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  • 油断禁物、旅が終わってしまうところでした

    油断禁物、旅が終わってしまうところでした

    北海道釧路町の来止臥野営場の朝です。

    昨日はあんなに良い天気だったのに、今朝は深い霧に包まれています。

    晴れ予報だったので、張ったままのタープはまたビッショリと濡れ、

    イスもテーブルもベッショベショです・・、ついでに焼き丸くんも。

    ここの天気予報はアテにしてはいけないようです。

    昨日の残りのハラスを乗っけて朝食を食べていると、

    おお!・・、霧が晴れて来たではありませんか。

    これならしばらくこうしておけば、タープもイスも乾いてくれるでしょう。

    鳥取オヤジが起きて来ません・・

    年寄りが朝の8時にまだ寝てるなんて・・・、逝ったのかも知れません。

    上の方のサイトに歩いて行ったらクマちゃんが居ました・・、相変わらず不気味な笑みを浮かべて、ナゼかほっかむりをしています。コワッ・・
    クマちゃんはこの125ccスクーター(ナゼか掲載不可と言う)で全国を走り回ってるそうで、しまなみ海道を渡って松山にも来たらしい・・松山鯛めしと宇和島鯛めしのどっちを食べようかと迷った結果、一気に両方食べたのだとか・・・、細かい事は気にしない自由人って感じで、大物に違いないと思うのです。
    是非また何処かでお逢いして、一緒に呑んでみたいのです。

    おっ!・・、鳥取オヤジが上がって来ました・・、生きてたようです。

    これから釣りに行くんだとかで、車の中で仕掛けを造っていたようです。
    ここでお別れになりますが、この先も旅を楽しんで下さい。
    お元気で・・、お世話になりました。

    高齢者ライダーが二人で居たので話に混ざってみると、この方結構なお年とお見受けします・・、失礼なのでお年は聞かなかったのですが、正直これでビッグバイクに乗れるのかと思うほど、口調も動作もかなりゆっくり・・・

    こっちのアイーンのオヤジもそこそこのお年・・、この二人で野宿しながらツーリングしてるのだとか。
    幾つになろうが気の持ちようなのでしょう・・、コケたら重くて起こせないんだと笑いながら青春しています・・、すごいわ、この人達は・・、感服いたしました。

    こんなに綺麗な景色のキャンプ場に、こんなに愉快な人達が集まって・・、ああ・・、何てイイ所なのでしょうか。
    出来ればまだ居たいと思うのですが、如何せん・・、電波難民なのです・・・

    タープもイスも乾いたようなので、片付けて出発します。

    釧路市に入って、

    ツルハさんで水を補給し、

    モダで給油します。

    また1等が当って5円引きです。
    たぶん、今回の旅でモダで給油して1等じゃなかったのは2度だけじゃないかと思うのですが、そもそも1等が当たりやすく設定されてるのでしょうか・・、知らんけど。

    31.31リットルの給油で、

    292.2キロ走っています。

    リッター9.33キロ・・、信号の少ない平坦な道を走っているので、燃費がいいようです。

    ついでに風呂に入って、

    スーパーで買い物して、

    駐車場をお借りしてお昼をいただきます。

    今日は玉子を入れて釜玉風うどんにしてみました・・、うまうま、パッカパッカ。

    出発して、釧路の湿原の中を気持ち良く走っていた時・・、それは起こったのです。

    真っ直ぐな道を走っていると、突然左側の側道から車が飛び出して来たのです。

    フルブレーキを踏んで、キキーとタイヤを鳴らしながらハンドルで回避・・・

    まるで、この道路標識のように後輪が左右に滑りながら一瞬片側のタイヤが浮いて・・、ひっくり返るのか・・・

    なんとか持ちこたえてくれて、転覆と衝突は回避する事が出来たのですが、
    車の中はグッチャグチャ・・・、衝撃で鍵を掛けてなかった窓がこれだけ開いていました。

    左右を確認しないで飛び出した相手も悪いのですが、気が緩んでこちらもスピードが出過ぎていたように思います。少しぼう~っとしていたかも・・
    事故はこんな油断から起こるのでしょう・・、危うく旅が終わりになってしまうところでした。
    亡くなった両親が守ってくれたように思います。

    道の駅あいおいにやって来ました・・、ここは来たかった所なのです。

    この道の駅のすぐ隣には、道路に踏切の警報器が付いていて、

    そこを先に進んだ所にあるのが、現存する日本最古の駅舎と言われる旧北見相生駅なのです。
    大正14年に建てられたので、どこかの時点で窓やドアはサッシに替えたのでしょう・・、ちょっと残念です。

    少し離れて線路側から見た方が、昔の姿に近いように見えます。
    鉄道マニアではありませんが、昔の賑やかな光景を想像しながら、今の古びた建物をじ~っと眺めているのが好きなのです。
    子供の頃を思い出しているのかも知れません。

    そして、この道の駅の名物はもう一つ、

    知る人ぞ知る、知らない人は何にも知らないクマヤキです。
    試しにひとつ買ってみました。

    クマヤキと言うくらいなので、クマを丸ごと焼いてるんだろうなんて思う人は地球上に居るはずもなく・・・

    い、いや・・、この人ならそう思ったかも知れませんが・・

    クマの形に焼いた生地に生クリームやあんこを入れたスイーツなのです(いろんな味があります)。

    一口かじると・・、う~~ん・・・、マンダム・・・

    もう、何やら分りません。

    キャンプ場では電波難民でブログが書けなかったので、しばらく集中して書きます。

    気が付けば夕方に・・・

    今夜は昨日の残りのジンギスカンで焼きそばを作ってイッパイやります。
    やっぱりここで料理作って一人呑むのが、後片付けも簡単で一番かも知れません。

    テレビも映らないし、する事なくて後は寝るだけ・・・

    日暮れと共に眠り、朝日とともに起きる(朝日よりも早いのですが)

    人間の原点に帰ったような生活をしています。

    ・・

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  • 絶景のキャンプ場とオモロイ仲間達

    絶景のキャンプ場とオモロイ仲間達

    北海道標津町のしべつ海の公園に居ます。

    朝、最初に外を見た時に雨が降っていると、テンション爆下がりです。

    最近、毎朝玉子を焼いてるような気がしますが、

    たぶん気のせいです。

    さあ、今日はどっちへ向おうかと北海道の天気をチェックしてみたら・・、今日、明日と釧路方面の天気がよさそうです・・、ならそっちへ向いますか。

    雨があがったようなので、公園を散歩してみます。
    すぐ先に灯台があって、朝早くから何台もの漁船が出て行く音がしていました。
    昨日、たくさんの漁船があったので、ここは漁業の町なのでしょう。

    この先の方には東屋や緑地があって、その奥はどうもキャンプ場になってるようです。
    あっちは有料でこっちはタダ・・、肉を焼かなきゃこっちで十分だと思います。

    ここの公園には綺麗なトイレがあるのですが、ちょっと・・、い、いや、だいぶ変わっているのです。
    手洗い場の水を出すには左上の黒いボタンを押せと書いてるので、ポチッと押してみたら、しばらくゴボゴボと音がした後に、突然、バシュッ!・・、バフッ!、ガフッ!、ベシュッ!という音と共に水がスゴイ勢いで数秒吹き出て、その後すぐに止まるのです・・・
    こんなんで、洗えるかーー!!!と思うのですが、実は便器もこれなんです。

    用を足した後に蓋を閉めて(閉めろと書いてある)黒いボタンを押すと、手洗い場の何倍もの音で、ガボガボガボ、バフッ!バフッ!!・・、グワラゴボゴボゴボ・・、バシュシューー!!!って、それはそれはおぞましい音がするのです・・、中はどうなったのか・・、蓋を開けて覗いて見る勇気はありませんでした・・・

    イマイチの天気ですが出発します。
    天気予報が合ってれば釧路に近づけば晴れてくるはずです。

    走っていると家の前で何かがクルクル回ってる・・、おお!・・、あれは、以前、唐津の朝市で見たイカを干すクルクルマシンではないですか・・、やはりイカの一夜干しはこうして造るのかとパシャリと一枚撮っといたのですが、後で写真をよく見たら、どうも回ってたのは魚のよう・・、こいつで回せば何でも干物になるようです。

    でっかいトラクターが普通に走る道を進み(さすがに抜きました)、

    釧路に近づくに連れて湿原が多くなったな~・・、なんて思いながらしばらく走って、

    途中にあったイオンでお買い物です。
    久々にサービス氷が欲しいと思っていたら、

    こんなんありましたけど~~・・・

    冗談はヨシコさんです。

    蓋を開けてみると・・、ホンマかいな~~・・・、しかも、半分溶けてます・・・
    この町で一番でっかいであろうこのスーパーで、これだけの氷で事足りるなんて、それだけ需要がないのでしょう・・、改めて、北海道恐るべしです。

