旅に出ないおやじの日常

仲間と飲むって、本当~にいいもんですね・・

こうこく

 

 


久しぶりに街に出て飲んでいます・・・

昨年退職した会社の後輩3人が「久しぶりに懐かしいメンバーで飲みましょう」と誘ってくれたのです・・・

10年ぶりくらいに会う人も居たので、とっても懐かしくて・・、超楽しくて・・・

楽しすぎて写真を撮るのも忘れてしまって、店を出た後のこの写真しかないのです・・・

ワタクシを含めてこの3人は、みんな10歳くらいずつ離れていて、30代、40代、50代、60代というそれぞれ違う世代・・・

10年位前に同じ職場で働いていたのですが、精一杯働いて、精一杯遊んだ気の合う仲間だったのですよ・・・、40年間働いた中で一番楽しかった職場だったかも知れません・・・

彼らとは飲んで騒いだエピソードがたくさんあるのですが、今でも忘れられないのは、当時、自宅から車で2時間くらいの山中に、畑をするための山小屋を借りていたのですが、冬のある日の土曜の昼に4人がここに集まって、肉なんぞを焼きながらドンチャンやってたのです・・・

もちろんこんな所に交通機関もないので、このままここに泊まって明日夜が明けたら帰ればいいやと思ってたのですが・・・

寝袋に包まってても寒いな~と思いつつ、朝になって外に出てみると一面の銀世界・・・

ここは四国山地の真っ只中・・・、平地と違って、たまには雪も積もるのです・・・

もちろんスタッドレスなんて掃いてるはずもなくてどノーマル・・・、これじゃ車で帰れんなと思いながらも、まあ、昼になったら雪も溶けるだろうと、雪だるまなんぞ造りながら童心に返って遊んでたのですが・・・、何時まで経ってもいっこうに溶ける気配もなく・・・

さすがにこりゃヤバいぞと思い始め、タクシーを呼ぼうとしても、雪の中こんな所まで来てくれる訳もなく・・・、誰かに迎えに来てもらおうとも思っても、こんな雪道走れる車を持ってるヤツも思い付かず・・・

交通機関を調べると、どうもバスは動いているらしい・・・、でもバス停はここから車で20分くらい山を下りた所・・・、歩くと3時間くらいかかるか・・・

山の集落なので近くに民家はあるのですが、遭難してる訳でもないので助けを求める訳にもいかず・・・、このままここでもう一晩過ごすかとも考えたのですが、明日、同じ職場のこの4人が同時に休む訳にもいかず・・・、う~ん・・、マンダム・・・

車を置いて、歩いて山を下りることに決めたのでした・・・

雪が溶け始めていたので靴もズボンもビショビショになって、これはサバイバルかと半泣きになりながら歩く事1時間・・・、ななな、なんと、なんと・・・、白馬の王子様が現れたのです・・・

白軽トラに乗った、とても王子様とは言い難いオヤジが現れて、どうしたの~~・・と、とぼけた声で・・・

事情を話すとバス停まで送るので荷台に乗れと・・・、に、荷台に乗っていいのか・・、昭和じゃあるまいし・・・と、思いつつも、この辺りはまだ昭和みたいなもんだろうとお言葉に甘えて乗せてもらったのですが・・・

濡れた身体に冷たい風が吹き付けて、凍り付くかと思うくらい寒くて痛くて、手の感覚がなくなって・・・、本当に死ぬかと思ったのです・・・

バス停のある町で下ろしてもらって、お礼言って、食堂であったか~~いうどんを食って生き返って・・・、バスを待ってまた2時間くらいかけて家まで帰ったのでした・・・

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そんなこんなパンナコッタで、こんな楽しい連中と昔話をしながら飲んでいたら・・・

なんだか社会復帰したくなって来たのです・・・

いつも近くに仲間が居るって、なんて素敵な事なんだろうと・・・

思いっきり働いて、思いっきり遊ぶなんて、なんて素晴しい事なんだろうと・・・

いろんな事を思ってしまう、人恋しい64歳なのでした・・・

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こうこく




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