旅に出ないおやじの日常

道後温泉にようおいでたなもし

こうこく

 

 


昨日の夜のテレビなのですが、10代の人にこんな言葉知ってますか?…みたいなのをやってたのです。その中で「魔法瓶」や「ナウい」と並んで「ブログ」が登場してたのですよ。なぬ!ブログは死語なのか・・・、ワープロや着メロとも同じ扱いです。バリ3やネットサーフィンってなんじゃい!!ブログは出てきてアベックやジーパンは出て来んのかい!!全く今の若いもんは、ブツブツ…👿、にほんブログ村の人は知っているのでしょうか。

死語テレビのせいで二日酔い気味の朝です・・・・ズキズキ

いーーーいお天気です。失業者にはもったいない青空が広がっています。絶好の布団干し日よりなのです。

せっかくのいいお天気なので、大食いのカンビンは留守番させておいて、セカンドカーでお出かけです。この道を真っ直ぐ行くと道後と看板に書いてあります。おお、久しぶりに道後温泉に行って観光気分に浸るのも良いかもしれません。灯台下暗し、将来もっと暗し…です。

JR松山駅近くの路面電車が走る道路に入っていくと、面白い踏切があります。

線路と線路が十字に交差してるのが分かるでしょうか、郊外電車の線路と裏面電車の線路が交差している珍しい踏切です。

郊外電車が通過する時は遮断機が降りて、路面電車が止まって待つという鉄ちゃん大好物の踏切なのです。どっちも同じ私鉄の電車なので良いのですが、違う会社だったらどちらを優先するのでしょう。踏切で止まらなければならない電車、一度乗ってみてはいかがでしょう。

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左手に松山城のお堀を眺めながら、道後方面に進んで行きます。

角を曲がると愛媛県庁の裏山に松山城が見えて来ました。松山市の中心にあって、お城を中心に街が広がっているのです。そう言えば、もう何年もお城に登っていません。もう少し涼しくなったら久しぶりに登ってみたいものです、ロープウェイかリフトで・・・・

路面電車がひっきりなしに走っています。各方面10分間隔くらいで走っているので、とても便利な乗り物なのです。特に朝晩のラッシュ時にはその間をスイスイ抜けて行くので、とっても爽快なのですよ。

道後温泉に近づいてきました。近くの駐車場に車を止めて歩きます。

道後温泉駅まで来ました。路面電車の終点で、道後温泉の玄関口です。

駅の横に坊ちゃん列車が展示されています。ん、確かこれは現役で走ってるはずですが、なぜここでサボっているのでしょうか。オフシーズンは週末しか走らないのでしょうか。

この駅は終点でこの先は行き止まりなのですが、コイツはなかなか世話の焼けるヤツで、方向転換するために、回転台の上に乗せて人力でヒイヒイと回してやらなければならないのですよ。笑っちゃう光景です。これがまた鉄ちゃんの好物らしいのですが。

道後温泉街の入り口です。道後のシンボルのからくり時計がありますが、1時間毎に動き出すので、まだ時間があります。その頃にまた見に来ましょう。

さすがに足湯には誰もいません。今日は30度超えの予報なので、皆さんに敬遠されています。ところで、あのネコみたいなのは何なのでしょう。ワタクシ、こういうチャラチャラしたの嫌いなのです。せっかくの美観を壊してしまっています。ビカンを壊しちゃビカン…ナンチャッテ。

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商店街を歩いてみましょう。人力車のお兄さん、ヒマそうです。

入り口に神輿が置かれています。そう言えば、もうすぐ秋祭りが始まります。3年ぶりに鉢合わせが行われるようなので、皆さんさぞ楽しみにしている事でしょう。昔は血が騒いだものですが、今はもう秋です・・・・?

アーケード内には砥部焼のお店や、

伊予かすりなどの地元産品のお店や、

瀬戸内料理や、

ジャコ天のお店なんかの、食べ物屋さんがたくさん並んでいます。

そうそう、愛媛は蛇口からミカンジュースが出るのです。

そして私達にはこれがタルトです。違うタルトがあるなら持って来てもらいたいもんです。

こんなお店が建ち並ぶアーケードを抜けた先に、道後温泉本館があるのですが、

何ですか、これは・・・ ペンキをひっくり返したような、子供の落書きのような・・

本来ならこんなのがドーンとあるはずなのですが・・・

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もう6~7年経つと思います。老朽化してきた建物を修復するため「平成の大改修」をする事になったのですが、平成が終わってもまだ続いています。そもそも昔の職人技で造られた古い建物なので、やってみないと何年かかるか分からない難工事と言われていたのですが、それよりもこの囲いのデザインは何なのでしょうか。道後の風情を壊してるように思います、個人的には不快であります、市長さん。

裏に回ってみると、こちら側は囲いのない部分あるようです。

部分的にですが、道後温泉本館の裏側を拝む事ができます。表の顔とはまた違った雰囲気です。

道後温泉本館の中にはいくつもの浴室があるのですが、その中に日本で唯一の浴室があります。それがここ、皇室専用浴室なのです。今では考えられない事ですが、明治の時代に造られたものなので、そう言う時代だったのでしょう。今もここだけは一般の人どころか総理大臣でも前澤友作が金を出しても入れない浴室なのですよ。

奥に石垣がありますが、実はここ絶好の車中泊ポイントなのです。道後温泉本館の直ぐ横にあって綺麗なトイレも完備された有料駐車場です。

この坂を登って駐車場に入るのですが、小高い丘の上にあって道後の街が見下ろせる、絶好の車中泊ポイントです。そりゃあ温泉旅館に泊まって旨いもん食うのが、いいに決まっていますが、先立つものが無ければ仕方ありません。

この料金なら、納得ではないですか、キャンピングカーも大丈夫です。道後界隈で飲み食いを楽しんでも歩いて帰れる、一押しの車中泊ポイントです。

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道後温泉街には他にも浴場があるのですが、ここは風情のある椿の湯、

そしてここが派手な飛鳥の湯です。以前は落ち着いた雰囲気の庭だったのですが、何年か前から地面がこんな事になってしまいました。アートなのかインスタ映えなのか分かりませんが、個人的には好きではありません。道後らしいもっと厳かな雰囲気を醸し出してほしいのですよ…市長さん。

そろそろ、からくり時計が動き出す時間なので、慌てて戻って来ました。もう観光客の皆さんが、場所取りして待ち構えています。

おっ、動き始めました。屋根が上がって時計が廻って、

マドンナと「坊ちゃん」の登場人物の登場です。まあ、こんなもんかと思ったその時です、

1階の床がせり上がってきて、何かが現れました。よ~く見てみると、

坊ちゃんの下にいるのは、風呂に入った裸のオヤジ達ではありませんか、これは恥ずかしい。周辺から笑いがこぼれています。

完成形です。おお、素晴らしい!皆さん拍手しています。裸オヤジの演出が最後に盛り上げてくれたようです。やっぱりオヤジは最強です!

皆さんの笑顔を見ていると、何だか嬉しくなってきました。本館の修復作業も終わって、早く活気のある道後に戻って来て欲しいものです。

久しぶりに訪れた道後でしたが、観光気分に浸れてとっても楽しかったのです。もっと地元に目を向けなくてはなりません。今度は自分が裸オヤジになって、ゆっくりと温泉に浸かりに来たいものです。

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こうこく




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