    カモメと競争しながら釧路市の手前まで進み、

    狭くてダートな道を入って行けば、

    来止臥野営場に到着です。

    目の前に絶景広がる、何て綺麗なキャンプ場なんでしょう。
    しかもゴミまで捨てられて無料だなんて、とても信じられないのです。

    すると突然、

    なんじゃ、お前は、おらーー!!、勝手に停めやがって!と、言わんばかりに登場した、まるでホンマモンのような出で立ちのこのオヤジ・・、お隣のキャンカーの鳥取から来たタキカワさん(面倒臭いのでこの後は鳥取オヤジと呼ぶ)・・、お前こそなんじゃい、その玉子は!と言い返したら大人しくなりました。←すべてフィクションです。
    青い服を着てるのは多摩ナンバーのキャンカーで来ていたタマちゃん(本人がそう言った)・・、すぐ仲良くなってしばらくキャンカー話に話が弾んだのです。

    しばらくしてタマちゃんは帰って行ったのですが、この鳥取オヤジがずっと側から離れないので・・、何を笑っておる・・、タープを張るのを手伝ってくれたりしてイイオヤジなのですが、おしゃべり好きでなかなか解放してくれないのです。

    このオヤジの話を聞いていたら、数日前に熊の湯で漁師に怒鳴られたらしくて、あんな所は二度と行かんと一人怒っているのです。

    やっぱり水を入れてヌルくしたらしい・・

    うぷぷぷぷっ・・、どうんなヤツが漁師に怒鳴られるのか、一度見てみたいと思っていたら、そいつが目の前に居るなんて・・、ギャハハハハーっと笑いたいのをグッと押さえるのが大変だったのです。

    そのうえ、以前にワタクシが五右衛門風呂を沸かした白滝高原にも居たらしくて(どうも同じ日に入れ違いだったよう)、あのインチキ師匠に釣りに連れて行かれて、やっぱり夜は乱入されて独演会を聴かされたのだそう・・

    ギャッハッハッハー、ゲラゲラゲラゲラ・・

    もうガマンの限界なのです・・、ウヒー、腹が痛い・・・

    それでもまだ一人でずっと喋っているので、こりゃたまらんと思い、「あっ、タープ付けるが反対側だったのでちょっとやり直しますー」と言って少し車の間隔を開け、反対側にタープを付け替えたのでした・・、どうかこの間に誰かが来てくれますように。

    やっと鳥取オヤジから解放されて、ブログを書こうとしたのですが、

    なぬ!・・、全然動かんぞ?・・・

    スマホを見るとアンテナが1本しか立ってないのです。

    外に出てアチコチ歩いてみると、上のサイト方はアンテナ3本は立つのですが、こっちに来るほどダメみたい・・、特にドコモはここはダメなんだとベテランさんが教えてくれました。
    タープも張ってしまったし、上の方は混雑してるので、

    イスとパソコン持って電波が飛んでる所でやろうとしたのですが、

    明る過ぎて画面が見えないのです・・・、万事休す。

    人間、諦めが肝心とばかりに、ブログは諦めたのでした。(翌朝の更新だけまたここに来てしました)

    しばらくすると真ん中に釧路から来たご夫婦がやって来て、テントを張り始めました。
    おお、やっと来てくれたかと思っていたら、さっそく鳥取オヤジが出て来て喋り始めたのですが、ご夫婦はあまり反応を見せません・・、あまり干渉して欲しくない人達のよう・・、しばらくしてオヤジ・・、すごすごと退散して行きました・・、ちょっと可哀想そう。

    タープの下で涼んでいると、これまた強烈なキャラのオヤジが現れました。青森から来た自称森のクマさんだそうです・・、ウププッ・・、いちおう自覚してるようです。
    ここはアブが凄く多く飛んでて危ないのですが、クマちゃんはすでに3ヶ所も刺されたそうで、大丈夫なのかと聞いたら全然痛くないのだそう・・、ぷぷぷっ・・、それはあんたがクマのように頑丈だからだろう・・、なんて言う訳にもいかず、持ってた薬を貸してあげたのでした。
    でもやっぱり薬は要らなかったかも・・、だってあの人・・、うぷぷぷぷプッ。

    でもクマちゃんは朗らかでいつもニコニコしていて、面白くてとってもイイ人なのですよ・・、一緒に呑もうと後から上のサイトに探しに行ったのですが、何処にいるのか姿が見えず・・、結局見つけられなかったのです(翌日聞いたら、ずっとテントの中に居たらしい)、残念。

    だいぶ日も傾いてきて、食事を始める人が増えて来ました。
    タマちゃんは友達のキャンカーに誘われてるって言ってたし、鳥取オヤジはもうさっさと飯食ってるし、

    では今夜も一人で呑みましょうか・・、再び焼丸くんの登場なのです。

    夕焼けを見ながらビールを飲むなんて・・、何とマンダムなのでしょう・・

    すると夕焼けをバックにタマちゃんがやって来ました。
    この先に絶景ポイントがあるらしいんですけど、一緒に行きませんかと・・、朝は霧が出るので、今しか見られないのだとか・・、正直、もう飲んでるしこれから歩くの面倒臭いんだけど、せっかくタマちゃんが誘ってくれたので行く事に・・・

    ここを行くのか・・、クマは出ないのかクマちゃん・・、い、いや・・、タマちゃん・・

    ここでこのクマが出て来たら、とってもオモロイのだが・・・

    おお!・・、これはスゴイのです・・、こんな所に居たなんて・・、見る角度でこんなに違うものなのか・・、後ろからツンと押されたら、ギャーーって落ちてしまいそうな景色なのですよ・・、タマちゃん、あんたはエライ!・・、よくぞこの景色を見せてくれたものなのです。

    あまり見た事に無い夕暮れの色なのです・・、水平線の辺りだけが赤く染まって・・、いや赤じゃない・・、初めて見る空の色かも知れません。

    タマちゃんのおかげで絶景見れて、本当にここに来て良かったと思うのです・・・と、言いながらも花より団子・・・、やっぱり最後はここが落ち着きます。

    とってもイイ所なのですが、で・・、電波が・・・
    電波難民になってしまいました。

    明日は何処に向いましょう。

    ・・

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  • 熊の湯で・・、う~~ん、マンダム

    熊の湯で・・、う~~ん、マンダム

    北海道斜里町の道の駅しゃりの臨時駐車場にいます。

    今日は晴れる予報だったからここで泊まったのに・・、曇ってるでねーの。

    今までテレビやパソコンはインバーターから電源を取っていたのですが、一目で残量が分るポタ電から取る事にしました。そしてポタ電はインバーターで充電する・・、多少電力の使い方に無駄があるかと思いますが、消費電力が目に見える事を優先したのです。
    テレビなんか見なきゃイイだろうと思うでしょうが、ニュースくらいは見とかないと浦島太郎になってしまうのですよ。

    今朝も玉子を焼いて、

    朝ご飯を食べます。

    今朝は早々に出発します。

    おお!・・、いいお天気になって来たではありませんか。

    今日は知床の綺麗な景色を眺めながら羅臼の野営場に行って、昨日のキャンプ場で濡れてしまったタープや洗濯物を干したいのです。

    知床半島を北上します・・、なんて綺麗な景色なんでしょう・・

    しれ~とこ~のみ~さ~きに~~♬♪なんて、つい口ずさんでしまいます。

    森繁久弥もいいけれど、やっぱワタシは加藤登紀子でしょうか。

    海岸線から離れて峠の道に入ります。

    非力なので長い登りはとっても辛い・・、後続に道を譲りながらノロノロ登って行くのです。

    一昨年もこの辺りまでは天気が良かったのですが、登るにつれて霧が出て来て何にも見えなくなってしまって・・、今年はそのリベンジなのですよ。

    こんな所をYOUが一人で歩いています・・、しかも女性・・、熊が恐くないのでしょうか。
    ビビリ過ぎかも知れませんが、「北海道の山=熊が出る」という方程式が頭の中で出来てしまって、ワタシャとても山を歩くなんで出来ないのです。

    そんなこんなパンナコッタで、長い坂をヒイヒイと登っていると・・、何やら前方に雲の固まりが出現・・・

    なぬ!・・、こ、これは・・、まさか、まさかの堺正章・・、一昨年の悪夢が蘇ろうとしてるのか・・・

    蘇ったーー!!!!・・・

    ウソと言って・・・

    斜里で一泊してまでここに来たのに、こんな仕打ちを受けるなんて・・、一体アタイが何をしたと言うのでしょう ←心当たりはいっぱいある。
    何にも見えん。

    そして真っ白な中を登り切った知床峠は、一昨年と全く同じ姿なのでした。

    ↓ 今年

    ↓ こっちが一昨年

    舐めとんか~いと心で叫びながら、深い霧の坂を下って行くと(下りは早い)、

    下るにつれて霧が無くなって来たものの、小粒の雨がポツポツと・・・

    う~~ん・・・、マンダム・・、今日は晴れ予報じゃなかったのか。

    そして羅臼温泉野営場に到着です。
    神ブログによく登場するこの野営場・・、もっと広いのかと思ってたのですが以外に狭い。
    端のいい所はすでに埋まっているので、ひとまず真ん中あたりに停めました。

