なかなかイイ親爺。
    敦賀から高速に乗るのかと聞くのでそうと答えたら、じゃあ途中までいっしょでんな~と言って別れたのですが・・、この言葉がこの後オモロイ展開に・・・

    やっと敦賀に上陸です。

    少しでも早く四国に渡っておきたいので、今夜は行ける所まで行こうと思ってます。

    少し走るとすぐに敦賀ICの入口に来てしまいました。
    高速に上がる前にコンビニで弁当を買っておこうと、横道に曲がって路肩に停まりスマホで探そうとしていたら、

    何故かマッシュ親爺が後ろから来て前に止まり、降りて来たと思ったら一言、どうしたと・・・
    それはこっちのセリフじゃ、お前がどうした・・、さっきの道を真っ直ぐ行けばICの入口なのに、何故こんな道にお前が居る?
    どうもこの親爺・・、途中まで一緒でんな~なんて言ってたので、ただ着いて行けば高速に上がれると思って後ろを着いて来たみたい・・
    チミはナビを持ってないのか・・、さすが関西人、お気楽です。

    そして何故かマッシュ親爺の後を着いて走る展開に・・・、

    う~~ん・・・、マンダム・・・

    まあ、これも何かの縁でしょう・・、なかなかオモロイ親爺なのです。

    コンビニで親爺と別れて高速に上がって、いざ瀬戸内へ・・・

    と、思ったのですが・・・

    如何せん・・、暗くて知らない道は恐くて疲れてそんなに走る事が出来ないのです・・、これも歳のせいでしょう・・

    1時間ほど走りましたが、結局舞鶴PAで泊まる事にしました。
    無理して事故っちゃ元も子もないし・・、弁当食ってここで寝て、明日の朝早く出発する事に変更したのです。

    どうか、巨大地震が起こりませんように・・・
    ただ祈りながら眠りにつきました。

    ・・

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  • サラバ北海道・・と、浸っていたら緊急速報が

    サラバ北海道・・と、浸っていたら緊急速報が

    苫小牧で食ったホッキラーメンとホッキカレーのせいで、

    い、いや・・、正しくはクーラーのないラーメン屋のせいで、ぐっちょんぐちょんの汗だくになってしまった今日の昼飯・・・

    これをクリープを入れないコーヒーに例えるというハイセンスなところを披露したワタクシなのですが、

    このオヤジは誰だと思ったアナタ・・、あんたはまだまだ若い・・、これはただのクリープを入れないとコーヒーが飲めないオヤジなのです(芦田 伸介さんです)
    ただこのコマーシャルは流行語にもなって、当時の家庭には普通にクリープがあったくらいの大ヒットだったのです。
    このコマーシャルが放送された昭和44年って、チョイと調べてみたら、それはそれはスゴイ年だったのです。

    昭和44年と言えばしゅんめい少年10歳の年・・、夏は海で溺れて死にそうになり、冬には遊び半分で1000メートル級の雪山に登って遭難しかけたという、一つ間違っていればこの世とサヨナラしてたかも知れない運命の年でもあったのです。

    どうです・・、ワンパクでしょう・・・

    この年の2月に発売されたタバコが、あのハイライトを王座から引きずり下ろし、その後長きに渡って君臨したあのセブンスターなのですよ・・、フィルターに活性炭が入っているのが画期的で、あなたも体育館の裏でよく吸ったでしょう。

    そしてこの年の3月にはジョン・レノンとヨーコ・オノが結婚・・、何故日本人となんて、いろんな意味で世間が騒いだのでした。

    7月にはアポロ11号が人類初の月面着陸に成功して世界中を驚かせ、

    8月には夏の高校野球決勝で松山商業と三沢高校が延長18回引分け再試合という伝説の試合を繰り広げたのです・・、ずっとテレビに食らい付いて見てました。

    10月には全国のちびっ子がテレビに釘付けになった8時だよ全員集合の放送が始まり、

    何とあのサザエさんが放送開始されたのも、同じこの年の10月だったのです。

    ちなみに初代日産フェアレディZが発売されたのも昭和44年10月なのですよ。

    どうです・・、どうでもいいでしょう・・・

    そんなこんなパンナコッタで、

    今からフェリー乗り場に行っても暑いだけなので、少しでも涼しい場所を求めて移動します。

    市内の公園にやって来ました。
    木陰は無いのですがいい風が吹いていて、少しは暑さを凌げるのではないでしょうか。

    住宅地の近くにある、車中泊マップにも載ってないような公園なのですが、こんなに広大な敷地の中にグラウンドまであるのです。
    ここではこんな公園がアッチこっちに普通にあるのですが、やっぱりここも誰~も居ません・・、良いのでしょうか。

    日なたとは言いながらも、やはり瀬戸内とは日差しの強さが違って、窓から入って来る風が涼しいのです。
    北海道が快適なのはこの風のおかげでしょう・・、乾燥していて吹かれているととっても気持ちがいい風です。

    ブログを書いたり、野口ごろごろしながらのんびりと過ごし、

    小腹が空いたところで、最後にウマイものを食おうと買って来た高級ネタの寿司を食べます。
    ああ、ビールが欲しいがまだ移動せねばならないので飲めません・・、辛い。
    この高級寿司がどれくらい高級かと言うと、

    どうです・・、高級でしょう・・・
    このグレードの寿司をこの値段で買える北海道・・、やっぱり羨ましいのです。

    草むらからたくさんの虫の鳴き声が聞こえてきます。
    この辺りはもう秋に向っているのでしょうか・・、夕暮れも少し早くなって来たような気がして、季節が進んでいるように感じます。

    夕方6時も過ぎました・・、明るいうちには着いておきたいので、そろそろフェリー乗り場に向かう事にします。

    苫小牧港の新日本海フェリーの乗り場に到着しました。
    ここから福井県の敦賀行きに乗船します。

    新潟行きや秋田行きなど、北海道から帰る車とこちらから出発する車で待機場はいっぱいです。
    もうすぐお盆休みに入るので、これからもっと増えて来るのでしょう。

    トイレから帰って来てふと見ると、カンビンとよく似たキャンカーが右側に停まっています。
    おお!・・、久しぶりに遭遇した同じ車種なのか。

    横からみても年式やタイプは違うものの、ベースの車やボディの形は同じのよう・・、でもカービィと書いて無い。

    するとこの奈良に帰るという親爺が下りてきたので聞いてみたら、これはマッシュだと。
    同じ車両と同じボディを使っていても違うメーカーが造った違う名前の車らしいのです・・、ややこしい・・、でも兄弟車には間違い無いのです。
    聞いても無いのに家庭用クーラーを付けてるんだとワザワザ室外機を見せてくれました・・、サブバッテリー(鉛)2基で3時間動くのだそう・・、3時間か・・・、それ要るか?

