余市町のワイナリーを見学して、そろそろフェリー乗り場に行こうかと思ってたのですが・・

近くに観光名所があると言うのでチョイと寄り道してみます。
フェリーの出航時間まではまだまだ時間があるので、時間を潰せる所があるのはありがたいのです。

海沿いの道に出て、沖を眺めて見えたのがローソク岩・・・

よ~く見るとなるほど・・、ペンや指にも見えるが確かにローソクに見えん事もない。
しかしどうしてこんな岩が出来たのか・・、自然の力って本当に不思議だと思うのです・・

夕陽が乗っかれば確かにローソク、オンリーワン。
こんな光景を見られる人は、本当に運がイイんだと思います・・

フェリー乗り場に向かう途中で道端で蒸したトウモロコシを売ってるのを発見!
即、停まって1本買って、その場で二人でムシャムシャかぶりつきました。
まだ時期が早くて北海道産のトウモロコシは全く見かけず諦めてたのですが、最後の最後にありつくことが出来ました・・
きっと神様がご褒美をくれたのに違いありません。←なんの?
小樽のフェリー乗り場に到着しました・・
出航まではまだまだ時間があるのですが、ここで野口ごろごろ待つ事にします。
さすがに関西、中国、四国、九州ナンバーが目立つのですが、中には北海道のナンバーもポツポツと・・・
ワタシ達とは逆でこれから旅に出るのですね。
なんだか羨ましく思えて来るのです・・・

そろそろ夕陽が沈みます。
またここに来られる日は来るのでしょうか・・・
先の事は誰にも分りません・・・

そしてやっと乗船の時間・・・
次々と車が船に入って行きます。
さよなら北海道・・・いと悲し。

船室に入ってビール呑んで、しばらくグタグタして眠りました・・
疲れていたのかグッスリと、朝まで眠る事が出来ました・・・
朝です。
行きと同じく「早く飯食いにレストランに来い!(本当はもっと丁寧です)」という船内放送でたたき起こされました・・
新日本海フェリーさん・・、長い船旅、朝はゆっくりさせてくださいな・・・

朝食は持ち込んだパンで済ませて風呂に入り、本を読んで時間を潰してやっとお楽しみの昼飯の時間です。
アタシャあっさり塩ラーメンなのですが、奥様、行きと同じくまたイクラ丼食ってます・・、なんて自由なのでしょう・・、まだ北海道気分でいられるなんて・・、凄し。

昼飯後はまた退屈な時間がやって来ます・・
こんな景色をたまに見ると、ああ綺麗なんて思うでしょうが、ずっと見てると何の変哲も無いただの海と空・・、マンネリ以外の何者でもないのです・・・

夕食を食べ終えても・・・

まだ陽は沈みません・・・
舞鶴入港は21時15分・・、まだまだ船で耐えなきゃなりません・・・

そしてやっと舞鶴港に接岸して下船・・・
コンビ二で買い物してすぐに高速に乗っかって、最初のPAでイッパイやって眠りました。
明日はカンビンと走る最後の日・・
最後の想い出の日にしたいと思います・・・
そして翌朝・・・
カンビン本当のラストラン!
が・・・
写真が一枚もありません・・・
旅が終盤に近づくにつれて、どうせもうブログなんかUP出来ないんだから感が増幅して、とうとう一枚も写真を撮っていなかったのです・・、カンビン最後の勇姿なのに・・・
たぶんこんな感じで帰ったんだと思われます・・
行きも帰りも全線高速・・、仕方ないんです、時間が無いのですから・・・

そしてめでたく無事帰宅したのでした・・
その数日後・・・
洗車して旅の汚れを落としてあげて、車内の電子レンジなんかの配線を取り外したり、後付してた棚を外したりして、数日掛けて荷物をすべて下ろしました・・

全く荷物が無くなったカンビンの車内・・・
何かすごく新鮮な感じがして、まるで初めて出会った時のあのワクワク感が蘇って来ました・・
一緒に旅した6年半・・、いろんな事がありました。

数日後・・、カンビンはフジカーズジャパンさんに引き取られて行きました。
買ったお店にまた帰ったのですから、里帰りってとこでしょうか・・・
いや・・、出戻りか?・・
カンビンと旅した瀬戸内脱出計画…
相棒がいなくなってしまったので、ひとまずこれで終わりです。
ご縁あってお逢いした皆さん、コメント頂いた皆さん・・、そして、こんなくだらんブログを見て下さった皆さん・・、どうもありがとうございました。
もう長旅は出来そうにありませんが、たまにゃキャンプや車中泊くらいはしたいので、それが出来る新しい相棒を探そうと思ってます。
また、そのうち新たなスタイルでお逢い出来れば幸いです。
う~~ん・・・、マンダム・・・
では。
・・
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