    隣のキャンカーの親爺がいたので、隣に停めさせてもらいますねと一言断ったら、ああ、僕は夕方になったらアッチに行くのでと指差すのです。

    二面取りかーい!!
    小っこい自転車置いて端のいい所も押さえているのです・・、この野郎とぼけた顔しやがって。

    他にも小物を置いて場所取りしてる輩が多数・・・、ここは昔のパチンコ屋か。

    端の列も中途半端な間隔開けて、タープ広げたりイス置いたりして占領状態・・、全く譲り合う雰囲気ではないのです。

    取りあえずは熊の湯へ行く事に・・、ここに来た一番の目的がこれなのです。

    この端を渡った先ににある無料の温泉・・、数々のエピソードを神ブログで読んでるので、ここでのマナーはしっかり頭にたたき込んで来たのです・・、漁師さんに怒られないように。

    おお!・・、あれが熊の湯ですかい・・

    イカにもタコにも熊が出て来そうな場所にひっそりと建つオンボロ屋・・、ウワサ通りの怪しい雰囲気を醸し出してます。

    おお!・・、あれが湯船か・・、丸見えです。
    神ブログでしか見てないのでイチイチ感動してしまいます。

    数人の先客が居るのでこの先は撮れません。

    脱衣場で服を脱いで、桶を取って端の方で身体を流して、湯船にポチャン・・
    あっちーー!!!・・・と、ならん・・・

    う~~ん・・・、マンダム・・・

    先客が水をたくさん入れたみたい・・、これ、漁師さんが居たら怒鳴られるパターンのはず・・・

    誰か漁師に怒られないかとチョイと期待して来たのですが・・、漁師さん居ませんでした・・・、まだ時間が早かったようです。

    風呂上がりにこの冷たい風はとっても気持ちイイ・・・
    川のせせらぎを聞きながら涼むなんて、何て贅沢なのでしょう・・、

    風呂から上がってもまだ11時です・・、早く到着したので時間が有り余っているので、キャンプ場をウロウロして、

    早々と昼飯にします。

    ラーメン食ったら、さあ、これから何をする・・・

    やっぱりここやーめた・・、退屈なので先に進みます。
    雨が降っててタープ干せないし、これから半日何にもする事も無いのにここに居てもつまらんし・・、熊の湯に入れただけで良かったかと。

    峠を下りて海岸線をしばらく走って、

    たくさんの漁船が並ぶ港にやって来ました。

    しべつ海の公園です。

    広い駐車場に数台の車がポツポツと・・、とても静かで良さそうな所です。

    ここは100円払うと炭や食材持ち込みで、3時間この施設が使えるようです・・、仲間が居れば楽しいのでしょうが。

    相変わらず天気はイマイチ・・、綺麗で静かな公園のようですが、雨の中では散歩する気にもなりません。

    ブログを書いたり野口ごろごろしていると、気が付けば車中泊族がこんなに集まって来ています・・、もっと散らばればイイのに・・、端のほうに避難しました。

    買い物してないので、残っていた食材を焼いただけの夕食です。
    これもなかなかオツなもの・・、食事と言うより酒の肴です。

    知床半島をぐるっと回ってこんな所に居ます。

    明日はどんな天気になるのでしょう。

    お天気と相談しながら進路を決めようと思います。

    ・・

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  • 斜里で寿司のシャリを握るシャリ(イ)な親爺がいました

    斜里で寿司のシャリを握るシャリ(イ)な親爺がいました

    北海道網走市のオホーツク公園オートキャンプ場に居ます。

    起きてからずっとブログを書いてたのですが、気が付くと外は小さな雨が降っています。

    タープの下だから大丈夫だろうと思ってた洗濯物は昨日以上に濡れてるし、

    なぜかテーブルも濡れているのです・・、なぜ?

    このタープはもともとホームセンターで売ってる日除けなので、風を通す小さな隙間があるのです。つまり光は遮るものの雨には無力って代物なのですよ・・、なんで今までそんな事に気が付かなかったのか。
    やっぱりブルーシートの勝ちでした。

    濡れたタープを外して畳んで、慌てて外に出してた物を片付けました。

    朝から大騒動です。

    やっと朝食を食べれることに・・・

    昨日の残った肉をご飯にのせた残り物丼です。

    外部電源でフル充電になったはずなのに、なぜ針が右に振り切らんのだろう・・・
    やっぱりこれはアテに出来ないようです。

    でもポタ電は一目瞭然の100%です。

    やっぱりデジタルでないと正しい残量が把握出来ません・・、これからはポタ電優先で使って行こうと思います。

    出発します。

    今日は知床方面に向かいます。

    涛沸湖の湿地帯を走っていると、こんな所でたくさんの馬が草を食べています(写ってないけど)・・、野生なのか放牧なのか分りませんが、その辺で馬が草食ってる風景なんて、あまり見た事がないのです。

    パーキングがあったのでちょっと休憩。

    今日も曇ってて、せっかくの綺麗な景色が台無しです・・、このまま知床に行ってもこんな景色じゃな~~・・、今回は本当に天気に恵まれてないのです。

    この麦畑も天気が良ければさぞ綺麗だろうに・・・

    と、言いつつも、やっぱりすごい景色なので、しばらく止まって麦畑を眺めていました。

    先に進んで、

    この辺りにはモダがないので、オカモトセルフで給油します。

    もう、どうでも良くなって来てるのですが・・、いちおう・・・

    22.21リットル給油して、

    197.5キロ走ってるって事は、

    リッタ-8.89キロ・・・、おお、頑張っとる。

    スーパーで買い物したら、

    久しぶりにサービス氷がありました。

    2袋ゲットです。

    これを備え付けのエンゲルの冷蔵庫に入れておけば、スイッチ切っても1日くらいは冷たく冷えているのです。こいつが一番電気を食ってるはずなので、極力使わない作戦です。

    斜里の町に入りました。

    ずっと考えていたのですが、この天気で知床に行くのはもったいなくないかと・・、実は一昨年に行った時も霧でまっ白で何にも見えなかったので、今回はしっかりと絶景を見て帰りたいと思ってるのです。
    なので、まだお昼前なのですが、今日はこの斜里に泊まろうかなんて思ってます。
    これも自由気ままな旅のいいところ・・、常にノープラン旅なのです。

    道の駅しゃりにやって来ました。

    店の前の広場はこんなに広くてだ~れも居ないのですが、

    駐車場がコレだけしかないのです・・、たった2列・・・、道の駅なんて車で来て貰ってなんぼでしょうに、ナゼあんな広い広場を造ったのか・・・

    入口にこんな張り紙が・・・

    車中泊する方は臨時駐車場を使えと書いとる・・、って事は車中泊OKって事ね。

    ここが臨時駐車場・・、未舗装ですが静かで良さそうなので、ここで泊まり決定です。
    何と言っても町に近いのが一番いい。

    まずは町の散策をしながら昼飯が食べられるお店を探します・・、出来れば町の小さな食堂で地元飯を食べてみたいのです。

    この辺りがメインの通りのよう・・・

    お店の数も少なそうなので、スマホで調べながら開いてそうなお店を探します。

    おお!・・、これこれ・・、こういう食堂を探していたのです・・、理想にピッタリ。
    イカにもタコにも手造の地元飯が食べられそうではないですか。

    では、入口の戸を開けて、こにゃにゃちは。

    うぐぐっ・・、あ、開かん・・・、鍵がかかっとる・・・、布連が出てるのにナゼ・・・

    どうして布連の上に準備中の札がある・・、布連は営業中の印だろうが。
    まだ13時にもなってないのに準備中って、そんなにヒマな店なのか。

    こっちの中華料理店は繁盛しすぎで、こんな所ではゆっくり呑めません。 ←すでに呑む気まんまん。

    斜里駅に来ても何にも無くて、

    スマホでやっと見つけて来た食堂は、閉店している様子・・・

    しかも気が付けば駐車場に戻って来ていました。
    グルグル回って一周したようです。

    しゃーないので、ラーメン作って缶ビールでも飲んじゃおう・・・

    プハ~~~~・・、まあ、これはこれでイイのです。

    窓から入って来る風が冷たくてとってもイイ気持ちです・・、所変われば風変わると言いますが、風ってこんなに冷たかったのかと、改めて感じている毎日です・・、今夜もこの寝袋のお世話になるのでしょう・・

    ブログを書いたり稲垣ごろごろしながら時間を潰すも、

    節電のためにテレビは見ないのです・・、エライ!