    出航までまだまだ時間があるので車内で弁当食べながらテレビを見ていたら・・、
    突然番組を中断して「巨大地震注意」という速報番組が始まった!
    何ですって!・・、南海トラフ地震発生の確率が高まってるだと!・・・

    正直、焦ってしまったのです。
    いつか来ると言い続けていた巨大地震に、今、直面しているのか・・・
    万が一、巨大地震が起こってしまった時に、家族を残して自分一人が遠く離れた場所に居るなんて有り得ない・・
    この旅に出たことを一生後悔すると思ったのです。

    早く帰らねば・・・

    しばらくそれだけを考えながらテレビを見ていました。

    巨大地震が起これば間違い無く本四連絡橋は渡れなくなるはず・・、とにかく橋さえ渡っておけば、何とか家にたどり着けると思うのですが、出来れば地震が起きる前に帰りたい。
    どのルートで帰れば良いのか、ああでもないこうでも無いと色々考えていたのです。

    今すぐ起きると言う事ではないにしても、今すぐ起こる可能性もあるのです・・、それが地震。
    でもどんなに焦ってみてもここはまだ北海道・・、これから21時間も船に揺られなくてはなりません。

    何時間も待ってやっと乗船開始。

    これから長い船旅が始まります。

    船室に入って即テレビをつけたのですが、うまく写らなくてスマホの情報も限定的・・・

    ここで焦ったところで仕方が無いと自分に言い聞かせながら、どうか地震よ起こらないでくれと、祈るばかりの夜を一人過ごすしかないのでした。

    ・・

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  • クーラーのないラーメン屋なんて、クリープを入れないコーヒーだわ

    クーラーのないラーメン屋なんて、クリープを入れないコーヒーだわ

    昨夜は突然バラバラと大雨が降り出して、驚いて飛び起きて窓を閉めました。
    最後まで雨に祟られた北海道なのです。

    北海道千歳市の道の駅サーモンパーク千歳に居ます。

    朝の4時半ですがまだこんなに暗い・・・、南下したからなのか季節が進んだせいなのか。

    オートミールが無くなったので、今朝は炊きたてご飯です。
    お米も残り僅かになったけど、全部は使い切れそうにありません。

    玉子とベーコン・・、それに余っていたネギも全部使い切り、

    こんなん出来ましたけど~~・・・

    ヨーグルトも無くなってしまい、サラダもこれでお終いです。

    食後は道の駅に隣接している公園を散歩してみます。
    北海道はいろんな所に広い公園やパークゴルフ場があって、多くの道の駅の周辺にもこんな緑豊かな場所がたくさんあります。

    でも何処の公園やパークゴルフ場も人が少なくて・・・、こんなでっかい施設要るんかーい・・・と、いつも心の中で突っ込んでしまうのです。
    ただのヒガミかも知れませんが。

    出発します。

    今日のフェリーは23時30分発・・、時間がタップリあると言うよりも、時間がありすぎて何をすれば良いのやら・・・、それよりも、そんな時間まで起きていられるのかが心配です。

    モダで北海道最後の給油をします。

    カードに残高が残らないように少な目にチャージして、全部使い切ったのですが・・・

    また1等が当ってしまって、

    お約束の5円引き分の130円が残ってしまいました・・・、今度来た時に使うしかありません。
    それにしても、こんなに1等ばっかり当るんなら、始めから単価を下げてくれた方が嬉しいのですが・・・

    一昨年に食べ損ねた苫小牧名物があるので、まずはそこに向います。

    幹線道路から外れて少し淋しい通りに入って来たら、お店はこの先にあるはずなのですが、

    が~~~~ん・・・・・、やっぱり・・・

    ここはホッキ貝や海鮮が有名なマルトマ食堂さん・・、特にここのホッキカレーは有名です。
    一昨年も大行列で断念したのですが、今年の方がもっとすごくなってる様な気が・・

    北海道と言えどもこの8月に、外でこんなに並んでまで食べようとするこの人達はスゴイ。
    回転率のいいセルフのうどん屋なら並んでみようかとも思うのですが、さすがに飯屋でこれだけ並ぶといつまで待つのやら・・・、ワタシャさっさと退散するのでした。

    筋向かいにある市場食堂みたいな所に来てみました。
    小さなお店がたくさんお店が並んでいますが、ホッキカレーはどの店にもあるようで、値段もカルテル結んで統一されてるみたいです。

    まあ、ホッキカレーなんてカレーにホッキが入ってるだけだろうなんて軽く考えて、

    ど・こ・に・し・よ・う・か・な、か・み・さ・ま・の・言・う・と・お・り。

    と、適当に決めたお店に入りました。

    入ったお店にはホッキラーメンとホッキカレーのW名物のセットがあってラッキーマンと思ったのですが・・・、週刊実話・・、これには後落とし穴があったのです。

    ホッキラーメンは貝の出汁がよく出ていてなかなかウマイ・・、やっぱり麺は硬めでホッキの食感がとてもいい・・・

    カレーはホッキがちょっと少ないものの、辛口でスパイシーでこれも旨い・・、うん、このホッキカレーはウマイぞ!、ホッキが少ないけど。

    ラーメン食ってカレーを頬張りスープを啜ってまたラーメンを食う・・、王道のローテで食べ続けていたら当然汗がダラダラと・・・

    ゾウなんですよ川崎さん・・、パオ~~?・・・

    この店も当たり前のようにクーラーが無いのです。
    苫小牧まで下がって来ると北部と違って昼間は結構暑いのですが、なのにここにもクーラーが無い・・、想像してみてください・・、モワッとした店内で熱いラーメンとスパイシーなカレー食って汗だくになってるこの姿を・・

    カレーだけにしとけば良かったと、後悔しても後のカーニバル(祭り)・・・

    味わうよりも途中からは早く外に出て涼みたいとの一心なのでした。

    店の店主や店員だって暑い暑いと言ってるのに、何故クーラー付けないのでしょう・・

    クーラーのないラーメン屋なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんなのですよ。

    と、このおっさんが言ってます。

    お願い・・、北海道のラーメン屋さん!、クーラー付けてーー!!

