旅に出ないおやじの日常

人情溢れる三津の渡し…です

こうこく

 

 


13日も雨のようです・・・・

皆さん、これだけ見事に雨マークが並んだ天気予報を見た事がありますか…、しかも、楽しみにしていた旅先の天気がすべて雨なんて・・・・、雨男の中の雨男でも、なかなか出来るものではありません・・・、スロットやスクラッチでも同じマークが3つ並べば当たりなのに、14個も並ぶとスーパー・ウルトラ・ダイナマイト・デラックスハンバーグ大当たりで、大谷の年俸くらいくれても良いのではないのでしょうか・・・・、この💩め!

松山は今日もこんなに良いお天気です。

交換出来るもんならしてやりたいものですが、そんな事はドラえもんの道具でも無ければ出来る訳もないので、

いつものようにウォーキングに出掛けています。

今日は車で走って三津浜漁港までやってきました。以前、近くに住んでた時によくウォーキングしていた所なのですが、久しぶりにこの辺を歩いてみたくなったのです。

数日前にブログで紹介した、あの三津浜焼きの三津浜です。

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港の裏側にはこんな静かな…、いや、寂しげな道があって、一人静かに歩く事が出来るのです。

途中にある公園らしき所ですが・・・、なんか怖い~…、入って行く勇気がありません…不気味です…。もうちょっと公園らしくならんもんですか…

道を進んで行くと港を挟んだ街の反対側に出てくるのですが、

時代に取り残されたかのような、レトロな一角が残っているのです。

昔は活気で満ち溢れていたであろう小さな造船所が、ひっそりとたたずんでいます…、今もやってるように思いますが、誰もいません・・・

昭和の建物ばかりの狭い通りを進んでいても、誰にも会いません・・・、まるでタイムスリップしたかのような風景ですが、なぜかホッと落ち着く雰囲気なのです。

こんなボロボロな建物や、物が散らかった様子に何故か癒やされるのです。子供の頃は何処でも遊び場になってしまってて、こんな所は絶好の秘密基地になっていたでしょう。ここで育った訳ではありませんが、懐かしささえ感じてしまいます。

海があって、空き地があって、遊び場があって、そして静かです・・・、子供の頃の風景がそのまま残ったような、不思議な空間がここにあります。

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通りを抜けて突き当たりを曲がると、

知る人ぞ知る、知らない人は知らない、三津の渡しがあります。

知らない人に教えてあげましょう、ほら、グーグルマップにもちゃんと載ってます。この、港の両岸は陸続きなのですが、周囲をグルッと回るととっても時間がかかるので、この最短距離を小舟で渡してくれるのです。では、乗ってみましょう。

今は船が対岸にいるようなので、

このボタンを押すと船長さんが気付いてくれて、こっちに向かえに来てくれます。

近づいてきました、全く波も建てないで静かに近づいてきます…、まるでワニが獲物を狙うかのように、そ~っと寄ってきます…、知らない人はちょっと怖いかも・・・・、

なんて事はありません。たった一人しかいなくても、わざわざ迎えに来てくれる、とっても優しいお船なのです。いつもは船長さん一人なのですが、今日は係の人もいるようです。

こんな簡易な席が10席あるだけなので人と自転車しか乗れませんが、市営なので運賃はタダです。こんな素晴らしい住民サービスが他にあるでしょうか!

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港の中を小舟がゆっくり横切って行きます。海面が目の前にあって、いつもの景色と違う視線から港を見る事が出来ます。わずか2~3分の船旅ですが、とってものんびりとして贅沢な時間です。

うお~、もう着いてしまった…、もっと乗っていたかったのに・・・、なんてわがまま言ってはいけません。この航路は高浜2号線という歴とした市道なのです。年中無休、無料で地域の人を運んでくれる人情溢れる小舟なのです。

接岸!…といっても、船のエンジンでグイグイ押し付けて、離れないようにしてる間に降りなければなりません。自転車の人は時に大変です、今は潮が満ちていますが、潮が引いてる時はもっと海面が下がるので、自転車を抱えて階段を登らなければなりません。それもまた味があって昭和の風景のようではありませんか。

たった一人をわざわざ迎えに来てくれて、こちら側に渡してくれました。お礼を言って船を下りました。なんだかとってもほっこりして良い気持ちです。

ここからはこんな通りを歩いて車に向います。

まるで子供の頃に戻ったような、心温まる昭和が残る港町でした。

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こうこく




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