    そんなこんなパンナコッタで、夜の部に出動・・、明るいけど。

    昼に見つけておいた怪しい店があるのです。

    このがその店の看板・・、この路地の奥に進めと矢印があります。

    路地を入って行くと・・・

    どうです・・、この怪しさ・・・
    ここは裏口かと反対側に回ってみたのですが店は無く、やっぱりこれが玄関のようなのです・・、しかもこの辺りは2枚ドアが当たり前田のクラッカーなのに、こんな薄っぺらくて半分ガラスのドアなんて、北の町ではありえないと思うのです。
    たぶんこれは、知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない隠れた名店なのか・・、あるいは、ただ金が無いだけのチンケな店に違いないのです。

    こにゃにゃちは・・・と、中に入ると、

    カウンターは6席くらい、

    小汚い・・、い、いや・・、少々散らかった小上がりが二席だけの小さなお店。
    まだ早いのか、だれーも居ません。

    そしてこの店の店主がこの海坊主・・、い、いや・・、スッキリヘアーのお父さん・・、当年とって75歳、この店始めて55年にもなるそうです。

    取りあえずビールを貰って、「何が出来ますか」と尋ねたら、「寿司」と・・・、そんな事は分っておる・・、普通は焼物とか煮付けとかの酒の肴の事だろうに、ちとボケておるのかこの親爺。

    面倒臭いので、じゃあ寿司を握ってくれと頼んだら、出て来たのがこのお寿司。
    瀬戸内ではあまり見ないネタばかりです・・、ニシンやマスや生ホッキなんて、ここじゃないと食べれません。

    特に珍しかったのがこのタラバガニの外子・・、滅多に入らないので、なかなか店でも出せないそう・・、見た目ほどプチプチしてなくて、不思議な味・・、何と申しますか・・、あの~、その~・・、とにかく初めての味なのでした。

    20年ほど前に奥様を亡くされてからは一人で切り盛りしてきたけれど、脊髄を痛め、左肩は骨折してしまって、ずっと立ってるのは辛いよう・・、な~に、ヒマだからちょくちょく座ってるんだと明るく振る舞うお父さん・・、今日初めてカッコイイと思いました。

    若い頃はアルペンの選手で、いろんな大会で活躍していたらしい・・、その頃の写真を自慢気に見せてくれたのです。
    なぜ古い写真をワザワザ撮ってガラ系に入れておる・・、過去の栄光をいつまでも引きずって自慢するタイプ・・、たぶん若い娘が来たらこれを見せて「カッコイー、すごーい」と言ってもらおうと持っているに違いない・・、この顔で。
    でも見せられた方は、使用前・使用後・・とか、人ってこんなに変わってしまうのか、残念!とか思ってるに違いありません。

    電話が鳴って話していると思ったら、「6人さんですか、申し訳ないですが無理です」と言って電話を切ってしまいました・・、なぬ!・・、他に誰~も居ないのに・・・
    一人では手が回らないので、大勢の客は要らないのだとか・・、それより一人二人の客が居てくれて、話をしながら寿司を握るのが一番いいんだそう・・、それが楽しみなんだそうです。
    まだ食べられますかと言うので、美味しいのでまだまだ行けますよと言うと、

    また握って出してくれました・・、さっきとは違ったネタばかり。
    後で分ったのですが、これお父さんからのサービスでした。

    ここの雪は本当に綺麗なんだ・・、冬の斜里は本当に綺麗でいいところだと明るく笑うお父さん・・、人口が半分くらいになってしまったけど、常連さんがずっと来てくれて、その常連さんがまた若い子達を連れて来てくれる・・、だからこの店はやって行けてるのさ・・、斜里は本当にいい所だと、何度も何度も言うのでした。

    昔の斜里の話しから今の斜里の話まで、本当に楽しそうに話してくれたお父さん・・、でもその間、一人の客も来る事はありませんでした。
    ヒマな店の店主はよく喋る・・、やはりこの法則は間違ってないようです。

    旅の思い出に、はい、ボーズ。

    こっちを見んか!・・・(ワザトだったらしい)

    最後まで茶目っ気タップリのお父さんなのでした。

    外に出たら寒い、寒い。

    そう言えば、さっきの寿司屋はクーラー無かったのに、全然暑くなかったのです・・、もう8月になろうかと言うのに・・、やっぱりここは別世界です。

    駐車場に帰って来たら車中泊族がたくさん来ています。

    皆さん北海道の夏を楽しまれているのでしょう。

    今日は斜里に泊まっています。

    明日は知床へ向います・・・、天気が良くなってくれればいいのですが。

    ・・

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  • 網走で始めて高齢者の恩恵を受けました

    網走で始めて高齢者の恩恵を受けました

    北海道大空町の道の駅メルヘンの丘めまんべつに居ます。

    昨夜から雨が降り続いていて、こりゃ今日もダメだわ・・・

    ご飯を炊いて、

    ベーコンエッグを焼いて、

    朝食をいただきます。

    依然として電力事情が厳しいのです・・・
    天気も悪くてソーラーも発電しないし、最近は距離も走らないので走行充電もしていない訳で、ここらでRVパークがオートキャンプ場に行ってフル充電しておこうと、朝からスマホで色々探しているのです。

    少しでも安い所を探した結果・・、津別町にあるRVパークが2600円、網走市のキャンプ場が電源サイト2600円+入場料1200円の合計3800円・・、って事は、

    網走に向います。

    えっ!!、ナゼ・・、なぜなの・・・と、思った皆さん・・・

    ふっふっふっふっ・・、はっはっはっはっ・・、おーほっほっほっほっほっ・・・・

    それはテクマクマヤコンの秘密のアッコちゃんなのですよ。

    夜の訪問者さんに別れを告げて、

    網走に向います。

    途中のツルハさんで給水させて頂いて、

    もう少し走って、

    キャンプ飯の調達にスーパーに寄ります。

    こんな涼しいのに食中毒ってあんた・・、この辺りのウイルスは寒さに強いのか。

    この辺のスーパーにはサービス氷が無い所が多いのです・・、あっても小さな保冷剤だのみ・・・、この油断が食中毒が多い原因かも知れませんぜ・・・

    買って来た鶏のせせりと牛ホルモンをポリ袋に入れて、大量のニンニクを投入・・・

    更に焼肉のタレを入れて揉んでおけば、今夜のキャンプ飯の仕込みが出来ました。

    キャンプ場に向います。

    オホーツク公園オートキャンプ場です。

    受付で身分証明書を見せると、係の人が65歳以上は入場料の1200円が無料ですと。

    ゾウなんですよ川崎さん・・、パオ~~?・・・、

    ここは65歳以上は入場料が無料になるので、電源サイト料の2600円だけで入れるのですよ・・、なのでここを選んだのです・・、高齢者の仲間入りをして始めて、その恩恵を受けられて嬉しくて嬉しくて・・、高齢者も悪いことばかりじゃないのですね。

    それではゲートをくぐってレッツらゴー・・、こんなキャンプ場始めてです。

    中が広すぎてなかなか自分のサイトが見つからないのです。

    地図を見ながら迷いに迷って、

    やっと見つかりました。

    どうです・・、なかなかイイ所でしょう。

    何とプライベートシンク付き・・、その上には電源があります。

    しかもトイレはウォシュレット・・、これなら2600円払う値打ちはあるのです。

    取りあえず肝心の電源を真っ先に繋いで、

    昼飯にします。

    もう動かないのでビール風味飲料もいただいちゃいましょう・・、これぞキャンプの醍醐味ではあーりませんか。

    飯食った後は、久しぶりにタープを張ってみようかと・・・
    いつもは面倒なので、車の影で十分だと思っているのですが、まあこれも雰囲気作りで、キャンプ感を出してみようかと思うのです。

    タープと言ってもいつもの自作タープ・・、ボディの横に強力吸盤をペッタンコと取付けて、

    ホームセンターで売ってる日除けをそれに引っかけて、

    反対側をポールで支えれば、自作タープの出来上がりです。

    どうです・・、ブルーシートより見映えがイイでしょう・・・

    タープが張れたら、次はこのソバカスだらけの顔を綺麗にしてあげようと思います・・、ここまで一緒に旅をして来て、このままじゃあ、あまりにも可哀想なのです。

    洗剤を付けたスポンジで虫の跡をせっせと落として、隣の水道で汲んだ水で洗い流してやれば、

    ほ~ら、こんなに綺麗になったじゃあーりませんか。

    心なしか、顔が笑っているように見えるのです。

    普段は少ない水をチョロチョロ流しながら洗っているので、こんなにジャバジャバ使えるだけで嬉しいのです。家にいる時には当たり前に使っていたのに、車中泊生活を続けていると水や電気のありがたさがよく分ります。