    と、心で叫んで明日に続きます。

    ・・

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  • 南下して苫小牧を目指します

    南下して苫小牧を目指します

    北海道上士幌町の道の駅かみしほろに居ます。

    だいぶ南下して来たせいか、少し夜明けが遅くなったような気がします。

    旅のはじめの三重県で買ったオートミールがちょうど無くなりました・・、何回食べたでしょうか・・、こいつには随分助けられました。
    これからは残った食材を考えながら、消費して行かなければなりません。

    最後のオートミールご飯は玉子とネギで焼飯風にしてみました。
    どうです・・、そう見えない事もないでしょう・・、ちょっとベタッとしていますが、お味はなかなかのものでした・・・と、日記には書いておこう。

    食事の後はニュースを見ながら野口ごろごろしていたら、外からブオーーって音が何度も聞こえて来るのです・・、最初は誰かがバーナーを使っているのかと思ったのですが、何やら外が騒がしいので出てみると、
    おお!・・、あれはもしかして北朝鮮のゴミ風船ではないですか・・・、ついに日本にまで・・・

    あっちにも、こっちにも飛んでるんです・・、一気に攻めて来たー!!と、アホな事を考えながら一人ではしゃいでいる今日この頃・・・
    ここはバルーンフェスタが行われるだけあって、熱気球が日常的に飛んでいるようです・・、ブオーーっていう音は熱気球のバーナーの音だったのですが、上空でやると広範囲に音が広がるので、知らない人は驚いてしまうのです・・、近所の人は慣れてるんでしょうけど。

    今夜は北海道最後の夜なので、夕張のキャンプ場に早めに入ってホタテを焼いて食ってやろうと思っています。
    この先には大きな町も無いようなので、帯広に寄って買い物してから向かおうと思います。

    こんな雄大な景色を眺めながら走れるのもあと僅かです。

    まずは帯広のモダで給油します。

    モダカードにチャージした残高を使い切っておかなくては、一昨年の二の舞になってしまうので、ここで全部使います。

    残高を全部使い切って残高ゼロになるはずだったのですが、1等が当ってしまったのでリッター5円引きに・・、キャッシュバックされて残高が170円残ってしまいました。
    よく考えると絶対にどれか当るって事は残高がゼロになる事は無いって事か・・・、170円は次に来た時のために残しておくしかないようです。

    帯広市内のスーパーを何件か回ったのですが、お目当ての殻付ホタテが無いのです・・、内地だからなのでしょうか・・・、もっと先に進んで探すしかありません。

    先に進もうと出発したら、いきなりの雨・・・
    この辺りは別に降っても構わないのですが、夕張方面の天気は大丈夫なのでしょうか。

    しばらく走ると雨も上がって、ナビがこの道の先を左折しろと言うので曲がってみたら、

    この先117キロ直進しろってか・・、ひゃ、ひゃくじゅうななキロ・・・

    やっぱり北海道はでっかいどーー・・、スケールが違います。

    山道に入ると霧が出て来ました。

    進むに連れてどんどん濃くなって来て、ほとんど前が見えないほどに・・・
    これは本当にヤバいのです・・、前後に車が居るのかも全く解らず、センターラインを見ながら進むのが精一杯・・・

    おまけに雨も降って来て、ほぼ視界ゼロ状態に・・・
    路肩に止まろうと思いながらも路肩が見えず・・、必死に前を凝視しながらジッとガマンの子で進みます。

    ビビリながらも山を下って行くと・・、やっと視界が開けてきました・・、ふう~~、助かった・・・、でも、雨は降り続いています。

    広い路肩を見つけて久しぶりの休憩・・、神経を使ったのでとっても疲れてしまいました。

    ついでにここで昼飯食って栄養補給。

    先に進みます。

    しばらく走るとまた大粒の雨が・・・

    もうこりゃダメだわな~~と、思いつつ、道の駅に止まってキャンプ場の天気を調べたら・・、やっぱり雨が降ってるみたい・・・、ホタテ焼けんじゃないか?・・、買ってないけど。
    最後の晩餐が・・・と、半泣きになっても仕方ないのでキッパリ諦め、今日は行ける所まで行く事に。

    千歳くらいまで行っておけば明日が楽だろうと、一路千歳を目指します。

    このナビにはよく腹立つような道を走らされて困るのですが、今日だけは褒めてやりゃなきゃなりません。
    こんな馬牧場のある景色の素敵な道を教えてくれました。
    ウシはたくさん見たのですが、今夏の旅では馬の牧場をこんなに近くで見るのは始めてです。

    広い草原で馬がのんびりと草を食ってる風景なんて、ここに来なきゃ見られません。

    どうせ車も来ないので、道路脇に停まってしばらくこの景色を見ていました。
    しばらく眺めていましたが、案の定、一台の車もやって来ませんでした・・・
    やっぱり北海道は素敵な所です。

    今日は今回の旅で一番よく走ったと思います。
    250キロくらいは走ったでしょうか。

    お洒落な名前のお風呂に入って、

    近くのスーパーで買い物したら、

    道の駅サーモンパーク千歳に到着です。

    今日はキャンプ場でウマイものが食べれなかったので、ご馳走を買ってやろうとスーパーに行ったのですが、何故かこんな何処にでもあるようなお惣菜に・・・、疲れていたので身体がカロリーを欲しがったのか・・、揚物とビールがよく合います。