    一汗かいたので、管理棟に行って今度はシャワーで自分を洗おうと思います・・、ここ、シャワーはタダなんです。

    園内が広いので他の皆さんは車で行くのでしょうが、タープ張っちゃったしビール飲んじまってるので、ワタシャ歩くしかないのです・・、遠い・・・

    道路はクネクネ曲がっているので、緑地帯をショートカットしようとしたのですが、坂が急で結構辛い。

    振り返るとこんなに広くて、どっから来たのかも全く解らないのです・・、無事、帰れるのか。

    やっと管理棟についてシャワーを浴びます・・、ここは6人まで一度に使えるうえ、綺麗に管理されていてドライヤーまで置いてくれてるのです・・、もう、キャンプのワイルド感のカケラもありません。

    外に出ると、おお!・・、青空が広がってるではありませんか。

    ならばとついでに洗濯もして、後は野口ごろごろと・・・

    隣のサイトにオモロイ親爺でも来ないかなんて、しばらく待っておたのですが・・、待ち人来ず・・・

    もう、晩飯にするしかないのです。

    やっと出番がやって来たやきまるくん・・、風が強くなければ使えるかと持って来たのですが、今日なら使えそうなのですよ・・、炭をおこす手間も要らず、後片付けも鉄板を洗うだけ・・、楽チンなはずなのです。

    風よけで囲ってやれば・・、おお!・・、ちゃんと焼けてるではないですか・・、炭と違って火力が調節出来るので、自分の食べるペースでボチボチ焼けてイイ感じ・・、なかなかイイのです。

    青空の下の緑の中で、明るいうちから肉食ってビール飲んで、なんて幸せなヤツだろうなんて思ってるでしょうが・・・

    実は寒くて長ズボンに上着も来ているのです・・、灼熱地獄に苦しんでる方々には信じられんと思うのですが、風がとっても冷たくて、だんだん身体が冷えて来るのです。

    更に冷たいハイボールが身体を中から冷やして、

    焼酎ハイボールに移った頃にはもう限界・・、残った肉を全部一気に焼いてしまって、

    あ~~あ、極楽、極楽・・・、やっぱりここが一番なのです。
    風の吹かない温かい室内でテレビを見ながらイッパイやる・・、これに勝るものはありません。(7月下旬に温かいのがいいと言うのも変ですが)

    こうして網走の夜は深々と更けて行くのでした。

    今でもこんなに寒いのに、冬はどんなにスゴイのでしょう。

    昨日から20キロくらいは進んだでしょうか。

    疲れて来たのかだんだん走行距離が短くなってきました。

    こんなペースで予約してある帰りのフェリーに間に合うのでしょうか・・、ちと不安です。

    ・・

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  • 電力に不安を抱えながらサローマ湖へ

    電力に不安を抱えながらサローマ湖へ

    北海道遠軽町の白滝高原キャンプ場に居ます。

    朝から雨の予報でしたが、今のところまだ大丈夫な様子です。

    昨夜はあのインチキ師匠の乱入で、さぞ大変だったであろう大阪のご夫婦・・・

    疲れているのか全く声が聞こえて来ません・・・

    そんな事より今日は朝から大変なのです。

    ブログ書いてたら床下から何かがピーピー鳴り出して、何時まで経っても鳴り止まないのです。
    この床の下には何やら良く分からん機器が詰まっているので、たぶん何かの警告音だと思うのです。

    あてにならないサブバッテリーの残量計を見てみると、アナログの針がレッドゾーンに入ってる・・・、バッテリーが無くなったか・・・

    今までもこんな事は何度かあって、その度にインバーターのスイッチを切れば音は止まっていたのですが、切っても切っても今回は音が鳴り止まないのです・・・

    う~~ん・・・、マンダム・・・、どうした事か・・・、床下を覗いたところで対処法がわかる訳も無く・・、取りあえずエンジンを掛けてみたら、何とか止まってくれて一安心。

    と、いう事はやっぱりサブバッテリーの警告音だったのでしょう・・、発電機が回ったので止まったという事か・・、でも、こんなの始めてなのですよ。

    でも、何でこんなにバッテリーが消耗するのでしょう・・、常時使ってるのは冷蔵庫1台だけだし、テレビも1時間くらいしか見てないし、早く寝るので照明もそんなに長く点けてないのに・・、そもそもサブバッテリー自体も、替えてから1年半くらいしか経ってないのです。

    でもよくよく考えればずっと天気も良くなくて、ソーラーパネルもそんなに発電してないだろうし、最近は走行距離も短かいので、そもそも残量が少なかったのかも知れません。

    とにかく朝飯を食べます。

    今朝は久しぶりにオートミールを玉子雑炊風にしたつもりなのですが・・・

    どうです・・、チャーハンみたいでしょう。

    出発前にあんまり汚れがヒドイので、前だけでも洗ってやろうとしたのですが、

    汚れが酷くて、ちょっとやそっとじゃ落ちません。

    やっぱり、本格的にやらなきゃダメなようです・・・

    近くの皆さんにお礼を言って出発しようとすると、疲れてるはずの隣の大阪のお母さんが「お気をつけて」と深々と頭を下げて下さいました・・、嬉しいものです。

    おお!・・、奥で西宮オヤジが手を振っています・・、なぜ頭からタオルを被っているのかは謎ですが、人なつっこくていいオヤジでした。
    チミと一緒に釜焚きした事は一生忘れんからなー、たぶん。
    もう逢うこともないだろうが、同級生よ、元気でなー!

    出発早々、雨が降って来ました。

    今日はサロマ湖のキャンプ場に行こうと思っています。

    今の気温は24度・・、全くの別世界です。

    途中の道の駅で休憩して、

    二匹の猿の芸をしばらく見て、

    先に進みます。

    途中のスーパーで買い物して、

    駐車場をお借りして昼食を食べ、

    しばらく野口ごろごろと休憩します・・、窓から涼しい風が入って来てイイ気持ちなのですよ。

    家を出た時からあそこに置いてある麦藁帽子・・、あの体勢でなぜか落ちてこないのです・・、まだ一度も出番が無いので、ジッとガマンの子で待っているのでしょうが、この辺りに居る限り出番が回って来る事はないでしょう。

    モダがあったので給油をします。

    171円は高いと思ったらスロットの3円引きで168円・・、まあ、こんなもんか。

    29.51リットルの給油に対して、

    走行223.7キロって事は、

    リッター7.58キロ・・・、もうどうでも良くなって来ました。

    遠軽町を抜けてしばらく走ると、

    サロマ湖が見えて来ました・・、2年ぶりのサロマ湖です。

    これまた2年ぶりの道の駅サロマ湖に立ち寄ってみます。

    2年前には500円だった名物の帆立貝焼が600円になっとる・・、でもまあ今日の値上げラッシュの中で、よく100円の値上げで頑張ってると言うべきでしょう・・、ここでこれ食って生ビール飲んだらさぞウマイ事でしょう。

    おお!・・、これが神ブログでよくイジられているサローマの休日ですな・・、ちょっとチンケな・・、そう言えばせっかく大間に行ったのにオーマの休日を見てなかったわ・・、まあ、どうでもイイけど。

    出発しようと駐車場に戻ったら隣に手造りの軽キャンが・・、しかも広島の福山ナンバーではないですか。
    瀬戸内を挟んでのお向かいさんなので、挨拶しようとお声がけしたら、

    夜の訪問者さんです・・、昼だけど。

    北海道に来ている事は知っていて、よくコメントを頂いていたのですが、まさかここで出会うなんて・・、これが縁と言うものなのでしょうか。

    今から行こうとしていたサロマ湖のキャンプ場に一緒に行くことになりました。

    サロマ湖畔にあるキムアネップ岬キャンプ場に到着です(写真撮るの忘れた)。

    静かで広くて夕陽が綺麗(雨なので見えない)なそうなのですが、駐車場からトイレがとっても遠いのです(また写真撮るの忘れた)。

    居心地が今ひとつ良さそうに無いので、近くの道の駅に行くことに。

    雨が本降りになって来ました。

    大雨が降る中、道の駅メルヘンの丘めまんべつに到着です(またまた写真撮るの忘れた)。

    夜の訪問者さんはお酒を飲まないので、食事でもしようとレストランに行ったのですが、本日休業(またまたまた写真撮るの忘れた)。

    売店に弁当らしき物も売ってないので、車で近くのラーメン屋さんへ(これは撮っていた)・・・

    注文したラーメンの登場です(またまたまたまた写真撮るの忘れた)。

    夜の訪問者さんは野菜ラーメン、ワタクシは焦がしネギラーメン(また×5写真撮るの忘れた。ついでに店のオヤジが焦がしネギ乗せるの忘れて持って来た)です。

    ラーメンを食べながら年金問題を中心に話をしてたのですが、さすが北海道・・、ラーメン屋なのにクーラーが入ってないのです。

    汗だくになってしまったので退散・・・

    大雨の中、道の駅に戻って来ました(また×6写真撮るの忘れた)。

    夜の訪問者さんと別れてカンビンの中でビール飲みながら野口ごろごろと・・・

    テレビでは40度越えの危険な暑さとしきりに伝えています。

    北海道の人達は、こういうニュースをこういう感覚で見ていたのかと、やっと理解する事ができました。
    やはりここは別世界です・・・

    網走の辺りまで来ています。

    今夜は強い雨が降り続きそうです。

    ・・

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  • 五右衛門風呂奮闘記

    五右衛門風呂奮闘記

    北海道当麻町のとうまスポーツランドに居ます。

    今朝方から雨が降り始めて、今も降り続いています。

    昨日は居なかった車が夜の間に何台もやって来たようです。

    TKGの朝ご飯を食べて、

    雨の中を出発します。

    やっぱり天気は大事なもんで、気分が全然違います。

    偶然通りかかった所に当麻駅がありました。

    何故かこういう錆びれた雰囲気が好きなのです・・、錆びれた飲屋街と同じように。

    昔は多くの人が行き交っていたのだろうこの改札・・、当時の光景を想像してしまいます。

    北見市方向に向って走ります。

    走っているとバイカーや、

    サイクリストに多く出会います。
    移動手段は違えど多くの旅人にとって、やっぱり北海道は憧れの地なんだと改めて思うのです。

    こんな山道を2時間ほど走って、

    キャンプ場にやって来ました。

    白滝高原キャンプ場です。

    到着するなり右の怪しいジイサンが、でっかい声で「こんにちはー!」と寄って来ました・・、お前は錦鯉か。
    声はデカいが言ってる事がチグハグで、言いたい事がよく分らんのですが、どうもこの大阪から来たご夫婦のご主人と釣りに行こうとしてるらしいのです・・、師匠なんて呼ばれてますが、まるで酔っ払いのような話し方で、どう見てもインチキ師匠にしか見えんのです。

    やっと解放されて一休みしたら・・・、そろそろ薪割りを始めようと思います。

    このキャンプ場には薪割りから火起こしまで自分ですれば、無料で入れる五右衛門風呂があるのです。

    五右衛門風呂といっても一つ一つの個室が4室あって、

    その中に立派な鉄釜があるのですが、

    ちゃんとシャワーや脱衣場まで付いていて、なんてワイルド感の無い五右衛門風呂なのでしょう。

    シャワーはしっかり10分100円です。

    先客が2人いて、左のオヤジは既に釜戸の火がよくおこっています。
    右のオヤジはこれから始める様子・・・

    それではまず薪割りから始めましょう。
    何を隠そう何も隠してないのですが、子供の頃はウチでも風呂は薪で沸かしてて、薪割りなんて親爺に言われてよくやってたのです。
    フッフッフ・・、フが三っつ・・、素人さん、よく聞いときなさい・・、薪は腰で割るのですよ・・・と、テレビで言っていた。

    どおりゃああ~~~!!!

    ふっふっふっふ・・、ふが四っつ・・、たわいも無い・・、ワタクシにかかればこんな薪なんて、いとも簡単に割れてしまうのだ。

    うっぐぐぐ・・、次はこれか・・・、太っ。

    実はさっきのオヤジ達がいいサイズの薪を使ってしまって、こんな太っといのしか残ってないのですよ・・、こんなの斧で割れるか?

    とか何とか言ってても仕方がないので、

    再び、どおりゃああ~~~!!!

    おお!・・、何と言う芸術的な割れ方・・・、秘技、四分の一割り・・・、達人ともなるとこんな技も持ってるのです・・、もう二度と出来んけど・・・

    そんなこんなパンナコッタで、薪が割れたら釜に水を入れて、

    薪を釜戸に入れて着火剤代わりの枯葉を詰め込んだら、点火!

    燃えよ、ドラゴン!、ファイヤーーー!!!!

    燃えん・・・

    燃えんよドラゴン・・・

    どうも薪が湿っていて、なかなか火が付かないようです・・・

    ウチワで扇ぎながらヘラヘラ笑ってる兵庫県の西宮から来たというこのオヤジ・・、ワタクシが来た時からずっとやってるのにまだ火が着いてないのです。
    左は全く何の関係も無い近所のオヤジ・・、聞いても無いのにアレしろコレしろとお節介を焼くのです・・、でも、とってもいい人。
    西宮オヤジはここが3回目だと言う割にはどんくさくて、中半諦めてビールを飲み始めました。

    しばらくしてひょっと見ると、酔っ払ったのか西宮オヤジが釜戸に潜り込んで何かゴソゴソやっている・・、あんた、そこで火をつけたらあんたが燃える・・、自分が火種になってどうするのよ・・・、それじゃあまるで火葬じゃないか・・・

    アホはほっといて、自分の釜戸を・・・

    なかなか薪が燃えないので、私有物の薪を持って来ました・・、何処かで焚火をする時のために積んでたのですが、乾燥した燃えやすい針葉樹なので、これを使えばすぐに火がおこるかと。

    ついでに掟破りの着火剤も使って、ファイヤーーー!!!!

    おお!・・、見事に薪が燃え始めましたぜ。

    横を見ると、まだやってる・・・、やっぱり本物のアホかも知れん。
    でも見るに見かねて、これ使いなさいと私物の薪と着火剤を分けてあげたら、

    満面の笑みです・・、やっと釜戸から出て来ました。

    ワタクシのおかげで火おこしに成功した模様です。

    あんた、本当に3回目も来ているのか?

    それでもなかなかお湯が沸かなくて、追加で薪を持って来てもらって、割ってはくべ、割ってはくべの繰り返し・・

    薪を燃やし続けること約2時間・・、血と汗と涙の結晶で、やっと風呂が沸いたのでした。
    パチパチパチパチ…

    ところがギッチョンチョン・・・、
    さあ、入ろうと思ったら火が燃え続けてるもんで、入る頃には熱湯風呂になってしまって・・、今度は水をジャージャー入れて温度を下げる・・・

    そして高速で桶でかき混ぜて、メデタク入れる状態に・・・

    ここからがテクニックが必要なのです。
    子供の頃はよくやってたのですが、果たしてあの頃のようにウマく入れるのか。
    まずは底板を湯船に浮かべて、

    両足で押さえながら体重を乗せて、板を沈めていくのですが、

    その時なのです・・

    板が足からズルッと外れてすごい勢いで水面から飛び出して来て、板の角がガツンと顔面直撃!!

    この瞬間・・、入る時には気を付けろと、よく父ちゃんに言われていたのを思い出したのですが、時既に遅し・・・

    歯が折れたかと思ったくらい痛かったのですが、何とか無事だったみたい・・、その代わりに唇が腫れてきました。

    汗だくになって薪割って、2時間も釜戸炊いてこのありさま・・・

    湯船に浸かれたものの放心状態のワタクシなのでした・・・

    風呂からあがって外でビールを飲みながらほてりを冷まします・・、ああ・・、涼しくて何ていい気持ち・・、これを極楽と言うのでしょう・・、唇が痛いけど・・・

    すると西宮オヤジがやって来ました・・、ワタクシのおかげで風呂に入れたようです。
    話をしてるとどうも同じ歳のようで、旅の行程や家庭環境もよく似てるよう・・、共通点が多くてとても他人と思えないなんて言うのです・・、出来れば他人であって欲しいのですが・・、でも人が良さそうなおしゃべり上手なオヤジなので、今夜一緒にイッパイやれば楽しいだろうなんて思ってたのですが、

    どうもお隣のご夫婦の身内らしくて、ご主人無口で合流は無理みたい・・・

    ちなみに、釣りに行ったご主人とインチキ師匠は、

    こんな立派な釣果をあげて帰って来てたのでした。(でも、一匹もくれなかった)

    側にバイク爺さんも居たのですが、今日300キロ走って来てかなり疲れてる様子だったので、

    今夜は淋しい一人酒に・・・

    レトルトのモツ煮込みがあったので、

    鍋にうどんと一緒に投入・・、ううっ、うどんが浸からん・・

    モツ煮込みうどんになる思惑が、モツ焼うどんに・・

    ・・と、これが以外にウマくて絶品だったのでした。

    一人ダラダラ呑んでると、隣の話し声も聞こえなくなって来て、どうももうお開きになったよう・・、空き缶を片付ける音もして、西宮オヤジも帰った様子・・、だったのですが、

    しばらくすると、あのインチキ師匠のしゃげた声が響き渡り始めたのです。
    どうも、片付けをしていたご夫婦のところに、酔っ払って乱入した模様・・、お気の毒・・・

    その後、ご夫婦の声は全く聞こえず、そのしゃげた声の独演会はしばらくの間続いたのでした。
    ああ、かかわり合いにならなくてヨカッタ、ヨカッタ。

    今日はこんな所まで来ました。

    居心地が良いので、ここでもう一泊してもイイかも知れません・・、ウォシュレットだし。

    でも、明日は雨の予報・・、明日の朝また考えます。

    ・・

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  • 旭川はパソコン鬼門地帯なのか

    旭川はパソコン鬼門地帯なのか

    ※ 昨日はブログをアップしたつもりが出来てなかったようです、すみません。


    北海道士別市のあすなろ公共駐車場に居ます。

    昨夜は本当に静かで、車の出入りも全く気になりませんでした。

    確かに静かさはSランクです。

    何時ものように朝食を食べて、何時もの朝のように思えるのですが、

    朝からパソコンがおかしいのです!!