    もう苫小牧の目の前までやって来ました。

    明日はフェリーに乗って敦賀に渡ります。

    長かったようで短かった北海道の旅も、とうとう終わりに近づいたようです。

    ・・

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  • そろそろ帰路に着かねばなりません

    そろそろ帰路に着かねばなりません

    北海道紋別市のコムケ国際キャンプ場に居ます。

    昨夜の賑わいがウソのように静まり返った朝です。
    まるで夏が終わった海のよう・・・

    コムケ湖の周辺を散歩してみました。
    早朝にもかかわらず、数人がイスに座って静かに湖を眺めています・・、静かな湖畔です。
    早起きは三文の得といいますが、こんな景色を見られるのは、やはり北海道なんだなと思うのです。北海道の大自然・・、ちょっと住みたくなってしまいます。

    ブログを書いて朝食を食べて、

    外を覗いてみるとみっちゃんが一人でクネクネとタコダンスをしています・・

    危険・・・

    そっとしておきましょう・・・

    ※みっちゃんの日課のラジオ体操です。

    昨夜の片付けを終えたら、皆さんこの先の旅の話をしています・・、この人達はいつまで旅を続けるのでしょう・・、一日一日を心行くまで楽しんでいます・・、羨ましいくらいに。
    ワタクシの旅はそろそろ終わりに近づきました・・、残念ですが帰路に着かなければなりません。

    この人達と同じ写真に収っていることが信じられません。
    今回の旅に出る前には逢ったことも無かった人達なのに、ここでこうしてご一緒させていただいて・・、ブログを続けていて本当に良かったと思うのです・・、一生の思い出が出来ました。
    ご縁を下さった皆様に、感謝です。

    みっちゃんが出発するようです。
    ブログ上ではいつも疾風のように現れて、疾風のように去って行くみっちゃんなのですが、本当に去って行くようです・・、お気を付けて・・、お元気で。
    最後にひとつ芸が欲しかった・・・

    それでは自分も出発しなければなりません。
    この先は一気に南下していくので、この後お逢いする事もないでしょう。
    皆さん、お元気で良い旅をお続け下さい・・、サラバです。
    ※運転してたので別れのシーンが撮れなかった。

    明後日のフェリーに乗らなければならないので、一路苫小牧へ向います。
    現在の気温は23度・・、敦賀でフェリーを降りた後の猛暑との闘いが不安です・・、何と言っても身体が暑さに慣れてないのです・・・

    こんな北海道らしい景色を眺めながらしばらく走り、

    途中の公園で休憩します。

    ここで昼食を食べて、

    また頑張って走ります。
    今日、頑張って走っておいて、明日はゆっくりしたいのです。

    上士幌航空公園キャンプ場にやって来ました。
    ここは先日まで熱気球で盛り上がってた所なのですが、今は静まり返っています。
    今日はここで泊まろうと思って来たのですが、車をテントサイトに横付け出来ないみたい。

    サイト内には炭火が使えるベンチが幾つもあるのですが、テントも張ってないオヤジが一人、あそこで肉焼いて酒飲んでる姿を想像すると・・・、

    移動します。

    やって来たのは、道の駅かみしほろ・・・

    ここでも猿芸をやってます。
    今回の旅でこれを見たのは3回目・・、北海道って猿芸が流行ってるのでしょうか?

    この駅には広い駐車場があるのですが、

    何と驚くなかれ、道路向かいにキャンピングカー専用駐車場があるのです。

    ほれ、こ~んな感じで、砂利道ですが木陰もあってとってもイイ感じです。
    なぜか同じボンゴベースのキャンカーばかりが勢揃いしているのです・・、これも縁と言うやつでしょうか。

    ここまで南下して来ただけで、暑さが全く違うように感じます。
    この扇風機が登場するのは北海道上陸以来初めての事です。
    これから南下するに従って、暑くなって来るのでしょう。

    夕食を食べて一人呑みして、後は寝るだけ・・・

    こんな生活もあと僅かになってしまいました。

    今日は帯広の手前くらいまで下りて来ました。

    明日は北海道最後の夜・・・

    静かなキャンプ場でウマイものでも食べようと思ってます。

    ・・

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  • 居酒屋、スナック、ハシゴ酒

    居酒屋、スナック、ハシゴ酒

    北海道北見市のコインパーキングに居ます。

    朝方からまた雨が降り出して来て、なかなか止みそうにありません。

    外に出てみても道路はビッショリ・・・
    スカッと爽やかコカコーラな青空はいつになったら見られるのでしょう。

    朝、コンビニのトイレの使用料として買ったサンドウィッチを食べていると、

    大粒の雨がバラバラと降り始めました。
    これでもかと言わんばかりに思いっきり降ってます・・、しばらく待機・・・

    上がったようなので出発したら、

    罠にハマってしまいました・・油断させる作戦だったようです。

    モダに緊急避難して取りあえず給油します。

    21.91リットル入って、

    151.3キロ走ったって事は、リッター6.9キロ・・・?、ナゼ・・、ナゼなの?

    まあ、また1等当って5円引きだったからイイけど・・
    これは1等しか当らんのか?