    ケラケラケラケラケラ・・・・

    アホか・・、その可笑しいじゃなくて、パソコンの調子が変なのです。

    写真をうまく取り込めず、メールも受信しておらず、データのバックアップもしていない・・、オマケにスマホのGoogleマップが位置情報を認識しないのです・・、壊れたか。

    実はこのパソコン・・、一昨年の旅で来た時に、前に使ってたパソコンが急に調子が悪くなって使えなくなり、旭川のヤマダ電機で急遽購入した物なのです。

    旭川と言えばもう目と鼻の先・・、2年ぶりに里帰りした途端に調子が悪くなるなんて、これは誠か藤田まこと・・、旭川はパソコンにとって鬼門なのか、はたまたヤマダ電機の策略か・・・

    結局、南極、北極、大阪造幣局・・、お昼前までスマホで必死に調べて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤した結果、何となく対処法が分ったのですが、次の問題はこのmineoくんなのです。

    旅の間はこのmineoでスマホのデザリング機能を使ってパソコンを動かしているのですが、普段は通信速度が若干遅い節約モードで使っていて、これだと使い放題なのです。

    ただ、パソコンを復旧させるには大量のデータをダウンロードしなくちゃならないらしくて、この通信速度では全く話にならないので、仕方なく節約モードをOFFにしてダウンロードを始めると、

    ヒエ~~・・・、みるみるギガが減って行くではありませんか。

    これはイカのキン○マ・・、中断。

    これはちゃんとしたWi-Fi環境の整った所でやらねばならんようです。

    朝からずっとこればっかりやってて疲れたので、気分転換に近くの公園に移動しました。

    家族連れがテントを張ってキャンプをしていて楽しそう・・・、少し人恋しくなって来ました。

    お昼も過ぎているので、むーちんさん直伝の焼うどんの昼食です。
    直伝と言っても、スーパーの安い袋うどんをそのまま焼いたら、焼うどんが出来ると教えてもらっただけなのですが・・・、本当じゃ、ちゃんと出来とる・・、しかもウマウマ、パッカパッカ、ヒヒーンヒン・・・、この後スーパーでまた追加購入したのでした。

    ここは介護施設かと思えるような風呂に入り、

    取りあえず南下しようと走っていたら、

    また綺麗な景色を見つけて脇道に入り、しばらく立ち止まってしまいました。

    何故、こんなに何にも無い景色が好きなのでしょうか。

    何にも考えなくて良くって、ただ、ぼ~っと眺めてるだけで癒やされて、心が静まって行くような・・・、瀬戸内の海を眺めているのと同じような気がします。

    1時間ほど走って当麻町に入り、

    とうまスポーツランドに到着です。

    キャンプ場がムチャクチャ混んでたので、静かそうなこっちの駐車場に避難して来ました。

    ここに来る途中の道の駅のWi-Fi使ってダウンロードを試みたのですが、やっぱり遅くてうまく行かず、またここでしばらくゴゾゴゾと・・・・

    何とか写真の取り込みとブログは書けるようになったので、メールとバックアップは諦める事に・・・、しばらく休眠です。

    夕食は残っていたラム肉と野菜を炒めて・・、これもジンギスカンと言うのでしょうか。

    でも何か物足りないので、

    呑んでる間にご飯を炊きました。

    やっぱり肉にはご飯ですな~~・・・

    旭川の近くまでやって来ました。

    パソコン鬼門地帯・・・

    今日はパソコン対応に追われて何にも出来ませんでした。

    ・・

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  • 今夜は士別の町で・・、またですかい

    今夜は士別の町で・・、またですかい

    北海道枝幸町のウスタイベ千畳岩キャンプ場に居ます。

    午前3時半・・、東の空がうっすらと明るくなって来ました。

    昨夜は寒くて寒くて寒くて・・、寝袋を引っ張り出してくるまってました。
    北海道と言えども夏に寝袋だなんてと家に置いて来ようとしてたのですが、まあ一応積んどくかと持って来て正解だったのです。
    北海道舐めたらイカンぜよ。

    日が昇って来ました・・

    太陽さん、早く地球を温めてくださいな。

    カセットコンロの火が暖かいのです・・

    窓閉め切っているので、死ぬかも知れません。

    今朝は目玉焼きを焼いて、

    昨日の残ったお肉と一緒にご飯にのせてジンギスカン丼です。

    ウシウシ・・、モーモー・・、ウマウマ。

    飯が終わったら外に出て、昨日の残骸を片付けなければなりません・・、寒そう。

    あそこでテント片付けてるお母さんなんてダウン着てます・・、それに子供達はジャンパー姿・・・、まるで冬の光景。

    自分もフル装備でお片付けして、

    続いて食器の洗い物・・、うひゃあ、冷めてーー!!!

    そう言えば、何処かの道の駅の手洗い場はお湯が出てたもんな~~・・、やはりここは北の果てなのです。

    それでも車内に居るとイイ感じで、しばらく野口ごろごろしてたのですが、この天気では景色もイマイチなので・・・

    出発します。

    今日は海岸線を離れて内陸に向ってみようと思っています。

    相変わらずシカ注意の看板が至る所にあるので、

    道路の両側をキョロキョロしながら探すのですが・・・、そんなもん分るかーー!!

    シカと落石には注意のしようが無いのです。

    おお!・・、晴れて来ました。

    天気が変わると景色も変わって見えて、とってもイイ気持ちです。

    綺麗な景色を見つけたので、ルートを外れて狭い横道に入ってみました。

    どうです・・、絶景ではないですか・・・

    こんな、な~~~んにも無い風景が、何故か好きなのです。

    2年ほど前に行った波照間島・・、人に何が良かったかと聞かれる度に、何にも無かったのが良かったと答えるのですが、何にも無い草原で子ヤギ達が遊んでいる姿が今も脳裏に焼き付いてて、あの景色をもう一度見るためだけに、また行きたいと思うのです。

    山と畑しか無いこの景色を、しばらく路肩に停めて眺めていました。

    何が良いのでしょうか・・・、自分でもよく分りません・・・

    はじめ人間ギャートルズのエンディングテーマが頭の中を流れます・・、ナンニモナイ、ナンニモナイ…

    ついでに焼きそば作って昼食にしました。

    綺麗な景色を見ながら食べる焼きそばの味は、それはそれはいつもの焼きそばの味でした。

    近くでこんな小さな古い駅舎を見つけました・・、何とホームが木の板です。

    ホームの端まであるいて行くと・・・

    どうです、この何処となく懐かしい風景・・・、どこからか高倉健か渥美清が現れそうな、昭和の映画の一場面のようです。
    通り掛かりに偶然見つけた絶景なのでした。

    でも、ここにも熊が出る⁉

    熊に食われないうちに先に進みます。

    モダがあったので給油します。

    おお!・・、1等大当たり!
    5円引きになりました。

    給油29.78リットルに対して、

    走行277.7キロ。

    おお!・・、リッター9.33キロですぜ!
    平地が多いからでしょう・・、この旅最高の燃費です。

    名寄市を抜けてしばらく走り、

    士別市のあすなろ公共駐車場にやって来ました。

    ここは車中泊マップでSランク評価だったので来てみたのですが、よくある普通の駐車場に、

    トイレは隣の公園かい。

    う~~ん・・・、マンダム・・・、評価者の評価基準がすべてなのでしょうが、これがSならSだらけのマップになってしまうんじゃないかと思う今日この頃。
    でも、もう時間がないのでまあいいかと。

    でも、ここのイイところは町に近い事なのです・・、士別の町の散策に出掛けます。
    朝はあんなに寒かったのに、ここは少し暑いくらい・・、空気がモワッとしています。

    留萌や稚内のように町はだいぶ錆びれていますが、ちょっとマシな感じ・・、5時も過ぎたのでチラホラお店が開いてます。

    すごい名前のお店を見つけました。
    本当にぼったくられてもちゃんと標示してるのですから、文句言えないかも。
    ホンマモンかも知れません。

    これぞ昭和と言わんばかりのシブイ路地がありました。
    高度成長期の労働者達を癒やしてくれた場所なのでしょう。

    やってるお店はあるのでしょうか・・、貸店舗の貼り紙がアチコチにありますが、新しそうな看板もあるような・・・、当時はさぞイイ雰囲気だったのでしょう。
    こんなレトロな飲み屋街を、是非復活させて欲しいものです。

    イイ感じの居酒屋さんを見つけて入ったのですが、カウンターが無くて小さな個室に通されました。カウンター越しに士別のオヤジをからかいながら呑みたかったのですが、クマモンと話すしかありません。
    テレビを見ながらビールを飲む・・・、これではカンビンで飲むのと変わらんじゃないか。

    料理が揃ったので次はメガハイ。

    ツブ貝の刺身がないと言うので焼きにしたら・・、やっぱりツブは刺身やね。
    これならサザエの方が好きかも知れません。

    ならばと、北海道に居るのに何故か宮城の酒を頂いて、

    早々と終了。

    外に出たら、寒っ!!!、さすがに日が落ちると冷えるようで、半袖では寒いと思っていたら、現地の人は半袖に半ズボン・・、やはり身体のつくりが違うのでしょう。

    震えながら歩いていると、こんなグッドなタイミングでラーメン屋さんが・・・、これは入るしかないでしょう。

    寒いと言いながら何故か冷たいビールを注文してしまう今日この頃。

    すると奥さんが枝豆を出してくれました。

    温かかったので生ですかと尋ねるたら、冷凍ですと近藤春菜似の奥さん。ビールを孤独に飲んでるオヤジのために、冷凍枝豆をサッとお湯で戻して出してくれたみたいです。
    先代が昭和57年にここで創業して以来、ずっとここでラーメン一筋でやってるそうで、今は夫婦2人で切り盛りしてるそう。
    商売してると何処にも行けなくてと、自由に旅するオヤジに羨ましそうに言う奥さんの横で、黙って耐えてるご主人が、何だか気の毒に思えてしまいました。

    これが自慢の旭川ラーメン。
    このスープウマイねと言うと、ご主人満面の笑みに変わって急にウンチクを語り始めたのです。
    なんでもこの店はチェーン店ながら味をアレンジしても良いらしくて、何種類もの拘りの食材から取ったご主人渾身のスープなのだとか・・・、まっ、ラーメン屋ってそんなもんでしょうけど・・・

    その後は何故かタコ焼きの話で盛り上がってしまい、他の客も居ないヒマなラーメン屋はタコ焼きの焼き方教室と化してしまったのでした。

    ああ・・、何処に行ってもヒマな店の店主はよく喋ってオモロイわ(笑)

    日も暮れかけた淋しい町を震えながらトボトボ歩き、

    Sランクのホテルに帰って来ました。
    車も少なくなって静かそう・・、本当にSランクかも知れません。

    こうして士別の夜は更けていくのでした・・・

    まだ明るいけど。

    海岸線から、こんなに内地に入って来ました。

    明日はもう少し南下しようかと思っています。

    ・・

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  • 日本の最北端にたどり着きました

    日本の最北端にたどり着きました

    北海道稚内市の勝手に停めた駐車場に居ます。(Googleマップには無料駐車場と標記があります)

    昨夜は長袖・長ズボンでタオルケットにくるまって寝たのですが、寒いのと強風で一晩中車がグワングワン揺れて、何度も目が覚めてしまった結果・・、3時半に寝られなくなってしまいました。

    もう空が明るくなって来ています。
    ここは日本最北端の町・・、夜明けも日本一早い町です。

    4時になるともうこんなに明るくなりました。

    この時間帯にブログを書くのが集中出来て、一番はかどるような気がします。

    今朝は何故かだし巻き玉子の気分なのです。

    形は悪いが食べれば同じ。

    ザ・日本の朝食です。

    トイレに駅まで行って、温度計を見たら19.6度ってか。

    まさかの20度切り・・・

    どうりで、皆さん上着を着て歩いています。

    出発します。

    到着しました。。、早っ!

    ここには100円シャワーがあるという情報を入手したので、試しに来てみたのです。
    正直、100円シャワーなんて衛生的にどうなのかと思っていたのですが、

    立派な個室が幾つも並んでて、

    掃除が行き届いていてピッカピカなのです。

    脱衣場も広くて、カビや汚れなんて一つもありません。

    そのうえこの洗面台の綺麗なこと・・、その辺の入浴施設なんかより数段上です。

    さらにドライヤーは無料・・、これで100円なんてオジさんビックリ・・、稚内市は素晴らしい所なのです。

    熱いシャワーを浴びたので、港の冷たい風が気持ちいい・・・

    涼みながら稚内港をしばらく眺めていました。

    サッパリした後は、ノシャップ岬に行ってみます。

    ここから10分くらいなので、住宅街をひょひょいを走っていたら、

    うおっ!・・、シカが道路を渡ろうとしていて急ブレーキ・・・
    シカもビックリして止まってくれました。

    も少し走るとまたシカが・・・

    まったく・・、横断歩道を渡らんか。

    グヲッ!・・、シカシカシカシカシカ歯科市価がウジャウジャと・・・
    普通に民家のそばで草食ってます・・、恐るべし稚内・・、わっかんない?

    そんなこんなパンナコッタで、ノシャップ岬にやって来ました。
    二年前と何にも変わってなくて、ちょっと淋しげなのですが、

    ワタシャこっちの方に興味があるのです・・、この日本を守るレーダーサイト群。
    日本の最北端の町なんてロマンの香り漂う牛乳石鹸のような響きですが、外国との国境を有する最前線の町でもあるのですよ。
    ぎゅうにゅう石鹸♪、良いせっけん♬~なんて、のんきに歌ってる場合ではないのです。
    平和な事が普通のように言う人が居るけれど、平和は努力の結果勝ち取るものだと思うのです。

    一度、稚内の町に戻って、

    パースーで買い物しておきます・・、この先にはあまり無いようなので。

    駐車場の片隅をお借りして(実は真ん中に停めてる)、お昼をいただいて、

    次は日本最北端の宗谷岬に向います・・・、ああ、そうや、そうや。

    青い空に青い海・・、日本の端っこの海岸線をしばらく走ったら、

    宗谷岬に到着です・・、ああ、そうや、そうや。

    日本最北端の碑にしては、ちょっとチンケシじゃないかと思ったアナタ、

    波照間島の日本最南端の碑なんて手書きですぜ・・・

    コレに比べりゃ数百倍立派なのです。

    18.2度ってか・・、ブルブル…、そろそろ瀬戸内が恋しくなって来ました。

    日本最北端から離れて行きます。

    しばらく走ってやって来たのはクッチャロ湖・・、何、食っちゃろか。

    ここのキャンプ場で今日は肉を焼いて食っちゃろと来てみたのですが、芝に横付け出来る場所が少なくて満席状態なのですよ・・、しかも騒がしそうでイマイチなので、

    先に進みます。

    何か今日は肉が食べたくて、稚内のスーパーで安いラム肉を買って来たのです。
    肉を焼きながら酒を飲む・・

    がはははははははは・・・、はが八っつ・・

    もう、それだけで頭がイッパイなのです。

    先に進んで正解でした・・、こんな素敵な所があるなんて・・・
    まるでハイジの世界じゃないですか(あれは山の話)
    緑地に乗り入れ出来て目の前が海だなんて素晴らしい(強風がビュービュー吹いてます)

    無料なのにゴミ捨て場まであるなんて、感無料(無量)・・・

    舗装された広い駐車場もあって、寝るだけならあっちの方も良さそうです。

    この看板を見て、テントで寝る勇気はありません。

    強い風が吹いてるのでカンビンを風よけにして食事会場をセットします。

    みなさんテントを張るのも大変そうです。

    強風の中、火を燃やすのは危険なのですが、こんな時に役に立つのが100均で買って来たこの豆炭。

    表面に着火剤が塗られているので、ライターで点火すると一気に燃え上がるのですが、

    すぐに消えてこんなイイ感じの炭になってくれるのですよ・・、火の粉が飛ばないので安心なんです。

    網を置いて肉を載せたら、

    ビールを飲みながら海を眺めて男のロマンに浸ります。

    う~~ん・・・、萬田久子・・・

    さすが北海道ですな~~・・、こんな綺麗な無料キャンプ場があるなんて・・、

    こんな所でのんびりして、明るいうちからビール飲んで肉食って、何て幸せなんだろうと、この絵だけ見れば思うでしょうが、

    実はとっても寒いのです・・・

    ウインドブレーカーを来ているのですが、気温が低いうえに冷たい風がビュービュー吹いて、冷たいハイボールがさらに身体を冷やすのです・・、お湯割りが欲しい。

    しかも、だんだん曇って来てさらに風が冷たくなって来て・・・

    もう、たまらん。

    残りの肉を一気に焼いて、

    撤収。

    そして・・・

    ああ、なんて快適なのでしょう・・・
    暖かい車内でテレビを見ながらイッパイやる・・、いつものコレが一番です。

    キャンプと言えば電気炊飯器で炊いたご飯。

    何時もの晩飯と変わらんような・・・

    やっぱり一番ここが居心地が良いのです。
    ダラダラ呑んでも何時でもゴロンと寝られる・・、これ以上の居酒屋があるでしょうか。

    今夜は寝袋を出さなきゃいけません。
    少し南に下がって来たのに、昨日の稚内より寒いのです。

    明日は内陸に入って行こうと思います。

    ・・

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