    スーパーで買い物して、

    お風呂に入ります。

    ここはのんたの湯という温泉なのですが、のんたとは・・・

    端野町なので、反対から読んでのんたなのでしょう・・、地味にひねってます。

    では、何故ドラえもんがそこに居る・・・、まさか、のびたか・・・
    だとしたら、だいぶ無理があるような気がしますが・・・

    血圧計があったので久しぶりに計って見ます。
    一時は130代になってたのですが、この前に入院して以降、何故か元に戻ったみたいなのです。
    人間、身体を休めてやる事が一番の薬なのかも知れません。

    北上します。
    なぬ!・・、また北上するってか・・
    また北へ戻ってどうするのかは、取りあえず内緒です。

    しばらく走ってまたサロマ湖にやって来ました・・
    先週来たはずなのに、またサローマの休日が・・・、毎日が休日です。

    道の駅愛ランド湧別で休憩します。

    ここでお昼を作っていただきます。
    この、むーちんさんに教えてもらった焼うどん・・、すぐに出来て安くて美味しくて、お昼の定番料理になってしまいました。バター醤油味にしたり、ソース味にしてみたり・・、味変すれば毎日でも食べられます。

    少し休憩して出発すると、おお!・・、久しぶりに青空が現れてきました。
    実は今、湖畔のキャンプ場に向っているのですが、やっぱりキャンプはお天気が良くなくっちゃね・・・、気分が全然違います。

    キャンプ場に到着したら、見覚えのある怪しい車が2台停まっています。

    おお!・・、これは伝説の青の居酒屋か?
    すると、中でゴゾゴゾやってる怪しいオヤジは、これまた伝説のこの居酒屋の主?

    営業時間が夕方~と書いてあるのに、何故か昼からでも呑めるいい加減な経営方針・・・

    しばらくすると、へんな客がやって来ました。
    石岡のイッちゃん・・、じゃなくて、ニッちゃん・・、でもなくて・・、誰だっけ・・・
    う~~ん・・・、あの登場スタイルがワンパターンでヒネリが無いのは・・・
    そうだ、さんちゃん・・・?

    ヤバそうなのも入ってきました・・、たぶん、ホンマモンと思われます。
    深々と頭を下げてお出迎えさせて頂きました。

    そんなこんなパンナコッタで、まだ営業時間前にもかかわらず、青の居酒屋は満員御礼、大繁盛店と化したのでした。

    本日のお品書きはむーちんさん手造の燻製マシンでいぶり上げた燻製色々、無料。

    横須賀オヤジさん特製、温ったかおでんキノコ入りバージョン、無料。

    そしてあやちゃんお父さんが持って来たのは高級食材の北海しま海老のボイルに豪快スペアリブ・・、すべて無料。

    石岡のみっちゃんは掟破りのフルーツ責めで、無料。

    アタイの乾き物はこんな所に・・・、写す価値なし。

    営業時間も大幅オーバーして、青の居酒屋もやっと閉店したと思ったら・・
    今度はスナック青がオープン。

    むーママが仕切る狭い店内は高齢者で即満席となり、静かなキャンプ場にその笑い声は延々と響き続けたのでした・・・、周辺の皆さんゴメンなさい・・・

    うるせー、この野郎!とやって来た人も、この車を見て帰って行ったのではないでしょうか・・、重ねてお詫び申し上げます・・・

    ・・

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  • 気温16℃の街では熱燗がウマイのです

    気温16℃の街では熱燗がウマイのです

    北海道津別町の道の駅あいおいに居ます。

    今朝はちょっと曇っていますが、これくらいの方が涼しくて良いかも知れません。

    朝食を食べて、

    ブログを書いたりしながらゆっくりしていると、晴れて来ました。

    今日はお日様が出るとエアコン無しではちょっと暑いような気がします。

    出発します。

    こんなに良い天気なのに午後から夕方にかけて雨が降る予報です。
    ナゼか雨の予報は当るんですよね~~・・、
    なので、今日は雨が降っても影響のない所に行こうと思います。

    しばらく走っていると本当に雲行きが怪しくなって来ました。
    日本気象協会さん、やるもんです。

    北見の町に入りました・・、そう、北見市目指して走っていたのです。
    前に北見に寄りたいと思っていながら、だんだん離れてしまったので、どうせノープランの旅なんだからと、また戻って来てしまいました。

    スーパーで買い物して、

    外に出たら、もう雨が降り始めていました。
    最近の天気予報はピンポイントでよく当ります・・、雨だけはね。

    入庫後24時間800円のコインパーキングにカンビンを停めて、今夜はここが寝床です・・、このすぐ先にコンビニもあるので、緊急事態も安心なのですよ。

    それでは昼の部の出勤です。
    雨も降ってるので、ちょうど前にあったラーメン屋さんに行く事にしました。

    中に入ると小さな店なのになかなか繁盛しています。
    見たところお母さんと息子さんの二人でやってるお店のようなのですが、息子がなかなかぶっきらぼうで、必要最小限の事しか喋らないのです・・、オーダーを通す以外、お母さんとも全く話しをしていません。

    取りあえずビールを貰って、ラーメンが出来上がるのをジッとガマンの子で待つのです。
    ちなみにビールにはキムチが付いてる気の利きようなのですが、何かお店は重たい空気・・、だって、店主も客も誰~も喋らないのですよ・・、次々と客は来るのですが、注文したら後は黙ったまんま・・、コレがこの店のルールなんでしょうか。

    このお店にはクーラーが付いてます・・、一体、クーラーの有る無しの境界線は何処なのでしょう・・、女満別のラーメン屋なんてクーラー無くて汗ビッショリになったもんな~~・・、いくら北国と言えども、やはり飲食店にはクーラーが必要だと思うのです。

    お待ちかねのラーメンの登場です。
    これは野菜味噌ラーメンなのですが、ほとんどの客が塩を注文していたので、塩にすれば良かったと後悔してたところです。
    一口スープをズズッと・・・、う~~ん、ちょっと味噌が甘過ぎか・・、ウマイのですが、ワタシにゃ甘味が強すぎる感じです。

    麺はちじれ麺で少し硬い感じ・・・、北海道に来てラーメン食べたのは3軒目だと思うのですが、どこもこんな硬さなのです。
    博多ラーメンのような細麺が硬いのは好きなのですが、太めの麺はもっと茹でてくれた方が個人的には好きなのです。

    テレビで北見地方に大雨雷雨注意報が出たと言っています。

    店の外はバシャバシャと音を立てて雨が強く降り始めました。
    カミナリも鳴っています。

    しばらく様子をうかがって、雨が弱くなった隙にダッシュでカンビンに戻りました。

    雨の日に野口ごろごろと過ごすのもなかなかイイもので、

    テレビを見たり~・・

    ブログを書いたり~・・

    そして先週末に大暴落した株の対策を考えねばならんのです。
    旅の費用なんて株の利益で賄えるだろうなんて、気楽に考えてたら赤字転落ってか。
    でも、上がる時もあれば下がる時もあるのが株なので、逆に捉えれば暴落時は買いのチャンス・・、一喜一憂しないで気長にやれば結果は付いてくるものと、信じて疑わない今日この頃なのです。

    雨はまだポツポツ降っていますが、傘をさして夜の部に出勤します。

    他の町のように、ここもアーケード街は錆びれてしまった感じがするのですが、

    居酒屋なんかのお店はたくさん並んでて、明らかに今まで行った所とは違う町の雰囲気です。

    街中にこんなオブジェがあったりして、お洒落・・・

    それにしても今の気温は16.6度・・・、正直言って寒いのです。

    事前に調べていたのがこの焼鳥屋さん・・、地元の繁盛店ですぐ満席になるらしいので、開店と同時にやって来ました。

    取りあえず生中・・・、なのですが、生中のグラスには基準が無いのです・・、小っちゃ・・・、やっぱり生ビールはジョッキで出して欲しいのです。

    小っちゃいビールがすぐ無くなったので、次は1リットル角ハイボールとやらを注文したら、こんなん出ましたけど~~・・・、昔の大ジョッキです。
    でもまあ半分氷なので、正味半分ってとこでしょうか。

    口コミにこれを絶対に食えと書いてあった手羽ギョウザ・・、ジューシーで確かにウマかったのですが、ちょっと小さい・・、ハイボールによく合いました。

    そして登場したのが、この店自慢の鶏の半身焼・・、揚げでなくて焼きなんですね。
    北見名物と書いてたのですが、すっごいボリュームなのですよ。

    ハイボール飲んでたら寒くなって来たので熱燗を注文・・・、8月に熱燗呑んだのは人生初かも知れませんが、冷えた身体に熱い酒が染みるのです・・、ぷは~~、ウマイ。

    しかもこのお酒・・、1合と2合が100円しか違わないっておかしくないか・・、そりゃあ2合注文するでしょう。
    昔、大阪の新世界に大徳利を注文したら、漏れなく小徳利が付いてくるというオモロイ店があったのですが、こんな酒呑みに嬉しい店がもっとあって欲しいものなのです。

    孤軍奮闘したものの、さすがにこの量は食べ切れないのでお持ち帰りに・・・
    あの手羽ギョウザは要らなかったな~~・・、口コミを書く人の胃袋と自分は同じじゃないのです。

    なんちゅう、派手な入れ物。

    町に灯りがつき始めると、なかなかイイ感じの飲屋街です。
    これまで行った所と違って北見はまだ街が華やかで、元気が残っているような気がします。

    やっぱり最後はこれが落ち着くのです。

    テレビ見ながらチビチビ呑んで・・、北見の夜は更けて行くのでした。

    今夜も長袖・長ズボンで寝袋に潜り込んで眠ります。

    家に帰ってからの事が心配です。

    ・・

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  • 油断禁物、旅が終わってしまうところでした

    油断禁物、旅が終わってしまうところでした

    北海道釧路町の来止臥野営場の朝です。

    昨日はあんなに良い天気だったのに、今朝は深い霧に包まれています。

    晴れ予報だったので、張ったままのタープはまたビッショリと濡れ、

    イスもテーブルもベッショベショです・・、ついでに焼き丸くんも。

    ここの天気予報はアテにしてはいけないようです。

    昨日の残りのハラスを乗っけて朝食を食べていると、

    おお!・・、霧が晴れて来たではありませんか。

    これならしばらくこうしておけば、タープもイスも乾いてくれるでしょう。

    鳥取オヤジが起きて来ません・・

    年寄りが朝の8時にまだ寝てるなんて・・・、逝ったのかも知れません。

    上の方のサイトに歩いて行ったらクマちゃんが居ました・・、相変わらず不気味な笑みを浮かべて、ナゼかほっかむりをしています。コワッ・・
    クマちゃんはこの125ccスクーター(ナゼか掲載不可と言う)で全国を走り回ってるそうで、しまなみ海道を渡って松山にも来たらしい・・松山鯛めしと宇和島鯛めしのどっちを食べようかと迷った結果、一気に両方食べたのだとか・・・、細かい事は気にしない自由人って感じで、大物に違いないと思うのです。
    是非また何処かでお逢いして、一緒に呑んでみたいのです。

    おっ!・・、鳥取オヤジが上がって来ました・・、生きてたようです。

    これから釣りに行くんだとかで、車の中で仕掛けを造っていたようです。
    ここでお別れになりますが、この先も旅を楽しんで下さい。
    お元気で・・、お世話になりました。

    高齢者ライダーが二人で居たので話に混ざってみると、この方結構なお年とお見受けします・・、失礼なのでお年は聞かなかったのですが、正直これでビッグバイクに乗れるのかと思うほど、口調も動作もかなりゆっくり・・・

    こっちのアイーンのオヤジもそこそこのお年・・、この二人で野宿しながらツーリングしてるのだとか。
    幾つになろうが気の持ちようなのでしょう・・、コケたら重くて起こせないんだと笑いながら青春しています・・、すごいわ、この人達は・・、感服いたしました。

    こんなに綺麗な景色のキャンプ場に、こんなに愉快な人達が集まって・・、ああ・・、何てイイ所なのでしょうか。
    出来ればまだ居たいと思うのですが、如何せん・・、電波難民なのです・・・

    タープもイスも乾いたようなので、片付けて出発します。

    釧路市に入って、

    ツルハさんで水を補給し、

    モダで給油します。

    また1等が当って5円引きです。
    たぶん、今回の旅でモダで給油して1等じゃなかったのは2度だけじゃないかと思うのですが、そもそも1等が当たりやすく設定されてるのでしょうか・・、知らんけど。

    31.31リットルの給油で、

    292.2キロ走っています。

    リッター9.33キロ・・、信号の少ない平坦な道を走っているので、燃費がいいようです。

    ついでに風呂に入って、

    スーパーで買い物して、

    駐車場をお借りしてお昼をいただきます。

    今日は玉子を入れて釜玉風うどんにしてみました・・、うまうま、パッカパッカ。

    出発して、釧路の湿原の中を気持ち良く走っていた時・・、それは起こったのです。

    真っ直ぐな道を走っていると、突然左側の側道から車が飛び出して来たのです。

    フルブレーキを踏んで、キキーとタイヤを鳴らしながらハンドルで回避・・・

    まるで、この道路標識のように後輪が左右に滑りながら一瞬片側のタイヤが浮いて・・、ひっくり返るのか・・・

    なんとか持ちこたえてくれて、転覆と衝突は回避する事が出来たのですが、
    車の中はグッチャグチャ・・・、衝撃で鍵を掛けてなかった窓がこれだけ開いていました。

    左右を確認しないで飛び出した相手も悪いのですが、気が緩んでこちらもスピードが出過ぎていたように思います。少しぼう~っとしていたかも・・
    事故はこんな油断から起こるのでしょう・・、危うく旅が終わりになってしまうところでした。
    亡くなった両親が守ってくれたように思います。

    道の駅あいおいにやって来ました・・、ここは来たかった所なのです。

    この道の駅のすぐ隣には、道路に踏切の警報器が付いていて、

    そこを先に進んだ所にあるのが、現存する日本最古の駅舎と言われる旧北見相生駅なのです。
    大正14年に建てられたので、どこかの時点で窓やドアはサッシに替えたのでしょう・・、ちょっと残念です。

    少し離れて線路側から見た方が、昔の姿に近いように見えます。
    鉄道マニアではありませんが、昔の賑やかな光景を想像しながら、今の古びた建物をじ~っと眺めているのが好きなのです。
    子供の頃を思い出しているのかも知れません。

    そして、この道の駅の名物はもう一つ、

    知る人ぞ知る、知らない人は何にも知らないクマヤキです。
    試しにひとつ買ってみました。

    クマヤキと言うくらいなので、クマを丸ごと焼いてるんだろうなんて思う人は地球上に居るはずもなく・・・

    い、いや・・、この人ならそう思ったかも知れませんが・・

    クマの形に焼いた生地に生クリームやあんこを入れたスイーツなのです(いろんな味があります)。

    一口かじると・・、う~~ん・・・、マンダム・・・

    もう、何やら分りません。

    キャンプ場では電波難民でブログが書けなかったので、しばらく集中して書きます。

    気が付けば夕方に・・・

    今夜は昨日の残りのジンギスカンで焼きそばを作ってイッパイやります。
    やっぱりここで料理作って一人呑むのが、後片付けも簡単で一番かも知れません。

    テレビも映らないし、する事なくて後は寝るだけ・・・

    日暮れと共に眠り、朝日とともに起きる(朝日よりも早いのですが)

    人間の原点に帰ったような生活をしています。

    ・・

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  • 絶景のキャンプ場とオモロイ仲間達

    絶景のキャンプ場とオモロイ仲間達

    北海道標津町のしべつ海の公園に居ます。

    朝、最初に外を見た時に雨が降っていると、テンション爆下がりです。

    最近、毎朝玉子を焼いてるような気がしますが、

    たぶん気のせいです。

    さあ、今日はどっちへ向おうかと北海道の天気をチェックしてみたら・・、今日、明日と釧路方面の天気がよさそうです・・、ならそっちへ向いますか。

    雨があがったようなので、公園を散歩してみます。
    すぐ先に灯台があって、朝早くから何台もの漁船が出て行く音がしていました。
    昨日、たくさんの漁船があったので、ここは漁業の町なのでしょう。

    この先の方には東屋や緑地があって、その奥はどうもキャンプ場になってるようです。
    あっちは有料でこっちはタダ・・、肉を焼かなきゃこっちで十分だと思います。

    ここの公園には綺麗なトイレがあるのですが、ちょっと・・、い、いや、だいぶ変わっているのです。
    手洗い場の水を出すには左上の黒いボタンを押せと書いてるので、ポチッと押してみたら、しばらくゴボゴボと音がした後に、突然、バシュッ!・・、バフッ!、ガフッ!、ベシュッ!という音と共に水がスゴイ勢いで数秒吹き出て、その後すぐに止まるのです・・・
    こんなんで、洗えるかーー!!!と思うのですが、実は便器もこれなんです。

    用を足した後に蓋を閉めて(閉めろと書いてある)黒いボタンを押すと、手洗い場の何倍もの音で、ガボガボガボ、バフッ!バフッ!!・・、グワラゴボゴボゴボ・・、バシュシューー!!!って、それはそれはおぞましい音がするのです・・、中はどうなったのか・・、蓋を開けて覗いて見る勇気はありませんでした・・・

    イマイチの天気ですが出発します。
    天気予報が合ってれば釧路に近づけば晴れてくるはずです。

    走っていると家の前で何かがクルクル回ってる・・、おお!・・、あれは、以前、唐津の朝市で見たイカを干すクルクルマシンではないですか・・、やはりイカの一夜干しはこうして造るのかとパシャリと一枚撮っといたのですが、後で写真をよく見たら、どうも回ってたのは魚のよう・・、こいつで回せば何でも干物になるようです。

    でっかいトラクターが普通に走る道を進み(さすがに抜きました)、

    釧路に近づくに連れて湿原が多くなったな~・・、なんて思いながらしばらく走って、

    途中にあったイオンでお買い物です。
    久々にサービス氷が欲しいと思っていたら、

    こんなんありましたけど~~・・・

    冗談はヨシコさんです。

    蓋を開けてみると・・、ホンマかいな~~・・・、しかも、半分溶けてます・・・
    この町で一番でっかいであろうこのスーパーで、これだけの氷で事足りるなんて、それだけ需要がないのでしょう・・、改めて、北海道恐るべしです。

    カモメと競争しながら釧路市の手前まで進み、

    狭くてダートな道を入って行けば、

    来止臥野営場に到着です。

    目の前に絶景広がる、何て綺麗なキャンプ場なんでしょう。
    しかもゴミまで捨てられて無料だなんて、とても信じられないのです。

    すると突然、

    なんじゃ、お前は、おらーー!!、勝手に停めやがって!と、言わんばかりに登場した、まるでホンマモンのような出で立ちのこのオヤジ・・、お隣のキャンカーの鳥取から来たタキカワさん(面倒臭いのでこの後は鳥取オヤジと呼ぶ)・・、お前こそなんじゃい、その玉子は!と言い返したら大人しくなりました。←すべてフィクションです。
    青い服を着てるのは多摩ナンバーのキャンカーで来ていたタマちゃん(本人がそう言った)・・、すぐ仲良くなってしばらくキャンカー話に話が弾んだのです。

    しばらくしてタマちゃんは帰って行ったのですが、この鳥取オヤジがずっと側から離れないので・・、何を笑っておる・・、タープを張るのを手伝ってくれたりしてイイオヤジなのですが、おしゃべり好きでなかなか解放してくれないのです。

    このオヤジの話を聞いていたら、数日前に熊の湯で漁師に怒鳴られたらしくて、あんな所は二度と行かんと一人怒っているのです。

    やっぱり水を入れてヌルくしたらしい・・

    うぷぷぷぷっ・・、どうんなヤツが漁師に怒鳴られるのか、一度見てみたいと思っていたら、そいつが目の前に居るなんて・・、ギャハハハハーっと笑いたいのをグッと押さえるのが大変だったのです。

    そのうえ、以前にワタクシが五右衛門風呂を沸かした白滝高原にも居たらしくて(どうも同じ日に入れ違いだったよう)、あのインチキ師匠に釣りに連れて行かれて、やっぱり夜は乱入されて独演会を聴かされたのだそう・・

    ギャッハッハッハー、ゲラゲラゲラゲラ・・

    もうガマンの限界なのです・・、ウヒー、腹が痛い・・・

    それでもまだ一人でずっと喋っているので、こりゃたまらんと思い、「あっ、タープ付けるが反対側だったのでちょっとやり直しますー」と言って少し車の間隔を開け、反対側にタープを付け替えたのでした・・、どうかこの間に誰かが来てくれますように。

    やっと鳥取オヤジから解放されて、ブログを書こうとしたのですが、

    なぬ!・・、全然動かんぞ?・・・

    スマホを見るとアンテナが1本しか立ってないのです。

    外に出てアチコチ歩いてみると、上のサイト方はアンテナ3本は立つのですが、こっちに来るほどダメみたい・・、特にドコモはここはダメなんだとベテランさんが教えてくれました。
    タープも張ってしまったし、上の方は混雑してるので、

    イスとパソコン持って電波が飛んでる所でやろうとしたのですが、

    明る過ぎて画面が見えないのです・・・、万事休す。

    人間、諦めが肝心とばかりに、ブログは諦めたのでした。(翌朝の更新だけまたここに来てしました)

    しばらくすると真ん中に釧路から来たご夫婦がやって来て、テントを張り始めました。
    おお、やっと来てくれたかと思っていたら、さっそく鳥取オヤジが出て来て喋り始めたのですが、ご夫婦はあまり反応を見せません・・、あまり干渉して欲しくない人達のよう・・、しばらくしてオヤジ・・、すごすごと退散して行きました・・、ちょっと可哀想そう。

    タープの下で涼んでいると、これまた強烈なキャラのオヤジが現れました。青森から来た自称森のクマさんだそうです・・、ウププッ・・、いちおう自覚してるようです。
    ここはアブが凄く多く飛んでて危ないのですが、クマちゃんはすでに3ヶ所も刺されたそうで、大丈夫なのかと聞いたら全然痛くないのだそう・・、ぷぷぷっ・・、それはあんたがクマのように頑丈だからだろう・・、なんて言う訳にもいかず、持ってた薬を貸してあげたのでした。
    でもやっぱり薬は要らなかったかも・・、だってあの人・・、うぷぷぷぷプッ。

    でもクマちゃんは朗らかでいつもニコニコしていて、面白くてとってもイイ人なのですよ・・、一緒に呑もうと後から上のサイトに探しに行ったのですが、何処にいるのか姿が見えず・・、結局見つけられなかったのです(翌日聞いたら、ずっとテントの中に居たらしい)、残念。

    だいぶ日も傾いてきて、食事を始める人が増えて来ました。
    タマちゃんは友達のキャンカーに誘われてるって言ってたし、鳥取オヤジはもうさっさと飯食ってるし、

    では今夜も一人で呑みましょうか・・、再び焼丸くんの登場なのです。

    夕焼けを見ながらビールを飲むなんて・・、何とマンダムなのでしょう・・

    すると夕焼けをバックにタマちゃんがやって来ました。
    この先に絶景ポイントがあるらしいんですけど、一緒に行きませんかと・・、朝は霧が出るので、今しか見られないのだとか・・、正直、もう飲んでるしこれから歩くの面倒臭いんだけど、せっかくタマちゃんが誘ってくれたので行く事に・・・

    ここを行くのか・・、クマは出ないのかクマちゃん・・、い、いや・・、タマちゃん・・

    ここでこのクマが出て来たら、とってもオモロイのだが・・・

    おお!・・、これはスゴイのです・・、こんな所に居たなんて・・、見る角度でこんなに違うものなのか・・、後ろからツンと押されたら、ギャーーって落ちてしまいそうな景色なのですよ・・、タマちゃん、あんたはエライ!・・、よくぞこの景色を見せてくれたものなのです。

    あまり見た事に無い夕暮れの色なのです・・、水平線の辺りだけが赤く染まって・・、いや赤じゃない・・、初めて見る空の色かも知れません。

    タマちゃんのおかげで絶景見れて、本当にここに来て良かったと思うのです・・・と、言いながらも花より団子・・・、やっぱり最後はここが落ち着きます。

    とってもイイ所なのですが、で・・、電波が・・・
    電波難民になってしまいました。

    明日は何処に向いましょう。

    ・・

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